コタキナバルには著名な2つのモスクがあります。 写真上が州立モスクで、次が市立モスクです。 中国系の人の信仰は仏教で、中国系の仏教寺院もありました。 (写真下)マレーシアの人口の約60%マレー人で主にイスラーム教徒です。 約3割が中国系の人です。
マレーシアでは「ブミプトラ政策」がとられています。 ブミプトラはマレー語で「土地の子」を意味します。 人口の6割以上を占めるマレー系住民の経済的地位を向上させるため、経済、教育、就職面などで優遇する政策で、1971年から始まりました。
中国系の現地ガイドはバスの中で私が「ブミプトラ政策」につて質問をしたところ「親戚に警察官がいるが出世はでいないでしょう」などいくつか答えた後、「このバスの運転手は日本語が分からないマレー人なのでよいのですが、もしわかれば大変なことになります」と話しました。 「ブミプトラ政策」についての話はタブーのようでした。 そして不満は鬱積しているようでした。