れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

タカオスミレ(高尾菫)

2021-04-06 07:09:46 | 野の花日記

タカオスミレ(高尾菫)
<スミレ科スミレ属>
高尾に来て、菫好きならタカオスミレ(高尾菫)に逢わないと、
春の高尾のスミレに会いに行く意味がない。
なんたって、葉の表面の色の紫色と、白つぽい花色に紫色の筋が目立つのがお洒落。


ヒカゲスミレの品種で、高尾山で見つかり名前がついた。


沢添いを好む多年草。
林の縁などに生え、葉の表面が紫色を帯びる。
花後は紫色はほとんど消えて緑色になる。


花はどちらかと言えば、白色で。唇弁や側弁の赤みがかつた紫条が
目立つ。花弁は少し波打ち、唇弁が他の弁より大きい。

萼片の付属体に2~3の切れ込みがある。

葉は細長く、茎には目立つほど毛が多い。

去年は都合で会えなかったので、
今年は是非と思っていたので嬉しかった。

   俳句では菫の季語の句は多いのでまた拾ってみよう。
    菫草(すみれぐさ)花菫(はなすみれ)三色菫、パンジー
    遊蝶花(遊蝶花)などとも使う。
    
   潮騒に刻の過ぎゆく白すみれ  西内 公一
   すみれ咲く今走らねば遺失物  北川 邦陽
   かくれんぼきっと菫の咲くところ  山口 功

コメント
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