ラオスのルアンブラバンのホテルで宿泊客の出発を今や遅しと待ちかねていたメイドさんたちに集まってもらって一枚パチリ。 美人ぞろいとはいいがたいですが、このほほえみは客の疲れを癒すのに充分でした。 帰国してからホテル宛にこの写真を人数だけの枚数を送っておきました。
ラオスのルアンプラバンで街が見渡せるというプーシの丘(仙人の丘という意味)に登りました。観光客がたくさん来ていました。そこでタイから来ていた二人の少女と仲良くなりました。二人の中年の男性も一緒でした。宿泊のホテルも同じでした。夕食後彼女たちはディスコに行くというのでついて行きました。(日本ではディスコに行ったことはない)
驚いたことにディスコに入るとすぐに舞台に上がり歌いだしました。疲れていたので彼女たちの活躍を最後まで見届けないまま、テーブルに10ドルを置いてホテルに帰りました。翌朝朝食に出かけると彼女たちもいました。一緒にいた初老の男性が待ちかねたようにやってきて昨日の10ドルのお釣りだといってお金を渡そうとしたのでいらないといいました。するとお土産にしてくださいといって新札のタイバーツ(タイのお金)数種類差し出しました。せっかくの好意なのでいただきました。
話を聞くと彼女たちはタイの新人歌手でこの地で反響を見るために来ていたようです。男性は歌事務所の人であったようです。 この時はヴェトナム、ラオス、カンボジア17日(2001年)の旅でしたがこの地にはタイからの観光客が目立ちました。
写真は彼女たちのディスコでの舞台です。
ラオスは日本と同じ仏教国ですが、同じくアニミズム(注)の国でもあります。メコン流域のライスワイン製造のサンハイ村(後日「世界のアルコール」編で紹介の予定)で見かけた風景です。日本ではこのような風景は少なくなりました。ヨーロッパでは絶対に見ることはありません。
(注) あらゆる現象・事物に霊魂の存在を認める考え方。(新明解国語辞典)
「ふれ合い 出会い」編はまだまだ続くのですが、ここでいったんお休みをいただき「世界の景観 風景」編を始めます。
このときの旅行では途中でカメラが故障して、同行の方からインスタントカメラを譲っていただき撮影をしました。ところがその中の一枚が私の自慢の写真になりました。旅行社の宣伝パンフレットに採用され1万円の旅行券をもらったのです。この写真がそうです。
今まで各地で河を見てきましたが、このメコン河が一番ほっとして安らかな気分になれるような気がしました。