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れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

キバナアキギリ(黄花秋桐)

2014-09-19 04:34:44 | 野の花日記

キバナアキギリ(黄花秋桐)
<シソ科アキギリ属>

野川公園にて、群生していた。
和名の黄花秋桐(キバナアキギリ)は
花の姿からと言われている。
又の名をコトジソウ「琴柱草」と言い、
葉の形が琴柱(コトジ)に似ている事によるのだそうだ。
ちなみに琴柱は、
琴の音色を調節するもの。



茎は四角で、
葉は対生し三角状ほこ形でふちに鋸歯がある。



秋に茎の先に穂状の花穂をつけ、
黄色の唇形の花が段になってつく。

上唇は立ちあがり、
下唇は3裂して前につきでる。


 

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ボントクタデ(凡篤蓼)とサクラタデ(桜蓼)とシロバナサクラタデ(白花桜蓼)

2014-09-18 05:23:53 | 野の花日記

ボントクタデ(凡篤蓼)
<タデ科タデ属>


水辺や湿地に生える。
和名のボントクはポンツク(愚鈍者)の意味だそうだが、
どうして?こんな愛らしい花にそんな名がつくのか解りません。
漢字では「凡篤蓼」と書くようだ。


 

茎は紅紫色。
葉は広披針形で、表面に黒点がでる。

下はサクラタデ(桜蓼)
花が桜のように優しく美しい淡紅色。


ほんのり紅色が優しい


下はシロバナサクラタデ(白花桜蓼)
<タデ科タデ属>



花穂は細長く、やや密に花をつける。


 

 

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コミカンソウ(小蜜柑草)とナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ)

2014-09-17 04:21:47 | 野の花日記

コミカンソウ(小蜜柑草)
<トウダイグサ科コミカンソウ属>

小さな葉裏に橙色の小さな実を連続してつける。



葉は小枝の両側に並んで互生し、
複葉のように見える。


赤褐色の球形の果をつける。



下はナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)
またの名は、ブラジルコミカンソウ


日本に帰化したのは最近。
都会の空き地にものすごい繁殖力で見られる。



コミカンソウは、果実の柄が葉裏につくが
ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ)は、
長い柄のある実をつけ、
果実は上から目立つ。



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オオケタデ(大毛蓼)

2014-09-16 06:00:30 | 野の花日記

オオケタデ(大毛蓼)
<タデ科タデ属>

高さ2メートルにもなる大きなアカマンマだ。

アジア原産の1年草。
茎が太く、全体に毛が多いことから
大毛蓼の名がある。



葉は卵形で、先は尖り
基部は心形で長い柄がある。



花穂は淡紅色で長く先が垂れる。

ちなみに下はアカマンマ(イヌタデ)

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マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)

2014-09-15 04:06:40 | 野の花日記

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
<ヒルガオ科ルコウソウ属>

この頃は、よく野生化して
都会の公園や空き地などの
金網に絡んで咲いているのを見る。
里山で地に這って咲いているのを見つけるのも愉しい。

熱帯アメリカ原産の左巻きのつる性の一年生草本。



葉は心形で長い柄がある。



葉のわきから長い花柄をだし、
星形に開いた朱赤色の花を数個つける。



下はルコウソウ(縷紅草)
葉は羽状に深く裂け、糸状で、
赤い花を咲かす



白花↓もある。
和名の縷紅草は、糸のように細く、
赤い花咲かせる草の意味。

下はモミジバルコウソウ(紅葉縷紅草)


ルコウソウは羽状の細葉だが、
モミジバルコウソウは紅葉のような葉で
赤い花も丸みを帯びる。





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マメアサガオ(豆朝顔)

2014-09-14 05:30:27 | 野の花日記

マメアサガオ(豆朝顔)
<ヒルガオ科>

白い小さな朝顔の花だ。

北アメリカ原産の一年草草本。


茎はつるとなり、よく分岐して巻きつく。


葉は先のとがった心臓形で全縁または3裂し、
長い葉柄があって互生する。


直径1,5センチほどの白色のロート状の花
を1~2個つける。

下は切れ込みの深い
きりっとした感じのマメアサガオの花。

奥の赤い花はマルバルコウソウ。

(これは、埼玉の鶴ヶ島にて)


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クワクサ(桑草)

2014-09-13 05:13:29 | 野の花日記

クワクサ(桑草)
<クワ科クワクサ属>

道端の名も知らぬ草が多くある事を
この頃、感じる。
華やかで綺麗な花はもちろんのことだけれど、
これからはそんな花たちにも、
目を向けてゆっくり、調べて行きたいと思う。


葉は互生し卵形で先がとがる。
葉質は薄く、表面は毛があってざらつく。

球状の雄花と雌花が混生する。

和名は葉が桑に似ている事による。



 

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イチビ(伊知比)

2014-09-12 05:14:33 | 野の花日記

イチビ(伊知比)
<アオイ科イチビ属>

初めてこの花を見たときから、
帰化植物にも興味を持った。
花は黄色で可愛いのだが
何と言っても、
秋のイチビの実の奇妙な形が印象に残った。
本来は嫌われ者でトウモロコシ畑によく見られる。



直径1,5~2センチほどの黄色い5弁花。

葉は互生して心臓形で長い柄があり、
両面、特に軟毛が多く、強い異臭がある。

下は秋の果実


やがて黒くなる。


果実は半球形で11~16個の分果が
環状に並び、
熟すと縦に裂けて中から茶色の種を落とす。


 

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カリガネソウ(雁草)

2014-09-11 05:10:58 | 野の花日記

カリガネソウ(雁草)
<クマツヅラ科カリガネソウ属>

なんと言っても、
5裂した花びらの下の斑点のある花弁から
伸びた蕊の長さに特徴がある。
飛びだした蕊は大きく弓型に曲がる。
この花の近くに来ると匂いがする。


山地にはえる多年草。
丈高くなる。


葉は対生して広卵形。
ふちに鋸歯がある。

葉のわきから
青紫色の花をまばらにつける。

和名は花の形の雁(かりがね)からきている。

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ネコハギ(猫萩)

2014-09-10 03:54:37 | 野の花日記

ネコハギ(猫萩)
<マメ科ハギ属>

名前のネコハギ(猫萩)は軟毛があることによる。
イヌハギ(犬萩)に対して、
花が小さい事にもよるらしい。
花を見ていると、
猫の顔に見えてくるから不思議♪

草地にはえる多年草。



茎は長く地面をはってのび、
軟毛がある。

葉は互生し、
3小葉の複葉で、
小葉の両面に軟毛がある。



花は白色の蝶形花で、
葉のわきに3~5個集まってつく。



 

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