100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

『中米」 エルサルバドル2 治安1

2007年02月12日 08時46分20秒 | 中米

 旅行前、旅行社から外務省情報として「A・十分注意をしてください」国としてエルサルバドルとホンジュラスが挙げられており特にエルサルバドルに関しては「内戦後も治安情勢が改善されず、依然として武装集団による凶悪犯罪が多発」との文書が送られてきました。 

 身の危険を感ずることは一度もありませんでしたが各所で銃器を持った警備員、警察を見かけました。写真はサンサルバドルで宿泊したホテルの通用口で銃を所持していた警備員です。


「中米」編 エルサルバドル1 デモ3

2007年02月10日 08時58分37秒 | 中米

 写真はデモ隊が配っていたビラです。たくさん配ってはいませんでしたが、一枚もらいました。なぜ反対するかを10項目にまとめています。そのときはこのスペイン語を翻訳してもらいましたが、今は忘れました。どなたかスペイン語がお分かりの人がいれば翻訳していただけませんか。


「中米」編 エルサルバドル1 デモ1

2007年02月10日 08時50分31秒 | 中米

 最初の訪問国はエルサルバドルでした。朝、首都サンサルバドル市街の観光に出かけたところバスが写真のようなデモ隊に阻まれました。街頭から露天商を追い出そうとする政府の政策に反対するデモ行進でした。スピーカーなどで訴えることもしないただ歩くだけの物静かなデモでしたがしたが1万人規模(サンサルバドル人口48万)ということでした。というわけで3つある市場の観光は中止でした。

 写真をクリックして拡大しヨーク見てください。同行の女性軍たちの目を引いたのはエプロン姿でした。その後の彼女たちはエプロン探しのショッピングで大張りきりでした。9枚も買った人がいました。私も飲み屋のママさんのお土産に買うべきだったと今になって反省しています。そういえば日本でもおしゃもじデモとか、エプロンデモがかってありました。


「アメリカ合州国印象記」3 過食→肥満

2007年02月08日 08時54分43秒 | アメリカ

 日本人がアメリカに行って最初に驚くのは食事の量の多さのようです。写真はヒューストン空港近くにあるモールでの食事の弁当箱?です。広い空間にテーブルがありその周りに中華料理などの店がありそこで料理をもらい自分でテーブルまで運び食べるというしシステムです。 5ドルで釣りがきましたが食べたのは3分の1(4分の1だったかな)でした。


「コメントありがとうございます」編

2007年02月06日 09時53分22秒 | アメリカ

 Coloさんコメントありがとうございました。

 「人数の多いほうが勝つ」とありましたが、これにはすこし疑問があります。

 1990年の統計でアメリカの総人口は2億5千万人で最大はドイツ系アメリカ人で5800万人、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドを含むイギリス連合王国系は4561万人、次がアイルランド系で3900万人です。(「民族から読み解く『アメリカ』」による」). どうもヒスパニア化は量的なことだけではないようです。

  Itoさんコメントありがとうございました。

 Ito(伊藤)さんを紹介します。今回のユーラシア旅行社の添乗員さんです。ギボンの「ローマ帝国衰亡史」が愛読書という博学で、気配り万全、夜の探訪、食事の心配、今までの私の旅行体験で一番の添乗員さんでした。もし海外旅行の計画をお持ちの方があればユーラシア旅行社の伊藤三智夫さんの添乗を指名して行かれれば絶対に間違いはありせん。 

 伊藤さんが「アイルランド」について触れられていますが、これはこのブログ2005年11月11日で紹介したアイルランドのコークでの「広島・長崎原爆犠牲者追悼碑」の由来をコーク市当局に尋ねていただくという私との約束のことです。この「追悼碑」の由来が判ればこのブログで紹介したいと思っています。ご期待ください。伊藤さんよろしく。 

 写真は左が伊藤さんで右がコスタリカ現地ガイドのタボちゃんです。(後日紹介)


[アメリカ合州国浅薄印象記」2安全

2007年02月06日 09時46分30秒 | アメリカ

 今回の旅行前の旅行社からの通知にはすこしびっくりしました。

 「米国発着便を利用するご旅行へご参加のお客様各位」という文書で「スーツケース等の荷物にはカギをかけないように」という内容でした。すなわち「米国運輸保安局」の担当官の判断でカギがかけてある場合カギを壊して中を調べることがあるとのことです。(事実上後の使用不能→保険の補償もない)かなりの頻度でこのようなことが起きているそうです。搭乗に際しても靴まで脱いでの検査でした。

 写真を見てください。ヒューストンで一泊したホテルの入口にあった新年のあいさつ文のようです。happyの前にsafe(安全)という文字が見えますね。現在のアメリカの問題点を象徴しているように思ったのですが。皆さんはどう思われますか。


「アメリカ合州国浅薄印象記」1 ヒスパニック化

2007年02月04日 08時30分05秒 | アメリカ

 1月16日~1月31日の今回の「中米5カ国世界遺産紀行」ではアメリカ合州国(以下アメリカと略称)のヒューストンを経由してエルサルバドルへ入り帰りはパナマ→ヒューストン(一泊)→成田でした。

 アメリカは初めてでした。そこで一瞬の滞在で浅薄ですが印象に残った三つの事柄を「中米」編に先立ち紹介します。

 写真をご覧ください。ヒューストン空港内で写したものです。空港に降り立ち一番に目についたのがこの英語とスペイン語併記の案内でした。そこで思い出したのは先年のヒスパニア系不法移民に対する政府の措置とそれに対するヒスパニア系の人々の反対運動でした。もう1つは「文明の衝突」の著者で有名なハンチントンの近著「分断されるアメリカ」(原題”Who are we?”)の次の一節でした。

 「20世紀半ばに、アメリカは多民族、多人種の社会になり、アングロ・プロテスタントの主流文化が多数のサブカルチャーを包含し、その主流文化の根底に共通した政治的信条をもつ社会となった。20世紀末になると新たな展開が見られ、それがつづけばアメリカは文化的に二分され、二つの公用語をもつアングロ・ヒスパニックの社会に変貌をする可能性が生じた」(p309)つまり彼はアメリカ人のアイデンティティはアングロ・プロテスタント的価値観と英語でありヒスパニア系はその量的な増大とともにそのアメリカ人のアイデンティティを脅かしていると警告しています。

 詳しくはこの本を読んでいただくとして、帰りのヒューストン空港で出会ったコスタリカに10年在住して一時帰国をしていた人の話を紹介しておきます。彼の話ではこの空港内で3k的な仕事をしている人たちの大部分はヒスパニア系の人々であり英語を話せない人が大勢いるとのことでした。本題には関係ありませんが、彼の子供さんはスペイン語と日本語のバイリンガーだそうで、スペイン語の本を読んでいて分からない単語が出てくると「カンジ」(漢字)とつぶやくそうです。

 「中国シルクロード」編の続編は「中米」編と交互に紹介する予定です。