採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ミニサツマイモの焼き芋(皮をきれいに剥く方法)

2012-12-14 | +ふたりの日

焼き芋って、焼くと果肉(中味)が皮にひっついてしまうことがありますよね。
なので小さなサツマイモで焼き芋をすると、食べるところがなくなってしまいそう。

小さなサツマイモでも、上手に(歩留まりよく)焼き芋にする方法を考えてみました。 

焼き芋

タマゴより小さいようなこんなミニサツマイモでも、くるん、と皮が剥けます!


作り方はこんな感じ。

焼き芋

サツマイモを洗いながら両端を適宜切り落とし、ビニール袋に入れます。
ここに油を少々。

油は中のお芋には染みず、また香りもほとんど影響しないので、どんな油でもいいです。
より美味しくなるかな?と思って溶かしバターでやってみたこともありますが、 特に効果なし。
胡麻油だと、焼いている間、部屋がいい匂いです。 

焼き芋

袋の外からもみもみして、サツマイモにまんべんなく油をまぶします。
ぬらぬらになる程ではなく、うっすら一様にまぶる程度。

焼き芋

これをオーブンへ。
天板の熱を伝わりにくくするため、段ボールとアルミ箔を敷きます。
温度は150~160度(芋が小さい場合は低め)。
まず15分後に、その後10分おきくらいに、芋を転がして下になっている場所を変えます。
更に、芋がぷくっとふくれてきたら、楊枝で数カ所穴をあけ、蒸気を逃がしてやります(これをしないと爆発したりする)。 

焼き芋

触ってみると全体がぱんぱんにふくらんで、楊枝を刺して芯まで柔らかくなってきたら焼き上がり。

半分に切ってみました。
皮はぺろ、と簡単に剥けます。
(このお芋は紅吉) 

焼き芋

皮全体が、ぷわぷわ浮いた状態になっているのです。
なので、スプーンを差し込めば、お芋がかっぽり取り外せます。
(こそげているのではなく、取り外すような感じ) 

焼き芋

両端をナイフで切り落とし、びりびりと皮を剥がしていくと、こんな風にまるごと綺麗に剥けます。

油を塗ったことで、熱のまわりが早くまた均等になったため、皮が剥きやすくなったのではないかと思います。

(なおこの方法だと、皮は分厚くなってやや固いので、私は皮は食べません)


この方法で焼き芋の干し芋を作ったらどうかと構想中です。
 

コメント (4)
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