熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

箱根の自然風景の爽やかな美しさ

2018年03月13日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   日曜日、甲羅のハイアットリージェンシー・ホテルで一泊して、箱根でゆっくりと過ごす素晴らしい時間を得た。
   特に、温泉に入るとか、特別な目的があったわけではなく、長女夫妻が、我々に、箱根での休日をアレンジしてくれたのである。

   昨日、ガラスの森美術館での一時をレポートしたが、その後、芦ノ湖へ出た。
   もう何十年も前に、家族で休日を過ごして、富士の麓を車で旅行したときからであるから、全く久しぶりであった。
   港の畔の湖畔を散策して、寄せ木細工の店で、買い物をしただけで帰ったのだが、残念ながら、曇っていて、富士山は見えなかった。
   
   
   

   行き帰りに、仙石原のススキの原を通り抜けたが、豪快な枯れすすきの美しい風景が楽しませてくれた。
   大分前に、多少小規模であったが、えびの高原であったと思うが、秋であったので、ススキの美しい風景を展望して感激したのを思い出した。
   若草山のように、ここも、山焼きをしたらどうなるのか、凄いであろうと、つまらないことを考えてしまった。
   
   
   

   ハイアットリージェンシーでは、マウンテンビユーを楽しめるベランダのある角部屋を用意して貰えたので、窓から、箱根の自然風景を楽しむことが出来た。
   甲羅には、結構、ホテルなど施設が建て込んでいいるのだが、やはり、山間のリゾートであるから、それなりのムードのある雰囲気を醸し出していて、休息には格好の場所なのであろう。
   ベランダから、湯けむりやロープウェイ、向こう側の山の中腹の別荘の建物などが、遠望できる。
   窓は、南向きなので、右手から太陽が出て、左手に沈む、ゆっくりと、窓外の風景の移り変わりなど見たことが殆どなかったので、興味深かった。
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   翌朝、宮ノ下の駅にほど近いNARAYA CAFEで、小休止して、窓の外の対岸を観ていたのだが、向かいの山側が、丁度、屏風のように広がっていて、山肌の木々に風情があって、面白い風景を見せてくれていた。
   ハイアットリージェンシーの方もそうだが、春秋の花や紅葉のシーズンや、新緑の萌える頃には、極彩色の絵の具で絵をかいたような、美しい風景が展望できるのであろうと思う。
   富士ホテルで、ランチを取って、古い箱根も、それなりに楽しんだのであるが、この箱根の自然風景と味わいも、捨てたものではなかった。
   
   
   
   
コメント
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