サワフタギ(沢蓋木)
<ハイノキ科ハイノキ属>
まだ、出会った事が無かった頃、秋が深まると鮮やかな藍色の実が、
たくさん実ると言うのをどこかで読んで、是非あってみたい木だった。
今でこそ、もう数回は出会っているので解るが、
出会う前にはその青い実を夢見たものだった。若かったなぁ~♪
山野に生える落葉低木~高木。
樹皮は灰褐色で浅く縦に裂ける。
葉は互生し長さ4~8センチの倒卵形または、楕円形。
先端は短く尖り、縁には細かい鋸歯がある。
枝の先から長さ3~6センチの円錐花序を出して、白い花を密につける。
花冠は直径7~8ミリで5深裂する。
雄しべは多数。雌しべは1個。
果実は長さ6~7ミリのゆがんだ卵形で藍色に熟す。
おまけの高い所で咲いていたハクウンボク(白雲木)
目黒自然園にて。(もうすぐエゴの花咲きだしますね)
俳句は私の好きな豊口陽子さんの俳句から
星空は抱卵の魚のさびしさ 豊口 陽子