熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

真夏は何故か読書三昧の日々

2019年08月24日 | 生活随想・趣味
   まだ、暑さが厳しいので、外出が極端に減って、家で過ごすことが多くなった。
   当然、パソコンに向かってインターネットに戯れているか、読書に時間を過ごすことが多くなってくる。
   パソコンは、書斎にあるので、移動は無理だが、読書の時には、書斎にいるよりも、気分によって、場所を移す。
   最近は、離れている和室に入って、本に向かうことが多くなった。
   エアコンの涼風に、直前に煎れたコーヒーの香りを楽しみ、窓外の緑の淡い光を感じながら、
   和室だが、座椅子ではなく、もう何十年も前から、それも、カバーを更新しながら新宿や千葉でも使っていて愛着のあるソファーに体を預けて、時を過ごすのである。
   私の場合、最近では、歳の所為もあって、本を何冊も同時に並行読みすることが多いので、意図した本以外に、数冊、纏めて本を持ち込む。
   結構、沢山の本を読んできて、間口が広くなっていることもあって、関連情報や関心が、どんどん、飛んで広がって行くのである。

   先日、F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」を読んで面白かったし、ダンテの「神曲」を読んで間もなかったので、ダン・ブラウンの「インフェルノ」を読み始めた。舞台が、何回か訪れて知っているフィレンツエなので、興味深いのだが、やはり、小説は苦手で、「下巻」の途中で止まっている。
   トインビーの「歴史の研究」を読み始めており、若い時に読んだサマヴェル版では、すらりと行ったのだが、今回のトインビー晩年の新版は、少し骨が折れそうで、時間がかかっている。
   人類の歩んできた歴史、文化文明史には、非常に興味を持っているので、このあたりを、もう少し掘り下げてみたいと思っている。
   欧米に居た頃には、しょっちゅう、博物館や美術館に通い詰めて、勉強できたのが懐かしい。

   さて、やっぱり多いのは、専攻の経済学や経営学の本。
   シュンペーターから、経済成長論、創造的破壊、そして、私の最大の関心事になったイノベーションに関する本は、どんどん買い込むのだが、まだ、W・チャン・キムの「ブルーオーシャン」の新版さえ読めておらず、少し、焦り始めている。

   このブログのブックレビューで、一寸変わってきたのは、その本をレビューするのではなくて、どちらかと言えば、その本を読んでいて触発された話題やトピックスについて、思いつくままに、感想や私見を書くことにしたことである。
   この数日、環境問題で、アマゾン火災など、地球温暖化や環境破壊について書いたのも、その一環である。
   歳甲斐もなくと言うべきか、まだ、好奇心が旺盛なので、新しい何かに巡り合いたくて、趣味と実益を兼ねて、読書を楽しみながら、暑気を避けつつ真夏の日々を過ごしている。
コメント
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