熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・もう一本の黄色い牡丹

2022年04月30日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、3本の牡丹が植わっているが、今年は、何故か、一番先に咲くピンクの牡丹は蕾を付けなかった。
   黄色い牡丹は、先週一本が咲き始めたのだが、もう一本の黄色い牡丹も花を開いた。
   
   
   

   先に咲いた黄色い牡丹は、牡丹とシャクヤクの交配種だと言うことで、随分前に、京成バラ園で買って千葉の庭に植えていて、この鎌倉の庭に移植したものである。
   それぞれに名前があるのであろうが、タグを失ったので、分からない。
   牡丹の栽培については、花後の剪定くらいは気をつけているが、殆ど無頓着で、自然に任せている。
   牡丹園のように、広い空間に、特別仕立ての花壇を設えて植えるのが、牡丹への敬意であろうが、わが庭では、可哀想だが、その余裕がない。植えられるだけでも幸せだと思っているのだが、シャクヤクとなると、どこから芽が出るのか分からないくらいである。
   
   

   さて、枯れかけていた椿至宝の苗木が、生き返ったようである。
   先月、立派に蕾を付けて、開花寸前であった至宝の木が、何故か、一気に蕾と葉を落とし始めたの気づいて、ベニカを散布したが、既に遅しで、殆ど丸裸になってしまった。
   残った葉を総べて捥ぎ取って、更に、枯れた枝を切り落として、筍芽が残っている枝だけを残して、ベニカを散布して様子を見ていた。
   丁度、新芽が芽吹くシーズンに当たっていて、筍芽が綺麗に幼葉に成長した。
   この調子だと、来年開花しなくても、成木に成長して行けそうなので、ホッとしている。
   親木の至宝は、まだ、咲き続けている。
   この至宝とエレガンス・シュプリームは、何本ずつかスペアを残しておきたいと思って育てている。
   
   
   
   
   久しぶりに、気持ちの良い五月晴れの日で、風も静かで、庭に出て、コーヒーを啜りながら、読書を楽しんだ。
   テーブルの傍近くには、びっしりつと蕾を付けたバラの木が列んでいて、合間から、まだ残っている椿の花が顔を出し、すっかり新緑に衣替えした緑陰にツツジが咲き乱れている。
   休日なので、登下校の子供達の声も聞こえず、静まりかえった住宅街。
   時折、鎌倉山からの鶯の囀りが聞こえてくる。
コメント
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