写真はモンテネグロの現地ガイドマリアさんです。ガイドブックにモンテネグロ人の70%がセルビア正教徒であると書かれています。そこで彼女にセルビア正教徒であるかを尋ねました。イエスと答えて注釈が入りました。モンテネグロは2006年にセルビアから独立しばかりなので今はまだセルビア正教徒ですが、間もなくモンテネグロ正教徒になるはずだというわけです。いずれも東方正教会ですが、カトリックと異なり各国別に東方正教会は分かれていてマケドニア正教会、セルビア正教会など呼びます。
「モンテネグロと日本は(現在)交戦中でお互い敵国」という話があります。それについては2006年7月16日をご覧ください。
2003年にスロヴェニア、クロアチアを旅行した時、ドブロヴニクから日帰りのオプションでモンテネグロを訪問しました。その時のことを2006年7月14日~26日にこのブログで紹介しています。そこでマケドニア人は「勇猛果敢」であると紹介しています。ところが今回添乗員の中田さんはマケドニア人は怠け者で有名だという紹介がありました。アッレと思っていたところ彼が土産屋に入って絵ハガキを見つけてきて私に見せてくれました。写真がそれです。これは日本語ですが、英語、ドイツ語などもありました。何故このような自国民を揶揄するような絵ハガキが土産物として売られていのか、マケドニア人は自虐的なのか、はたまた超ユーモアの持ち主なのか。
なおこの日本語は少し(かなり)不自然ですが熟読玩見してください。
このような小さいビーチもありましたが、観光客はいませんでした。一般にアドリア海の海岸は砂浜はあまりなく、しかも砂は砂利と言ったところです。
城内は中世人が現れそうな雰囲気をただよわせていました。日本ではあまり知られていない穴場の観光スポットでした。
この街の故事来歴は私には全然分かりません。日本語の資料は見つかりませんでした。16世紀地中海の歴史を描いたブローデルの名著であり大著「地中海」の索引を見ても1箇所も出てきません。ちなみに前々回紹介したコトルは14箇所あり、ドブロヴニクにいたっては100箇所以上ありました。