ヤマシャクヤク(山芍薬)
<キンポウゲ科ボタン属>
2週間ぐらい前から、牧野庭園で目ざとく見てたのに、
1本はもうすでに散っていた。
私は曜日で牧野とお天気が良ければ一駅歩いて、
石神井公園まで歩くのが週に一度の日課なのだが、
これがまた・気づいていても、他の日には出てこれないので、
去年は、ヤマシャクヤクの実にしか出会えないと言う事もある。
多分、4日目ぐらいの散る寸前のヤマシャクヤクに
出会えたのだろうと思う。
葉は3~4枚が互生し、多くは2回3出複葉。
小葉は楕円形または倒卵形で、裏面は白色を帯びる。
(今度は裏面の葉も見てみましょう)
茎の先に径4~5センチで、白色の美しい花を1個上向きにつける。
萼片は緑色の卵形で、普通は3個ある。花弁は白色で5~7個あり、
倒卵形で完全には開ききらない。
和名は山に生え、全体シャクヤクに似ていることから。
(紅花山芍薬(ベニバナヤマシャクヤク)もあります。)
俳句は季語に山芍薬は無いので、芍薬(しゃくやく)で。
芍薬のほぐるる白き疼きかな 星島 千歳