悠々自適の隠退生活が長くなると、高級ホテルで時を過ごすなどといった機会から遠のく。
知人の結婚式くらいなら偶にあるが、個人的にはそんなチャンスは殆どないし、また、その余裕もない。
娘夫妻が、私の誕日祝いに、私たち夫婦に、ホテル椿山荘東京で1泊の憩いの時間をプレゼントしてくれたのである。
ホテル椿山荘東京は、素晴しいホテルであるが、まず、ハイティーの話から。
午後遅くにホテルについて、ささやかな宴を持ってくれたので、夜は、ヘビーなディナーを避けて、ハイティーを楽しんだ。
ハイティーは、アフタヌーンティーに、肉や魚などを使用した「メイン料理」が加わり、夕刻から始まる夕食と言う位置づけで、
ホテル椿山荘東京のロビーラウンジ ル・ジャルダンの「イブニングハイティー」は人気が高い。
能書きによると、グラスシャンパン、三段のオードブルスタンド、ローストビーフ、デザートのついたイブニングハイティー。ボリューム感のあるローストビーフは男性にも人気です。 是非、広々とした空間で優雅な大人の時間をお楽しみください。と言うところである。
オードブルのスタンドが、アフタヌーンティーの3種盛りにあたり、本来は、サンドイッチ、スコーン、ケーキを盛った 3段重ねのティースタンドに載せられてサーブされるのだが、椿山荘の3段重ねは、まさに、素晴しいオードブルのオンパレードで楽しませてくれた。


アフタヌーンティーもハイティーも、イギリスの国民的嗜好品の最たる紅茶ティーが主体で、最初から最後まで大きなティーセットが鎮座ましまして、ティーが伴奏し続ける憩いの時間なのだが、この椿山荘は、ドリンクは選択制で、ダージリンを選んだが、後から出てくるシステムで、小さなポットがついてきたものの、伝統のアフタヌーンティーともハイティーとも趣が大分違っている。尤も、ディナーを意図してセットしたメニューであるから、十分分かるし、工夫の跡が見えて好ましいとは思っている。
最も違ったのは、3段重ねで、オードブルであるから、シンプルなイギリスのサンドイッチ、スコーン、ケーキとは趣が異なっていてあまりにも繊細で美しく、サンドイッチは、小豆とクリームチーズのサンドイッチと菜の花と梅とともにのキューリのサンドイッチで、しめて、11種類、写真の通りである。
オードブルであるから、冒頭から無粋なプチケーキでもないであろうし、それに、スコーンも似つかわしくはないであろうが、私にとっては、アフタヌーンティーの思い出印象の総べては、このスコーンなので、一寸、肩すかしであった。
しかし、ローストビーフが、流石に絶品で、赤ワインが、美味しかった。
ヨーロッパのデイナーでは、メインコースでローストビーフを頂いても、大皿に盛られた肉料理という位置づけなので感じ方が違うのだが、このように、単品で、タップリとローストビーフそのものを味わうと、赤ワインとの相性の良さを感じて嬉しくなる。
Wikipediaを引用させて頂くと、
スコーン(英: scone)は、スコットランド料理の、バノックより重いパン。
小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから軽く捏ね、成形して焼き上げる。粉にバターを練り込んだり、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げられることも多い。と言うことで、円形のきんつばというか薄い円筒状のスコーンを横から輪切りにして、クロッテドクリームとジャムを挟んで食べると実に美味しい。
私は、成城石井の胡桃とチョコ入りのスコーンを、毎朝の常食にしている。
大きめのマグカップに、シロップ漬けのブルーベリーをタップリ入れて、牛乳を加えてコーヒーを注ぐ。これが、私の朝のコーヒーで、結構満足していて、何年も続けている。
さて、アフタヌーンティーだが、
私はロンドンに5年間居たので、ホテル・リッツやフォートナム&メイソンなど、それに、貴族の館などで、本式のアフタヌーンティーを何度も楽しんできたのだが、日本のあっちこっちで味わうアフタヌーンティーは、それぞれ、日本好みにアレンジされていて非常に興味深く感じている。
残念ながら、イギリスでは、ハイティーを経験する機会をミスってしまった。
このブログで、アフタヌーンティーやイギリス生活について沢山書いているので、端折るが、ティースタンドはフォートナム&メイソンで買って帰るなど他の丁度も揃っており、スコーンを焼くのが一寸難しいだけで、以前には、家内が、自家製のアフタヌーンティーをサーブしてくれていたこともあった。
スコーンやプチケーキを買える店が近くにあれば、至って簡単なのである。
さて、気持ちよくリラックスして会話を楽しみ、席を立ったのは、かなり、遅くなってから。
部屋に帰って、全面ガラスの窓から広い庭園を見下ろすと、綺麗な「東京雲海と夜桜雲海」の世界が広がっている。
知人の結婚式くらいなら偶にあるが、個人的にはそんなチャンスは殆どないし、また、その余裕もない。
娘夫妻が、私の誕日祝いに、私たち夫婦に、ホテル椿山荘東京で1泊の憩いの時間をプレゼントしてくれたのである。
ホテル椿山荘東京は、素晴しいホテルであるが、まず、ハイティーの話から。
午後遅くにホテルについて、ささやかな宴を持ってくれたので、夜は、ヘビーなディナーを避けて、ハイティーを楽しんだ。
ハイティーは、アフタヌーンティーに、肉や魚などを使用した「メイン料理」が加わり、夕刻から始まる夕食と言う位置づけで、
ホテル椿山荘東京のロビーラウンジ ル・ジャルダンの「イブニングハイティー」は人気が高い。
能書きによると、グラスシャンパン、三段のオードブルスタンド、ローストビーフ、デザートのついたイブニングハイティー。ボリューム感のあるローストビーフは男性にも人気です。 是非、広々とした空間で優雅な大人の時間をお楽しみください。と言うところである。
オードブルのスタンドが、アフタヌーンティーの3種盛りにあたり、本来は、サンドイッチ、スコーン、ケーキを盛った 3段重ねのティースタンドに載せられてサーブされるのだが、椿山荘の3段重ねは、まさに、素晴しいオードブルのオンパレードで楽しませてくれた。


アフタヌーンティーもハイティーも、イギリスの国民的嗜好品の最たる紅茶ティーが主体で、最初から最後まで大きなティーセットが鎮座ましまして、ティーが伴奏し続ける憩いの時間なのだが、この椿山荘は、ドリンクは選択制で、ダージリンを選んだが、後から出てくるシステムで、小さなポットがついてきたものの、伝統のアフタヌーンティーともハイティーとも趣が大分違っている。尤も、ディナーを意図してセットしたメニューであるから、十分分かるし、工夫の跡が見えて好ましいとは思っている。
最も違ったのは、3段重ねで、オードブルであるから、シンプルなイギリスのサンドイッチ、スコーン、ケーキとは趣が異なっていてあまりにも繊細で美しく、サンドイッチは、小豆とクリームチーズのサンドイッチと菜の花と梅とともにのキューリのサンドイッチで、しめて、11種類、写真の通りである。
オードブルであるから、冒頭から無粋なプチケーキでもないであろうし、それに、スコーンも似つかわしくはないであろうが、私にとっては、アフタヌーンティーの思い出印象の総べては、このスコーンなので、一寸、肩すかしであった。
しかし、ローストビーフが、流石に絶品で、赤ワインが、美味しかった。
ヨーロッパのデイナーでは、メインコースでローストビーフを頂いても、大皿に盛られた肉料理という位置づけなので感じ方が違うのだが、このように、単品で、タップリとローストビーフそのものを味わうと、赤ワインとの相性の良さを感じて嬉しくなる。
Wikipediaを引用させて頂くと、
スコーン(英: scone)は、スコットランド料理の、バノックより重いパン。
小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから軽く捏ね、成形して焼き上げる。粉にバターを練り込んだり、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げられることも多い。と言うことで、円形のきんつばというか薄い円筒状のスコーンを横から輪切りにして、クロッテドクリームとジャムを挟んで食べると実に美味しい。
私は、成城石井の胡桃とチョコ入りのスコーンを、毎朝の常食にしている。
大きめのマグカップに、シロップ漬けのブルーベリーをタップリ入れて、牛乳を加えてコーヒーを注ぐ。これが、私の朝のコーヒーで、結構満足していて、何年も続けている。
さて、アフタヌーンティーだが、
私はロンドンに5年間居たので、ホテル・リッツやフォートナム&メイソンなど、それに、貴族の館などで、本式のアフタヌーンティーを何度も楽しんできたのだが、日本のあっちこっちで味わうアフタヌーンティーは、それぞれ、日本好みにアレンジされていて非常に興味深く感じている。
残念ながら、イギリスでは、ハイティーを経験する機会をミスってしまった。
このブログで、アフタヌーンティーやイギリス生活について沢山書いているので、端折るが、ティースタンドはフォートナム&メイソンで買って帰るなど他の丁度も揃っており、スコーンを焼くのが一寸難しいだけで、以前には、家内が、自家製のアフタヌーンティーをサーブしてくれていたこともあった。
スコーンやプチケーキを買える店が近くにあれば、至って簡単なのである。
さて、気持ちよくリラックスして会話を楽しみ、席を立ったのは、かなり、遅くなってから。
部屋に帰って、全面ガラスの窓から広い庭園を見下ろすと、綺麗な「東京雲海と夜桜雲海」の世界が広がっている。
