キツネアザミ(狐薊)
<キク科キツネノアザミ属>
花が薊に似る事からキツネに騙されたと言う意味の名前。
この頃、都会の空き地でもよく見られる。
古い時代に大陸から渡来した史前帰化植物と言われる。
綿毛。
羽状に深く裂けた葉は、柔らかくてとげが無い。
まつすぐな茎は上部で枝分かれし、直径2,5センチほどの紅紫色の頭花をつける。
総苞片に紅紫の突起があるのがあるのが特徴。
桑の実についていたチャバネアオカメムシ
俳句は季寄せの春(下)から薊の花
薊花(けいか)眉つくり・眉はき・野薊とも使う。
世をいとふ心薊を愛すかな 正岡 子規