富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

雲龍の滝

2005年09月09日 | 雲龍滝
最近はそんな事もしないのですが
以前は栽培書の品種解説の品種名のところに
入手年月日を記入していました。

この雲龍の滝は昭和58年2月25日。
ずいぶん以前のことです。

いくらで買ったのか、元ぐらいは取ったのかということも
(たぶん元も取れていないでしょう)
忘れてしまいました。

それというのもある年秋遅くに
何の弾みか新根が伸びだし、そのまま冬を迎え
案の定、葉をバラバラ落としてしまったことがありましたが
ショックでそれ以前の記憶が飛んでしまいました。
で、覚えていないのです。

残った青に近い仔を育てていたのですが
今年良い柄の仔が出ているのに気が付きました。
後冴えですからしばらく待たなきゃわからないのです。

この柄を見た瞬間、長らく忘れていた昔の感覚を思い出しました。
昔も次の葉の柄を想像しながら
じわじわと浮き出る柄に夢中になっていたものです。
久々に上柄に出会えて懐かしい思いをさせてもらいました。
やはり思い入れのある銘品というのは
心に染み込んでいるというのか良いものですね。

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幽谷錦

2005年09月09日 | 幽谷錦
幽谷錦は若木のうちは地味な柄が良く
最上柄だと近い将来
ハデ柄になってしまうというのが定説です。

でもそうとも言えないみたい。

この木は01年の春に購入してその年の秋10月画像です。
この頃の相場の割りに安かったのは定説のおかげだったかも?
左側の仔は葉淵に僅かばかりの柄でしたので
次の年の春に外しています。
(この仔のその後の画像は後ほど)

02年10月03年3月の姿ですが
早くも天葉がハデになって
やはり定説通りかと思ったものでした。
仔は最上に出ているんですけれどもね。

その後03年8月04年11月の生育振りです。
親木の天葉はハデにならず、また上柄に戻ってくれています。

今年もハデに柄が進まず順調でした。
最初に出た上柄の仔は普通だったら
やや心配といったところですが
この株に限っては大丈夫かなと思ってしまいます。
コートメ柄の仔も出ましたが
上柄の仔揃い踏み
先々が楽しみ手放せない株となってきました。

幽谷錦はやはり品のある美しい品種です。
あわてず騒がずじっくりと育てたいものです。

ところで最初に外した地味な仔ですが
それなり柄が増えては来たもののまだまだ
今年ようやく上柄っぽい仔が出ましたが
そのほかの仔は一本縞がやっとで他は青です。

二鉢並べてみると明るさが天地の違いですから
やはり上柄から育ててみたいですね。
コメント (2)
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