パン・ド・ジェーヌをまた作りました。
今度知人に会う機会があるので、おみやげにしようかと思って。
前回は、パウンド型の底か上、どっちを上にするか迷い、結局、どちらも地味だけれど上になっている方を上にしました。
今回は、底が上になるように、そして少し飾りがあるように考えてみました。
自家製ドライアプリコットがだいぶ片付いてきました。
(「こんなに使ったらだいぶ減っちゃう。勿体ないかも」「いやいや、使うために作ったんでしょ」「今年は梅が不作で作らなかったし少し残しておいた方がいいかも」「いやいや、今年不作ということは来年豊作の可能性があるし、在庫は綺麗にしちゃって、来年またいっぱい作ればいいじゃん。2瓶作ってもいいからさ!」と自分で自分を説得していました。)
梅酒の梅を干したものはまだあるので(母に少し押し付けたほかは一向に減ってない)、今度はそれを使った何かを作ろう。
パンに入れてみようかしらん? 酸っぱすぎる場合は・・・、レーズンと混ぜて使うとか。あ、干し龍眼と混ぜて使うといいかも。あれは酸味がほとんどないし。
■パン・ド・ジェーヌ
■材料(ダイソーのパウンド型5個分)
ローマジパン 750g (ない場合はアーモンド粉500g、砂糖250g)
粉砂糖 165g
卵 650g
薄力粉 65g
コーンスターチ 65g(不足だったため一部レンコンデンプン使用)
溶かしバター 215g
ダイダイの皮すりおろしドライ
ドライアプリコット(黄梅)
梅酒とリモンチェッロ原液を混ぜたもの 適量
■作り方
1)型にオーブンペーパーを敷く。
2)ボウルにローマジパン、粉砂糖、卵の3分の1を入れ、むらなく混ぜる。今回はスタンドミキサーで。
3)さらに残りの卵をまぜ、泡がリボン状に積み重なるくらい、とろり、ふんわりとするまで泡立てる。スタンドミキサーの場合は泡立てすぎに注意。
4)薄力粉とコーンスターチをあわせてふるったものを一度に加え、木べらでさっくりと混ぜる。
5)熱めの温度の溶かしバターを加え、つやが出るまでしっかりと混ぜ合わせる。
アプリコットの水気を切り、粉を軽くまぶして混ぜ込む。
6)型に流しいれ、台の上に落下させて大きな気泡がないようにする。160度のオーブンで35~40分焼く。比較的小さい型だが焼き時間は意外とかかる。
7)濃い目の茶色い焼き色がつき、表面に大きめのしわがよる。生地が縮んで型のふちから少しすきまができるくらいになる。多少焼き色が強く表面が固くても、あとでお酒を染ませるので大丈夫。
8)熱いうちに型から外してケーキクーラーの上におく。すぐにお酒を表面全体に塗る。
9)完全にさめてから表面に煮詰めたアプリコットジャムを塗る。(今回丁度アプリコット(黄梅)ジャムがあったのでやってみました)
テカテカになって、すごくそれっぽくなりました。
■食べごろ
常温で。二日目がおいしい。保存は1週間以内。
■過去のパン・ド・ジェーヌ
オレンジコンフィを飾りに使ったもの(初めて作ったとき)
栗渋皮煮入り
生のブラックベリー入り。タルト皮つき
ドライアプリコットとレモンの皮入り
ドライアプリコットとダイダイの皮入り(今回)