焼き芋って、焼くと果肉(中味)が皮にひっついてしまうことがありますよね。
なので小さなサツマイモで焼き芋をすると、食べるところがなくなってしまいそう。
小さなサツマイモでも、上手に(歩留まりよく)焼き芋にする方法を考えてみました。
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タマゴより小さいようなこんなミニサツマイモでも、くるん、と皮が剥けます!
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作り方はこんな感じ。
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サツマイモを洗いながら両端を適宜切り落とし、ビニール袋に入れます。 ここに油を少々。
油は中のお芋には染みず、また香りもほとんど影響しないので、どんな油でもいいです。 より美味しくなるかな?と思って溶かしバターでやってみたこともありますが、 特に効果なし。 胡麻油だと、焼いている間、部屋がいい匂いです。
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袋の外からもみもみして、サツマイモにまんべんなく油をまぶします。 ぬらぬらになる程ではなく、うっすら一様にまぶる程度。
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これをオーブンへ。 天板の熱を伝わりにくくするため、段ボールとアルミ箔を敷きます。 温度は150~160度(芋が小さい場合は低め)。 まず15分後に、その後10分おきくらいに、芋を転がして下になっている場所を変えます。 更に、芋がぷくっとふくれてきたら、楊枝で数カ所穴をあけ、蒸気を逃がしてやります(これをしないと爆発したりする)。
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触ってみると全体がぱんぱんにふくらんで、楊枝を刺して芯まで柔らかくなってきたら焼き上がり。
半分に切ってみました。 皮はぺろ、と簡単に剥けます。 (このお芋は紅吉)
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皮全体が、ぷわぷわ浮いた状態になっているのです。 なので、スプーンを差し込めば、お芋がかっぽり取り外せます。 (こそげているのではなく、取り外すような感じ)
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両端をナイフで切り落とし、びりびりと皮を剥がしていくと、こんな風にまるごと綺麗に剥けます。
油を塗ったことで、熱のまわりが早くまた均等になったため、皮が剥きやすくなったのではないかと思います。
(なおこの方法だと、皮は分厚くなってやや固いので、私は皮は食べません)
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この方法で焼き芋の干し芋を作ったらどうかと構想中です。