
11月に入ってから新宿御苑で菊花壇展が開かれていて,広い苑内に花壇が設えられて素晴しい菊が展示されている。
初冬に出てくる芽から育てて1年がかりで501輪の花を咲かせた大作り菊など、正に圧倒されるような迫力で、色取り取りの懸崖作り、江戸菊、肥後菊、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊、一文字菊、管物菊、それに、大菊と、豪華に咲き誇った菊の花壇が秋の素晴しさを演出している。
菊も良いが、少しづつ色づき始めた木々や水面を泳ぐ水鳥の風情が秋の深まりを感じさせてくれて、その静寂がまた素晴しい。
日本橋高島屋では、草月展が開催されて、こちらは、花のみならず、正に花を主役にした造型美術の世界で、自然と人口の素晴しいマッチングがまた格別で、夢の世界を繰り広げている。
草月流は、形式にとらわれない、いける人の個性を尊重すると言う所為なのか、花とは関係なく、木と金属だけ、或いは、陶器だけであったり、花があってもほんの添え物と言った感じの作品があり、西洋の造型美術と殆ど差がなくなっているものもあって面白いが、しかし、どれもそれなりに美しいのである。
芸術の秋たけなわである。
初冬に出てくる芽から育てて1年がかりで501輪の花を咲かせた大作り菊など、正に圧倒されるような迫力で、色取り取りの懸崖作り、江戸菊、肥後菊、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊、一文字菊、管物菊、それに、大菊と、豪華に咲き誇った菊の花壇が秋の素晴しさを演出している。
菊も良いが、少しづつ色づき始めた木々や水面を泳ぐ水鳥の風情が秋の深まりを感じさせてくれて、その静寂がまた素晴しい。
日本橋高島屋では、草月展が開催されて、こちらは、花のみならず、正に花を主役にした造型美術の世界で、自然と人口の素晴しいマッチングがまた格別で、夢の世界を繰り広げている。
草月流は、形式にとらわれない、いける人の個性を尊重すると言う所為なのか、花とは関係なく、木と金属だけ、或いは、陶器だけであったり、花があってもほんの添え物と言った感じの作品があり、西洋の造型美術と殆ど差がなくなっているものもあって面白いが、しかし、どれもそれなりに美しいのである。
芸術の秋たけなわである。