イタリアの飛び地「カンピョネ・ディターリア」から対岸のスイスの「ルガノ」までバスで行きそこから列車でイタリアに入りミラノで乗り換えリミニ駅で下車、バスでサンマリノという行程でした。写真はルガノ駅です。
カンピョネ・ディターリアの入り口(国境)です。手前がスイスで向こうがイタリア領カンピョネ・ディターリアです。旗は左から、カンピョネ・ディターリアの紋章、イタリア国旗、EUの旗です。人口は1971人(2017年)です。
ライン川が国境です。いよいよここよりリヒテンシュタイン公(侯)国です。今回の旅でおとずれた国は10カ国です。その間いくつもの国境を越えましたが全て何のチェックもありませんでした。それどころか何処が国境なのかよく判らないところがたくさんありました。”EU”がなければ今回のようなツアーは成立しなかったでしょう。イギリスの”EU”脱退の最大の問題点の一つにアイルランドとの国境問題があるという報道がありますがよくわかります。2003年にアイルランドのツアーに参加したときイギリス領北アイルランドからバスでアイルランドに入ったとき何の標識もなくチェックもなくいつの間にかアイルランドに入国したのにちょっとびっくりしたことを思い出します。当時北アイルランド問題でかなりの緊張感があったので厳しいチェックがあると思っていました。”EU”のおかげでした。
日本から21時間30分かけてようやくスイスのチューリッヒに到着しました。そこから2時間半かけてバスでアルプス山中を通りリヒテンシュタイン公(侯)国の首都ファドゥーツに到着しました。写真は途中の風景でスイスのバレン湖です。
10月17日より「欧州小さな国々夢紀行」というツアーに参加します。リヒテンシュタイン、サンマリノ、アンドラ、ヴァチカン、モナコ、自称独立国セボルガ公国、スイスにあるイタリアの飛び地カンピョーネ・ディターリア、フランスにあるスペインの飛び地リヴィアを観光します。
帰宅は10月27日でその間このブログを休載します。無事に帰宅できれば再開は10月31日を予定しています。(今回は地獄の閻魔さまもあきれ果ててコメントをする気にもならないようです)写真は旅程図でユーラシア旅行社からの提供です。