チガヤ(千茅)
<イネ科チガヤ属>
群生して白い穂が風に揺れる姿は美しく、涼し気だ。
若い花穂はツバナ(茅花)と呼ばれかすかな甘味があり、
昔の子供たちはよく口にしたものだった。
河原や山野の草地や道端に群生する。
開花前の花序をツバナと呼び、噛むと淡い甘みを感じる。
赤い雄しべがある花期よりも、果期の白い綿毛の方が目立つ。
綿毛。
田んぼの近くで、アマガエルかな?
俳句は季語茅花(つばな)で
針花(つばな)ちばな・茅萱(ちがや)の花
浅茅が花(あさじがはな)茅花野(つばなの)などと使う。
茅花野にかくれてしまう私の鳥 川西 喜平