富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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煙突植え・・・。

2005年09月22日 | 作について
仕事の都合で植え替えが頻繁に出来なくなります。
痛んで汚れた水苔を見ていると
植え替えしなきゃ~と返ってストレスが溜まりますから
2,3年水苔が良い状態で風蘭のほうも機嫌よく出来る方法はないかと
真剣に考えるようになりました。

で、何かヒントはないものかと見ていましたら
手元に良いサンプルがありました。

貴牡丹ですが妙に水苔の状態が良く(表面はそれなりに汚れていますが)
新根の苔への食いつきも良く
古根も傷まないので二年間植え替えずそのままにしていたものです。

貴牡丹は今の時期ぐらいからまたが冴え出し、なかなか綺麗なものです。
作落ちせず今年の仔出しもまずまずなのですが
これなら更に嬉しいかもです。

ところで何でかなと考えましたが思い当たることは一つ。
それは植え方で、台苔の上部を水苔で塞がずに煙突状にして
根を跨がせ上苔を軽く巻いていました。
鉢底の穴から覗くと木漏れ日のように光が射しています。

微妙な違いですから、これで作が上がる訳ではありませんが
鉢の上から下まで空気が良く通う結果、
水苔を痛める嫌気性の微生物の繁殖が抑えられたのかもしれません。

そういえば今まではあまり考えもせずというか
お気に入りは綺麗に、数こなす時は雑にやるという具合に
植え方もまちまちで乾く時期も案外ばらばらでした。
水遣りは一緒ですから乾きの悪い鉢にはやはり酷なことです。

もし水苔が数年持つとすれば結構画期的なことなので
今後、台苔は空洞が崩れないしっかりとした硬さにして
株元から穴の中に光が差し込む程度に上苔を巻くというふうに
その心積もりで一鉢一鉢丁寧に植え替えしなければと思っています。
でも植え替えがサボれるとまた更に鉢数が増えそう
コメント (6)
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