100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「マレーシア・ブルネイ」編 キャメロン・ハイランド BOH TEA PLANTATION 2

2015年04月23日 08時23分40秒 | マレーシア・ブルネイ

 

 この農場の案内版です。意味は中ほどの英語をお読みください。ここでは少し本題から外れてマレーシアでのコトバと文字についてこの案内版で紹介します。一番上の文字はマレー語です。マレー語はこのようにラテン文字(ローマ字)で表記されます。今回のもう一つの訪問国ブルネイもマレー語が公用語です。二段目が英語ですね。3段目は中国語です。さて一番下は何語でしょう。ジャウィ文字です。東南アジア島嶼部にイスラームが普及した14世紀頃から使用され始め、これらの地域がヨーロッパ諸国植民地支配を受ける19世紀頃までは広く使用されていた、アラビア文字をマレー語に適合するように改良された文字です。現在でもウィキペディアに拠れば保守的な地域で使用されているそうです。後日紹介予定ですが、ブルネイではこのジャウィ文字はラテン文字と並んで公用文字です。

 今回旅行中「テレマカシ」という言葉を聞きアレー!どっかで聞いたことがあるなーと思いだしたのは、インドネシア語でした。そうなんです。インドネシア語と同じ「ありがとう」でした。インドネシア語とマレー語との関係については2010年10月1日に紹介しているのでご覧ください。

 


「マレーシア・ブルネイ」編 キャメロン・ハイランド いちご園1

2015年04月14日 08時30分30秒 | マレーシア・ブルネイ

 

 キャメロン・ハイランドは海抜1800mの高原リゾートで高原野菜などの栽培地としても有名です。名前の由来はイギリス植民地であった1885年調査官ウィリアム・キャメロンがこの地を開発したことに拠ります。気温が年間を通じて20度ぐらいで涼しく日本人のロングステイ先としても最近注目されています。実際かなりの数のロングステイ日本人に出会いました。

 最初に訪れたのは、いちご園です。漢字表記ですね。中国系のひとの経営のようです。

 


「マレーシア・ブルネイ」編 油ヤシ

2015年04月14日 08時27分44秒 | マレーシア・ブルネイ

 写真はペナン島からキャメロン・ハイランドに向かう途中の風景ですが、マレーシア全土で見ることができます。油ヤシのプランテーション畑です。国土の12%がこの油ヤシ畑だそうです。油ヤシの生産量は2012年の統計でインドネシアが2540万トン、このマレーシアが1830万トン、両者で世界の90%を占めています。この油ヤシからはパームオイルが作られマーガリン、揚げ物油、アイスクリームなどの食用に、石鹸や洗剤などの原料に使用されます。2012年の統計では日本人の年間消費量は4kgだそうです。

 この油ヤシプランテーションは自然破壊などいくつかの問題を惹起しています。