ムサシノキスゲ(武蔵野黄萓)
<ユリ科ワスレグサ属>
野川公園入口で友人と待ち合わせ、多摩墓地を抜けて、キスゲ橋を渡って、
浅間山(せんげんやま)まで歩く。
緑が爽やかだ。キンラン、ギンラン、ウグイスカグラの赤い実や、
エンジュが少し見頃を過ぎた。
エゴの花やハクウンボクも見られる。
群生と言うほどではないが、あちこちに見られる。
ムサシノキスゲは、ニッコウキスゲの変種で低地に降りた型である・と、
看板に書いてある。
丘陵地の林下、時には草地に生え、花は淡橙黄色で芳香があるそうで、
あぁ‥嗅いでおけばよかったと今思う。
(もし、来年また行けたら・・是非香りを嗅ぎたいと思った。)
花は、5月上旬から下旬に開く。
花は6つにわかれ、花型はニッコウキスゲと言うよりは
ノカンゾウ型で、葉は細長く初秋に枯れる。
自生地はここ浅間山(せんげんやま)だけだそうだ。
おまけの可愛いウグイスカグラ(鶯神楽)の実
沢山咲いてたキンラン(金蘭)
ギンラン(銀蘭)
もしかして?はなねこさんが掲載して初めて知ったヤビツギンラン?
俯いてるので、もう確かめる事も出来ないけれど。
もしそうなら・・不思議!
閉鎖花のはずだもの。記事は今見たばかりのブログから知った。
俳句は、蘭(らん)で夏の季語になります。
夜の蘭香に隠れてや花白し 与謝 蕪村
われをにくむ人に贈らむ蘭の花 会津 八一