熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:天賜、津川絞咲く

2020年03月27日 | わが庭の歳時記
   一重の淡いピンクの清楚な花の天賜が咲いた。
   「てんし」と読むのだが、ピンク地に底が白ぼかしで、太く短い筒しべ、椀咲きの中輪椿である。
   この椿には思い出があって、ロンドンから帰国したときに、長い間ルスをしていたわが庭に、忘れずに主を待っていて咲いてくれた乙女椿のあまりの美しくしさに感動して、椿栽培をはじめて、最初に園芸店で買った椿なのである。
   ほんのりとしたピンク地が、花弁の底に行くにつれて少しずつ白くなっていくグラデーションが気にいっていたのである。
   千葉の庭では、随分大きくなって、毎春、綺麗な花を咲かせて喜ばせてくれたのだが、多くの椿とともに分かれて鎌倉に移り、懐かしくなって新しく育てているのが、この椿で、それが咲き始めたのである。
   千葉の庭から、実生苗を10本ほど持ってきて庭植えして、まだ、花が咲いていない苗木があるので、その種の苗木が残っているかも知れないと思っている。
   
   
   
   

   もう一つ咲いたのは、津川絞。
   新潟のユキツバキで、きれいに螺旋形に花弁が並ぶ列弁咲きの千重咲きの椿だが、まだ、完全に開花する前に写真を撮ったので、その美しさは表れていない。
   桃色地に紅の絞りが一寸入っているのが面白い。
   この椿は、まだ、幼苗なので、鉢植えのままだが、トムタムのような雰囲気で咲くのであろう。
   
   

   べにばなときわまんさくが、一斉に咲き出した。
   白花もあったのだが、植え場所に困って、この紅花だけ、庭うえにしたのだが、アクセントになって面白いと思っている。
   
   
   
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