熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿 エリナ・カスケード、エレガント・スプレンダー、花富貴

2022年04月16日 | わが庭の歳時記
   極小輪の椿エリナ・カスケードが、一気に咲き出して、滝のように落下して地面を真っ白に染めている。
   この椿、椿だとは思えないような花姿だが、中国の野生椿とヒメサザンカの交雑品種だと言う。枝垂れ性の細い枝に風情があり、淡桃色の1cmほどの可愛いい小さな花をカスケード状に鈴なりに咲かせる。我が家では、門扉の外の花壇に植えている。
   
   
     
   

   エレガンス系で、最後に咲いたのは、エレガンス・スプレンダー。
   2株買ったのだが、苗木の質が悪くて、当初から葉が黄ばんでいて、その後も回復せずに成長も遅くて、花付きも良くない。
   新枝を挿し木にして育てているのが、正常な状態を維持しているので、開花するのを期待して待とうと思っている。
   新しい苗木が出ればと思ってネットを叩いているのだが、まだ、見つかっていない。
   
   
   

   花富貴は、千葉の庭で、豪華に咲き乱れていたので、再現したく、鎌倉に来てから買って植えたのだが、木の生長優先で中々咲かず、1㍍を超えた今年、やっと、咲き出した。
   この花は、千葉の思い出の花富貴とはイメージが違っているが、大きくなって沢山花が咲けば、印象も違ってくるのであろうと思う。
   
   
   
   さて、まだ、蕾のままの椿も残っているが、今年は、咲かなかった椿が結構あった。
   桃太郎、薩摩紅、王冠、朱月、鴇の羽重、ブラックマジック・・・
   それに、実生苗や挿し木苗で、大分大きくなった椿も、まだ、花を咲かせていないのが何何本かある。
   庭に植えると、木が自由に生長できるので、成長にエネルギーを取られて、花が咲くのがずっと遅くなる。
   花を咲かせるためには、土を切り詰めた植木鉢に植えるとか、根を切るとか、要するに、木を虐めて危機意識を持たせることだが、蕾が着き始める晩春に枯れる寸前まで水やりを控えるのも、この手法だが、出来れば広い場所でおおらかに育てたいとは思っている。
   
コメント
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