採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2022:新規導入4品種

2022-10-20 | +ニンニク

ブログを通じて声をかけていただいた方から、種ニンニク4品種を頂いてしまいました。
隣の市にお住まいで、近年ニンニク栽培に力を入れているとのこと。

待ち合わせしてお会いして、しばしニンニク談義を楽しんでしまいました。
珍しい品種は、旅行先で買ったり、あとはメルカリでも結構手に入るのだそうです。
ほかにも勉強になることいろいろ伺ってしまいました☆
(エガさん、その節はありがとうございました!)

さて、新しい4品種はこちら。

ニンニク新品種

ハリマ王、長野、紫六辺、トルコ赤。

ニンニク新品種

ハリマ王は、兵庫県のニンニクのようです。
エガさんは、淡路島の方からネットで購入されて、ここ数年育てていらっしゃるそうです。
外皮のマットな感じや、根っこが抜け落ちているところ、固い軸、鱗片の皮が厚め、上が割れやすそうなところなど、以前育てていたもの(おそらく博多八片)に似ていますが、こちらはずっと大ぶり。
前のものは、どんなにがんばってもこんな大きさにはなりませんでした。


ニンニク新品種

こちらは長野(長野在来)。
すべっとした外皮で扁平な形状です。
薄っすら縞々が見えますが、これがもっと新しい段階だと、鮮やかな赤い縞なのだそう。

ニンニク新品種

鱗片は、ぷくぷくと丸っこい形。
鱗片配置はおおむね放射状。

ニンニク新品種

花茎は、乾燥状態では細く弱弱しくなっています。
こういう軸は、ニンニクの芽として食べると柔らかいはず。

今年、メルカリで長野の方から購入されたものだそうです。(出品者この方
植えるときに見て見た感じでは、傷んだ粒が少なくて保存性が一番よさそうとのこと。
うまく育つといいな~☆

ニンニク新品種

こちらは、山形で買ってこられたという紫六片。
先ほどの長野在来とは対照的に、六片程の楔形の鱗片が、ぴったりくっつきあってついています。
種にバラすのに、マイナスドライバーでこじ割らないといけないほど。
鱗片の皮は厚めで薄紫色です。

山形のは、過去に「最上赤にんにく」を育てたことがありましたが、気候が気に入らないのか段々調子が悪くなってしまいました。
できればもうちょっと大きい玉になるといいのだけれど・・・。


ニンニク新品種

トルコ赤。
赤というほど赤くありませんが、鱗片の皮がうっすらピンク色です。
エガさんがメルカリで購入されたものです(日本産)。
この出品者(ここまるさん)かな)

これは抽苔しないタイプかな?
(と思いきや、完全抽苔タイプだそうです)
鱗片の配置は放射状ではなくて、ランダム。
それぞれの鱗片がとても細く(小さく)、鱗片の皮はごく薄いです。
日本ではあまり見かけないタイプのニンニクです。

日本人は大きくて鱗片数の少ないニンニクが好みのようですが、これはそれとは真逆のタイプ。
ガーリックプレスを使う場合は、皮を剥かずに入れてしまえるし、こういうタイプが便利なのですよね。
福地六片ばっかり人気で、ニンニクのバリエーションが少なくなって、もどかしい気持ちです。



 

コメント (2)
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