キバナアキギリ(黄花秋桐)
<シソ科アキギリ属>
野川公園にて、群生していた。
和名の黄花秋桐(キバナアキギリ)は
花の姿からと言われている。
又の名をコトジソウ「琴柱草」と言い、
葉の形が琴柱(コトジ)に似ている事によるのだそうだ。
ちなみに琴柱は、
琴の音色を調節するもの。
茎は四角で、
葉は対生し三角状ほこ形でふちに鋸歯がある。
秋に茎の先に穂状の花穂をつけ、
黄色の唇形の花が段になってつく。
上唇は立ちあがり、
下唇は3裂して前につきでる。
キバナアキギリ(黄花秋桐)
<シソ科アキギリ属>
野川公園にて、群生していた。
和名の黄花秋桐(キバナアキギリ)は
花の姿からと言われている。
又の名をコトジソウ「琴柱草」と言い、
葉の形が琴柱(コトジ)に似ている事によるのだそうだ。
ちなみに琴柱は、
琴の音色を調節するもの。
茎は四角で、
葉は対生し三角状ほこ形でふちに鋸歯がある。
秋に茎の先に穂状の花穂をつけ、
黄色の唇形の花が段になってつく。
上唇は立ちあがり、
下唇は3裂して前につきでる。
ボントクタデ(凡篤蓼)
<タデ科タデ属>
水辺や湿地に生える。
和名のボントクはポンツク(愚鈍者)の意味だそうだが、
どうして?こんな愛らしい花にそんな名がつくのか解りません。
漢字では「凡篤蓼」と書くようだ。
茎は紅紫色。
葉は広披針形で、表面に黒点がでる。
下はサクラタデ(桜蓼)
花が桜のように優しく美しい淡紅色。
ほんのり紅色が優しい
下はシロバナサクラタデ(白花桜蓼)
<タデ科タデ属>
花穂は細長く、やや密に花をつける。
コミカンソウ(小蜜柑草)
<トウダイグサ科コミカンソウ属>
小さな葉裏に橙色の小さな実を連続してつける。
葉は小枝の両側に並んで互生し、
複葉のように見える。
赤褐色の球形の果をつける。
下はナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)
またの名は、ブラジルコミカンソウ
日本に帰化したのは最近。
都会の空き地にものすごい繁殖力で見られる。
コミカンソウは、果実の柄が葉裏につくが
ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ)は、
長い柄のある実をつけ、
果実は上から目立つ。
オオケタデ(大毛蓼)
<タデ科タデ属>
高さ2メートルにもなる大きなアカマンマだ。
アジア原産の1年草。
茎が太く、全体に毛が多いことから
大毛蓼の名がある。
葉は卵形で、先は尖り
基部は心形で長い柄がある。
花穂は淡紅色で長く先が垂れる。
ちなみに下はアカマンマ(イヌタデ)
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
<ヒルガオ科ルコウソウ属>
この頃は、よく野生化して
都会の公園や空き地などの
金網に絡んで咲いているのを見る。
里山で地に這って咲いているのを見つけるのも愉しい。
熱帯アメリカ原産の左巻きのつる性の一年生草本。
葉は心形で長い柄がある。
葉のわきから長い花柄をだし、
星形に開いた朱赤色の花を数個つける。
下はルコウソウ(縷紅草)
葉は羽状に深く裂け、糸状で、
赤い花を咲かす。
白花↓もある。
和名の縷紅草は、糸のように細く、
赤い花咲かせる草の意味。
下はモミジバルコウソウ(紅葉縷紅草)
ルコウソウは羽状の細葉だが、
モミジバルコウソウは紅葉のような葉で
赤い花も丸みを帯びる。
マメアサガオ(豆朝顔)
<ヒルガオ科>
白い小さな朝顔の花だ。
北アメリカ原産の一年草草本。
茎はつるとなり、よく分岐して巻きつく。
葉は先のとがった心臓形で全縁または3裂し、
長い葉柄があって互生する。
直径1,5センチほどの白色のロート状の花
を1~2個つける。
下は切れ込みの深い
きりっとした感じのマメアサガオの花。
奥の赤い花はマルバルコウソウ。
(これは、埼玉の鶴ヶ島にて)
クワクサ(桑草)
<クワ科クワクサ属>
道端の名も知らぬ草が多くある事を
この頃、感じる。
華やかで綺麗な花はもちろんのことだけれど、
これからはそんな花たちにも、
目を向けてゆっくり、調べて行きたいと思う。
葉は互生し卵形で先がとがる。
葉質は薄く、表面は毛があってざらつく。
球状の雄花と雌花が混生する。
和名は葉が桑に似ている事による。
イチビ(伊知比)
<アオイ科イチビ属>
初めてこの花を見たときから、
帰化植物にも興味を持った。
花は黄色で可愛いのだが
何と言っても、
秋のイチビの実の奇妙な形が印象に残った。
本来は嫌われ者でトウモロコシ畑によく見られる。
直径1,5~2センチほどの黄色い5弁花。
葉は互生して心臓形で長い柄があり、
両面、特に軟毛が多く、強い異臭がある。
下は秋の果実
やがて黒くなる。
果実は半球形で11~16個の分果が
環状に並び、
熟すと縦に裂けて中から茶色の種を落とす。
カリガネソウ(雁草)
<クマツヅラ科カリガネソウ属>
なんと言っても、
5裂した花びらの下の斑点のある花弁から
伸びた蕊の長さに特徴がある。
飛びだした蕊は大きく弓型に曲がる。
この花の近くに来ると匂いがする。
山地にはえる多年草。
丈高くなる。
葉は対生して広卵形。
ふちに鋸歯がある。
葉のわきから
青紫色の花をまばらにつける。
和名は花の形の雁(かりがね)からきている。
ネコハギ(猫萩)
<マメ科ハギ属>
名前のネコハギ(猫萩)は軟毛があることによる。
イヌハギ(犬萩)に対して、
花が小さい事にもよるらしい。
花を見ていると、
猫の顔に見えてくるから不思議♪
草地にはえる多年草。
茎は長く地面をはってのび、
軟毛がある。
葉は互生し、
3小葉の複葉で、
小葉の両面に軟毛がある。
花は白色の蝶形花で、
葉のわきに3~5個集まってつく。