写真は同じヴェッターホルンです。この日は別の感動がありました。最初に紹介したローヌ氷河の近くの売店で財布を忘れた人がいました。念のために電話連絡をしたところあるということで片道2時間?かけて売店の人が持ってきてくれました。御礼をしようとしたそうですが、受け取らなくガソリン代だけ受け取ったそうです。
アイガー、メンヒ、ユングフラウの3名峰観光の基地グリンデルバルト(1034m)に早く到着したので番外としてヴェッターホルン(3701m)を見にゴンドラでフィルスト展望台(2168m)まで行きました。ゴンドラは途中から雲の中に入り視界はゼロになりましたが頂上に着くと晴れ上がり眼前にヴェッターホルンが見え一同大歓声。
マッターホルン展望のためゴルノグラード(3089m)へ登山列車で登りましたが天候不良で不成功でした。(この件は2006年1月8日~1月12日をご覧ください)下山は登山列車を途中下車して1時間、小雪の中のなかを(9月2日)3回ほど転びながらのハイキングでした。下山途中の写真で湖はマッターホルンが倒影するので有名なリッフェル湖ですが残念ながら天候不良ため見えませんでした。背後の山はリッフェルホルン(2927m)です。
今回のイスラエルのレバノン攻撃でバールベック空爆のニュースがありました。最近この地方を旅行したものとして大変気になりました。このブログで「ヨルダン、シリア、レバノン」編(4月16日~6月16日)としてこの地方を紹介しましたがバールベック(地理は4月16日をご覧ください)は落としていました。そこでこの地方に早く平和が訪れ、この遺跡が破壊されることのないことを願ってバールベック遺跡を紹介します。フェニキア人の遺伝子を持つという美人ガイドの現地ガイドエリッサさんのことも心配です。(5月19日をご覧ください)
バールというのは古代この地方で栄えたバール神の名に由来します。バール神はユダヤ教にとって不倶戴天の敵で旧約聖書の中で盛んに攻撃されています。しかし遺跡はローマ遺跡です。写真は大庭園と呼ばれているところです。
ボイエ氷河です。ブリグスダール氷河より一回り小さいのですが、到着した時、悪魔の悲鳴?のような異様な音が聞こえてきました。氷河の崩落でした。慌てて撮った写真がこれですが、崩落場所は氷河の上部の少し岩が露出しているところです。
3年前にここに来たことがあるという添乗員の加藤さんはずいぶん小さくなっているとの感想をもらしていました。地球温暖化のせいですかね。
このブリグスダール氷河には写真のような北欧美人?の御者の馬車で行きました。彼女のサイン入り(Bodil)の観光リーフレットには以下のようなことが書かれていました。
「オルデダーレンの農民たちは100年にわたり馬車でのブリグスダール氷河観光に従事し、多くの旅行者のお供をしてまいりました。これまでノルウェー王一家をはじめ、他のヨーロッパ諸王家から多くの方々がお見えになり、氷河まで馬車をご利用になられています。****夏の暖気によって溶け出している氷河の先端部分の氷は500年前に出来たものです」