100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ネパール」編 チトワン公園2 ワニ保護施設と熱川バナナワニ園

2022年04月15日 07時52分13秒 | ネパール

2007年 3月30日、4月1日の一部修正再録
 チトワン国立公園の中のガリアルというワニの保護施設に出会いました。そこで“ATAGAWA  ALLIGATOR  GARDEN   JAPAN “ と書かれている掲示板を見ました。(写真下)調べてみると静岡県東伊豆町の熱川バナナワニ園でした。そこでこの園にネパールのワニの保護施設との関係について問い合わせをしました。
 「熱川バナナワニ園」の木田裕巳さんから以下のようなメールが送られてきました。そのまま転載します。なお、このワニの呼び方ですが、英語名がガリアルで学名がガビアルのようです。また、このワニについての詳しい情報はこの「熱川バナナワニ園」ホームページをご覧ください。
始まりは。
「先代の園長木村亘(きむらわたる)と戦友だった日本山岳会の丹部節雄(たんべさだお)さんという方(今年1月にお亡くなりになりました)がヒマラヤ登山等の際ネパールに幾度と基地を構えている間に知り合いになったネパール政府高官を紹介して頂いた。当園の顧問の要職に就いて頂いていた。ということのようです。」
 その後
「昭和53年6月 インドガビアルの卵39個を導入し人工孵化に4頭成功。
昭和54年10月 ネパールよりワニ飼育の実習研修生1名を1ヶ月受け入れる。
昭和58年4月22日 ネパール政府よりインドガビアル8頭卵39個の寄贈を受け13頭孵化に成功。
昭和60年5月25日 ネパール政府よりインドガビアルの卵34個、内29頭孵化、とヌマワニの卵20個、20頭孵化が寄贈される。
昭和61年7月27日 ネパール国キング・マヘンドラ自然保護基金会長のギヤネンドラ殿下(ネパール国王の弟)夫婦一行が来園。
 以上がネパールとの交流の概略です」
  木田さんありがとうございました。

 

「ネパール」カトマンズ2

2022年04月09日 07時54分55秒 | ネパール

 写真左上はカスマンダブ寺院です。16世紀に、ネパール特産のサルーの巨木1本からつくられたといわれている、同国最古の建築物です。カトマンズという都市の名前も、この寺院に由来するとされています。
 写真右上は旧王宮の入り口の衛兵です。この衛兵の服装は200年前の軍服だそうです。
 写真右下はハヌマンドカ寺院の神様です。ヒンドゥー教にはたくさんの神様がいてその中の一人です。
 写真左下はクマリ館です。クマリはネパールに住む生きた女神です。国内から選ばれた満月生まれの仏教徒の少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たします。なかには初潮が来ず、50歳を過ぎてもクマリを務めているケースもあるそうです。拝観料を渡すとそのクマリが「つまらなそうに」(地球の歩き方p50)数秒間窓から姿を現します。ラッキーなことに誰か拝観料を渡したようで便乗して拝むことができました。写真が不鮮明で見にくいですが真ん中あたりに見えています。(本当は写真撮影禁止)
 カトマンズのホテルで夕食を済ませバーでブランディ(8ドル)を飲んでポーランド系アメリカ人Mike  Zakrewskyとつたない英語で雑談会話。


「ネパール」編 カトマンズ1 スワヤンブナート

2022年04月06日 07時52分57秒 | ネパール

 ネパールの首都カトマンズから観光は始まりました。最初の観光は大日如来が安置されているというスワヤンブナート仏教寺院です。ネパールではヒンドゥー教の信者が81%で仏教徒は8%といわれていますが、ヒンドゥー教徒もお参りして国家的なお寺といわれています。
 チベット仏教系なのでマニ車がありました。(写真中)マニ車を回転させると、回転させた数だけ内臓されたお経を唱えると同じ功徳があるとされています。
 多数の参拝者でにぎわっていました。というわけでお土産さんもにぎわっていました。(写真下)

「ネパール」編 poor but clean と若夫婦

2022年04月03日 07時52分33秒 | ネパール

2001年1月に「のんびりネパールとヒマラヤ・ハイキング」というツアーに参加しました。すでにいくつか紹介していますが、未紹介部分を中心にします。まずは最も印象深く今も強く忘れられないことを二つ。
 インド経由でネパールに来ていたアメリカ人観光客のおばさんと片言の英語で会話しました。その時の彼女の言葉が印象深く記憶に残っています。 “India is poor and dirty . Nepal is poor but clean.” (インドは貧乏で汚い。ネパールは貧乏だが、清潔できれい)
ドリケルでのヒマラヤ観光が天候不良のために自由時間になりちょっと街はずれでぶらぶらしていました。その時写真の若夫婦に出会いまいした。ご覧の通り、奥さん(ハニカミがなんともいえないかわいいですね)が重い荷物を持ち、彼のほうは手ぶらです。ここからが私の悪い癖です。身振り手振りと片言の英語(彼らのほうが上手)で「女に重いものを持たして男が何も持たないのは良くない」説教をたれました。どうやら通じたようで、彼のほうが胃が悪くて今町の医者に診てもらいその後買い物をしての帰り道だとのことでした。そして彼は私に家まで来ないかと招待してくれました。いったんは快諾したのですが、かなりの距離のようなので途中で失礼しました。今になっては彼らの家まで行くべきだったと後悔しています。彼の健康が回復していることを願っています。
次回からは時間を追って。

「海外で出会った日本」編24 ネパール3チトワン国立公園 熱川バナナワニ園

2007年04月01日 08時19分45秒 | ネパール

 「熱川バナナワニ園」の木田裕巳さんから以下のようなメールと写真が送られてきました。そのまま転載します。

 なお、このワニの呼び方ですが、英語名がガリアルで学名がガビアルのようです。また、このワニについての詳しい情報はこの「熱川バナナワニ園」ホームページをご覧ください。

 始まりは。

「先代の園長木村亘(きむらわたる)と戦友だった日本山岳会の丹部節雄(たんべさだお)さんという方(今年1月にお亡くなりになりました)がヒマラヤ登山等の際ネパールに幾度と基地を構えている間に知り合いになったネパール政府高官を紹介して頂いた。当園の顧問の要職に就いて頂いていた。ということのようです。」 

 その後。

 「昭和53年6月 インドガビアルの卵39個を導入し人工孵化に4頭成功。昭和54年10月 ネパールよりワニ飼育の実習研修生1名を1ヶ月受け入れる。昭和58年4月22日 ネパール政府よりインドガビアル8頭卵39個の寄贈を受け13頭孵化に成功。昭和60年5月25日 ネパール政府よりインドガビアルの卵34個、内29頭孵化、とヌマワニの卵20個、20頭孵化が寄贈される。昭和61年7月27日 ネパール国キング・マヘンドラ自然保護基金会長のギヤネンドラ殿下(ネパール国王の弟)夫婦一行が来園。以上がネパールとの交流の概略です」 

 木田さんありがとうございました。


「海外で出会った日本」編22 ネパール チトワン国立公園 熱川バナナワニ園

2007年03月30日 09時03分13秒 | ネパール

 ネパールのチトワン国立公園の中のガリアルというワニの保護施設で写真のような掲示板を見ました。“ATAGAWA ALLIGATOR GARDEN JAPAN “ とあります。調べてみると静岡県東伊豆町の熱川バナナワニ園でした。そこでこの園にネパールのワニの保護施設との関係について問い合わせ中です。返事をいただき次第このブログに紹介の予定です。ご期待ください。

 なお、チトワン国立公園については後日紹介の予定です。 


「ネパールのタルチョ」編4

2007年01月10日 09時02分03秒 | ネパール

 同じスワヤンブナート寺院のタルチョとマニ車です。マニ車とは、チベット仏教で用いられる宗教用具です。

 ご覧のようにマニ車は円筒形で、側面にはマントラ(真言)が刻まれており、内部には経文が納められています。大きさは様々で、手に持てる大きさのものがあれば、寺院などでは数十センチ、大きいものでは数メートルにも及ぶマニ車が設置されています。マニ車を右回りに回転させると、回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされています。 

 日本にも輪蔵と名づけられた似たようなものがあり私は見たことはありませんが日光東照宮にもあるそうです。


「ネパールのタルチョ」編3

2007年01月10日 08時56分08秒 | ネパール

  ネパールでのタルチョをもう一箇所紹介します。首都カトマンドゥの丘にあるスワヤンブナート寺院でのタルチョです。目玉寺とも(由来は写真を拡大し目玉を凝らしてよく見れば分かります)モンキーテンプル(サルがたくさんいる)とも言われるネパール最古のお寺です。本来仏教のお寺ですがヒンドゥー教徒もおまいりする国家的なお寺になっています。

 ネパールではこのように仏教とヒンドゥー教とが習合しているようなお寺が多いようで同行者の中には仏教のお寺とヒンドゥー教のお寺の区別を教えてくれとの無理な質問をしている人がいました。


「ネパールのタルチョ」編1

2007年01月08日 08時54分40秒 | ネパール

  中国シルクロード」編の「天山越え」でタルチョを見て(12月19日参照)天山南路へ入ったところでニヤゾフ大統領の死去で急遽トルクメニスタンの特集を入れました。前回でそれを終わりにしていよいよ天山南路の続きに入る予定ですが、その前にネパールでもタルチョを見たのでそれを紹介しておきます。 

 写真はカトマンズ近くのヒマラヤ山脈のヴューポイント、ブルチョウキ山(標高2760メートル)の山頂です。タルチョがはためいていました。私のカメラでははっきりしませんが(腕が悪い)向こうに見えるのがヒマラヤ山脈で左手がアンナプルナです。右手を外れたところにエヴェレストがあります。


「ふれ合い 出会い」編 ネパール ポカラ近くで2

2006年03月05日 08時34分10秒 | ネパール

 

 同じみやげ物店の様子です。カラフルです。これは店だけでなくネパール全体がそうであったような気がします。

 インド経由でネパールに来ていたアメリカ人観光客のおばさんの言葉がなぜか印象深く記憶に残っています。 “India is poor and dirty . Nepal is poor but clean.” (インドは貧乏で汚い。ネパールは貧乏だが、清潔できれい)