熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・牡丹、ミヤコワスレ、コデマリ、ツツジ

2022年04月26日 | わが庭の歳時記
   黄色い牡丹が、1輪咲きだした。
   まだ、完全には開ききってはいないが、牡丹の花を見ると、本格的な春の到来を感じる。
   わが庭には、意識して育てている椿の花は多いが、この牡丹もシャクヤクもユリも、季節に咲いてくれれば良いと思っている程度なので、それ程多く目立って植えてはいない。と言うよりも、綺麗に咲かせようと思えば、かなりのスペースが必要となり、その余裕がないと言うのが正直なところである。
   5年前にこのブログで、「牡丹は楊貴妃が愛でて中国の名花になった」と書いて、中国の国花のような位置づけの牡丹が、かなり最近なって脚光を浴びた花であることを紹介した。
   宇野直人の「李白」を読んでいて、李白の「清平調の詞」の説明のところで、”・・・この時代、牡丹の花が中国に入って来て、定着したんです。”と言う文章に出会った。”それを玄宗皇帝がたいへん好み、宮中に植わっていた牡丹を4本を、沈香亭というあずまやの前に移植し、その花がたくさん咲くと、玄宗は楊貴妃と一緒に、花を愛でるお花見の会を開いた。”と言うのである。
   歌舞伎の舞台背景には絢爛豪華に咲く牡丹の襖絵などが頻繁にでてくるが、実際に育ててみると、花弁が大きくてか弱いので、完全な花の観賞時期は短い。美人薄命、花の命は短くての典型である。
   
   
   

   平凡な草花だが、春に咲く紫色の菊といった感じで、雰囲気のある花である。
   千葉の庭から数株持ってきて、ピンクの花も植えたのだが、紫の花だけが広がっている。
   
   
   

   緩やかな放物線を描いたしなやかな枝に、びっしりと白い小花を咲かせているのがコデマリ。
   
   

   ツツジの季節なので、庭のあっちこっちに、咲き乱れている。
   
   
   
   
   最盛期を終えて、まだ、咲き続けているのが、わが庭の椿。
   咲き終わった椿の枝には、筍芽が伸びて、綺麗な新芽が勢いよく芽吹き始めた。
   この一ヶ月ほどの間に勢いよく成長して、6月の終わり頃に来春咲く花の蕾を付ける。
   
   
   
   
   
   
コメント
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