あれから2ヵ月。
昔は都羽二重や金兜のような暗まない黄縞を黄牡丹錦といっていましたが
いつの間にか暗む黄縞に変身してしまいました。
それでも他でもこの芸の木に黄牡丹錦のラベルが立っていましたから
この系統はそんな傾向が強く
もしかして本来の芸の木はほとんど残っていないのかもしれません。
ただ、それで本芸落ちというイメージはなく
小割れした柄は十分にきれいで葉焼けの心配がない分返ってマシというもの。
本来の芸でこの柄なら木勢は追いつけなかったかもしれません。
この仔は柄が片寄ってしまいましたが
こちらはどうやら紺中通し風に育っています。
このまま覆輪で固定してくれたらよいのですが・・・。
こっちが黄縞の残る本来の芸と思っていましたが
気が付けば葉の半分は暗んできました。
このままでは枯れそうなくらいの派手柄ですので
暗む柄ならもう大丈夫と喜ぶべきなのですが
ちょっぴり残念なような気もします。
そこから出た仔は思いっきり派手な柄。
暗まない柄が移ったようで先行きは暗そうです。
思い通りに行ったり行かなかったりと忙しい株立ちではありますが…。
こちらの木はなくなりそうでまだギリギリ紺縞が残り
まだ黒牡丹の仲間で踏みとどまっています。
それと柄は全部暗まず下葉にも残りそこがちょっとした見所です。
以前のように暗まないくっきりとした黄縞がまた出てこないものかと期待してしまいますが・・・。
夏に動き出したアタリは一個が花芽でした。
まあ、たくさん増えてもありがたみが無くなるだけですからね~~
これぐらいにしときましょうと木が言ってました。