ニガナ(苦菜)
<キク科ニガナ属>
今、林下でも、里山などでは、日が差し込んでいる場所などに、
ニガナがよく咲いている。
黄色が鮮やかなブタナやヘラオオバコなども楽しめる。
少し、山へ入れば上手くいけばハンショウズルにであえるかも。
葉や茎を傷つけると白い乳液が出てきて、
それをなめると苦いので、ニガナ(苦菜)の名がついた。
茎の先が枝分かれして黄色い花をあちこちにつける。
花は5枚の花弁がついた1つの花に見えるが、それぞれが小さな1枚の舌状花で、
通常5個前後の花が集まって1つの頭花になっている。
浅間山への途中で出会ったダイミョウセセリ
残念ながら羽を閉じていたので開いてるものを↓
ちょっと、ぶれたけどお久しぶりのアカスジカメムシ
先日、高尾の1号路の帰りに見たのはまだ蕾だった。
今はもう散ってるかもしれない・・。
上は高尾山の4月17日の画像
浅間山から降りて来てバス停近くに咲いていたハンショウズル
俳句の季語は若葉(わかば)で、
【若葉風・若葉雨・若葉冷・椎若葉・樫若葉・楠または樟若葉(くすわかば)】
などと使う。
まざまざと夢の逃げ行く若葉かな 寺田 虎彦
いちまいの若葉で見えぬ父の事 仲尾 寿美子