ラズベリーの夏果、今年はけっこう沢山とれました。
まだ採れていますが、ピークは6月中旬頃だったでしょうか。
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ぱっと見でも、赤い実がけっこうついています。 この中で濃いめの色合いのものを選んで摘んでいきます。 (夏果は展開が早くて、翌日には熟しすぎになることもあるし、収穫後の追熟も早いので、少し明るい色でも摘んでしまいます) 特に雨だと熟すのが早いです。以外にも、晴れていい天気の方が熟し方がゆっくりな気がします。
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浅い箱に摘んで、あまり積み重ねないのがよさそうです。 軸ごと切るため、沢山摘むと重みで軸に刺さって傷がついてしまうのです。 (軸ごと切っているのは、収穫の時間がその方が短いため。その代わりヘタ外しの時間が別途必要になりますが・・・) 3箱分くらいになると、摘むだけで2時間くらいかかります。
(ラズベリー作業にだいぶへばってきて気づいたのですが、桑とかブルーベリーならば、大粒にターゲットを絞って摘むことができるのに、ラズベリーはそれができず、徹底的に小粒まで摘んでしまうのです。あまりに貴重だった時期が長く、小粒を見捨てる習慣がなくて、自分の首を絞めてるかも・・・。)
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なんて綺麗☆ うっとり~。
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摘んでいると、2タイプのかじられ果実があります。 上は、果汁を吸うように舐めとられたような痕跡。これはカタツムリなど口の小さいヒトでしょうか。 下のタイプのかじられの方が断然多くて、粒ごともぎとるように齧るヒト。 たまに実の全部がなくなっていますが、大抵はこんな風に部分的に齧ってある状態です。 この食べ残しの実を、作業中ついもったいなくて食べちゃったりするのですが、得体のしれない動物と間接キスだし、やめといた方がいいかな。
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これは収穫時の事故。 誤って有望な青い実を折ってしまったり切ってしまったりすることもあります。 「うああ!」と思いますが、全体としては沢山あるし、許すね。
積んだ後は、その日のうちにヘタを抜きます。(だいぶ色が薄いのはパックに入れて冷蔵し翌日まで追熟) その際に、立派サイズとそれ以外(小さ目)に分類。 収穫量が多いと、このヘタとり作業の時間もばかになりません。1時間くらいかかるかな? (ヘタをとりながら状態をよくチェックできるので、摘むのとヘタとりを分けるのは、悪くない作戦ではあるのですが・・・)
夜には、昼よりもやや追熟して濃い色になっているので、基本的にその日のうちに冷凍してしまいます。 小さい方は、基本ピュレ要員。
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毎日どんどこたまってくるので、数日に一度はスペースを節約するため、裏ごし処理をします。 鍋一杯のラズベリー(小さ目)を軽く加熱(電子レンジ)。
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ぺしょっと柔らかくなったところで裏ごし。
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ピュレ二袋と、種一袋くらいになります。体積でいうと、ピュレ:種=3:1くらいでしょうか。 (タネもね、ラズベリーの味がまだすごくするので捨てられない・・・。自分用ジャムにしようかと・・) 最初の粒のときと比べると、カサは6割くらいに減ります。
大き目ラズベリーとこのピュレを混ぜて、種が少な目のラズベリージャムにしようかと思っています。 ピュレになっていればムースとかもすぐ作れるし・・・(作るかな・・・)。
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今年の大きめ粒は、自分的には瞳孔がひらいちゃうくらい大きいです。 摘んでいて、一粒でも重さを感じるくらい。 大きいものは、指先、ときには親指のさきっぽくらいあって、わー、いちごがぶら下がってるみたい~とワクワクします。 今回、この10粒の重さをはかってみたら、29gでした。一粒約2.9g。
低い鼻がにょーんと伸びる日々だったのですが、先日コストコで、アメリカ・メキシコ産だというラズベリーを見たら別物でびっくり。 指先と比べてみて下さい。
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何このマンモスは。大きいイチゴ?巨峰? うちでいちごジャム用として買う小粒イチゴより断然大きいです。 大きい分中心の空洞も大きいのかと思ったら、結構果肉が厚いです。
アメリカは広大な農園で機械で収穫するらしいですが、こんな大粒がごんごろ採れたらすごいなあ・・・。 研究のため、と思わず買いそうになりましたが(この1パック340gで1198円)、ぐっとこらえました。
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折角の生ラズベリー、簡単おやつなどでせっせと食べています。 しっかりめの水切りヨーグルト、牛乳少々(生クリームっぽくなるので是非。生クリームがあれば尚リッチ)、蜂蜜を練って、ラズベリーを混ぜ、マリービスケット(日本のではなく輸入のがよい。大きくて甘さが薄いため)に挟み、1~2日おく、というもの。 水分をマリービスケットが吸って、ふんわりしたケーキサンドのようになります。
ケーキより低カロリーのはず・・と思ってたんだけど、最近ほっぺがぷっくりしてきたような・・。
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