れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ざくろ(柘榴)

2012-10-25 06:16:04 | 野の花日記

ざくろ(柘榴)
<ザクロ科ザクロ属>

落葉小高木。
よく分岐して、
若枝は4稜があり、
短枝の先は刺となる。

葉は長楕円形。
6月頃、朱赤色の花を開く。
花弁は6個で、薄くて皺がある。
萼は6浅裂する。

果実は球形で先端に萼片が残る。
果皮は厚く、
熟すと不規則に裂け、淡紅色の種子が現れ、
食べられる。

<俳句歳時記>秋
柘榴(ざくろ)
<実柘榴>

 露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落とす       西東 三鬼

 恍惚なりざくろが割れて鬼無里(きなさ)なり  岡井 省二

 大津絵の鬼出て喰ふ柘榴かな          黒田桜の園

 人眠りざくろ熟れ嗚咽暇(いとま)なし      小熊   豊

  柘榴哄笑す雌鶏しろき卵を抱けば        宮沢赤黄男

 石垣の上の姉より柘榴受く             廣瀬 直人

 


 

コメント
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