音楽とダンスの最後にキューバの国民的歌手ベニー・モレ(1919~1963)を紹介します。歌手としてバンドリーダーとして著名な彼の生まれはシンフェゴス(2013年2月17日地図)で町には彼の銅像がありました。
サンティアゴ・デ・クーバ(2013年2月17日)の夜はカサ・デ・ラ・トロヴァに出かけました。カサは家という意味でトラヴァというのはキューバ音楽を言うようです。したがって、「キューバ音楽の家」ということで普通名詞です。6月1日に紹介したバヤモの場合も「カサ・デ・ラトロヴァ」というわけです。ここサンティアゴ・デクーバでは大勢の観光客で満員でラム酒と音楽と踊りです。しかし、バヤモに比べて客は多かったですが歌はあまり上手ではないように感じました。
トリニダー(2013年2月17日地図)ではカンチャンチャラというというところに行きました。カンチャンチャラというのはラム酒のカクテルの名前に由来する歌と踊りとカクテル酒を楽しむ場所でトリニダーでは有名なところのようです。
小学生の唱歌(音楽)の授業の時、気持ちよく大きな声で歌っていた時、先生が「あなたは歌わなくてよろしい、みんなのハーモニーを乱すから」と注意をされて以来、音楽とは無縁の生活を送ってきました。NHKの紅白歌合戦を聞いたこともなければ、カラオケも知りません。したがってこのブログでも音楽に関することはほとんど紹介していません。(例外、ポルトガルの演歌ファド2009年9月9日、11日)
しかし、音楽抜きではキューバを語ることはできないようです。
この写真はトリニダーで撮影したものですが、このような街角風景はキューバでは珍しくはありません。日常風景です。
アフリカから連れてこられた奴隷たちは自分たちの固有の宗教を禁じられました。そこで支配者の宗教カトリックを強制されましたが、その中に彼ら固有の宗教を入りこませました。そこでカトリックではあるがその中に各民族固有の宗教が入り込んだ宗教が成立しました。キューバでは約80%の人たちがこれらの宗教を信じていると言われています。だだ、彼らに宗教を尋ねるとカトリックと答えます。このアフリカの伝統宗教の影響を受けたカトリックの宗派おもに3つあり、キューバで最も多いのがサンテリアと呼ばれています、これは現在のアフリカのナイジェリアの多数民族ヨルバの宗教に起源を持ちます。
今回、サンティアゴ・デ・クーパ郊外にあるサンテリアの教会コブレの聖母寺を訪れました。外見は普通のカトリック教会変わりませんね。