ムラサキツメクサ(紫爪草)
<マメ科シャジクソウ属>
本来はムラサキツメクサ(紫詰草)が本名のようだが、私はアカツメクサのほうが、
言い慣れている。
ツメクサは爪草なのではなく、詰草なのだ。
江戸時代にオランダから壊れ物を輸入したときのクッションに使った詰め物の
シロツメクサ(クローバー)からきている。
☆花のすぐ下に葉をつけるのがおおきな特徴。
花の咲く時期には立ち上がりよく枝分かれする。
葉腋に長さ,1,5センチほどの花が球状に集まって咲く。
草丈は20~60センチで、茎に白い毛がある。
小葉は長楕円形で先がとがり、V字形の薄い斑紋が入ることが多い。
シロツメクサ(白詰草)
<マメ科シャジクソウ属>
おなじみのクローバーで、よく四つ葉を探したものだ。
大人になり、歳をとってもついつい探してしまう。
見つけたら、ラッキーだ!
牧草として世界中に広がる。
長さ1センチほどの白い花が数十個集まって球状の花序になる。
花は受粉すると外側から垂れる。
奥にコメツブツメクサの黄色い花が見える。
コメツブツメクサ(米粒詰草)
<マメ科シャジクソウ属>
いざ探すと、見つからなかったりするが、公園や河原に群生する帰化植物。
長さ3ミリほどの黄色い花を5~20個集めた花の塊は直径7ミリほどで小さい。
そういえば此の頃は、
きちんと探してあげずに(踏んでたかも)通り過ぎていたと思ったわ。
俳句の季語は苜蓿(うまごやし)
苜蓿と書いてもくしゅくとも読む・クローバー、白詰草とも使う。
蝶去るや葉とぢて眠るうまごやし 杉田 久女