今年は、甘柿の次郎柿を干し柿にしてみました。
次郎柿は、シャキシャキとした固めの食感の甘柿ですが、「干しても美味しいみたいよ」とどこかで聞いたのです。
皮むきは、皮むき器でくるくるりん、と簡単のはずが、次郎柿の場合は、四辺にタテ溝が入っており、更におしり(花落ち)部分が窪んでいることが多いので、結構剥きにくいです。
ピーラーでは剥けない花落ちの窪みは、ナイフを使って、ややえぐるように皮を剥きました。
カビっぽくなってしまった次郎柿ですが、折角miyakoさんとユウコちゃんに貰ったので、勿体なくて捨てられません・・・。
とりあえず固干しにして、だめなところを切り取って残りは何とか食べられないか試してみる予定です。
■次郎柿の干し柿のコツ
・基本的には丸ごとの干し柿には向かず、スライス干し柿がお勧め。
・丸ごと干す場合は、次の点に注意。
・皮が剥けるギリギリくらいまで、なるべく追熟させてから剥く。
(こうすることで、最初に表面だけが乾きすぎ、「皮」が厚くなることを防ぐ)
・ヘタに穴をあけないように手剥きにする。
・底が窪んでいる場合は皮を剥き残す。
(追記)
・固干しにすると、綺麗に白い粉が吹いて、もちもちしてとても美味!
とはいえ、作りにくい干し柿ではあるので、おすすめはしにくいです。
福山に来て見ると平種なしの渋柿が、
熟れ過ぎて崩れ干し柿にはとても無理だったので、
西条柿と次郎柿を干し柿にしました。
10月下旬で暖かいので皮を剥いて、
焼酎に浸けてから干し、途中でも焼酎に浸けたので、
カビは付きませんでしたが、
焦げ茶色の干し柿になりますね?
途中で干し柿を揉んで仕上げないと、
次郎柿は表面だけがカパカパになります。
西条なんかより糖度が低いので、
干し過ぎた感じの固めの干し柿です。
こちらの記事を拝見したので、
今、先月に一つ一つ透明袋に入れた、
次郎柿の干し柿を出して二つ食したところ、
これってしつこくなくて美味いのかも?苦笑
皮剥機の刺した穴は次郎柿の液体のような中身が、
漏れますから次郎柿は手剥きしかないのかな?笑
やはり西条や愛宕柿の筆柿系の、
綺麗な朱色のアンポ柿が見た目にも美味いかな。
Eujikaさん、良いお年を!
来年も宜しく!
お邪魔することはあっても丁度良い短文が思いつかずコメントを書きそびれてばかりです・・・。
次郎柿、今年初めて丸干しにしてみましたが、他の柿と全く違うので驚きました。
かなり柔らかくなってきてから干すと、少しは表皮が薄めになるようですね。
色は、どの柿でもなかなか綺麗に仕上げるのは難しいなと思います。気休めかもしれませんが、さっと湯通しするときのお湯にビタミンCを少し溶かしたりしています。
西条柿が手に入るのですね!
美味しい柿ですよね。
大好きなのですが、早生なのでどうにもカビに悩まされて最近は干していません。
崖さまもよいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします。