
今年は少し遅い感じだが、ピンクの大人しい感じのツバキ西王母が庭に咲いている。
中輪の筒咲で花は完全には開かずに落ちてしまうが、秋の早い時期から咲き始める椿なので、季節を越えて、その暖かい雰囲気が好きである。
他のツバキの蕾も大分膨らみ始めて、もうすぐ、私の庭も賑やかになる。
今私の庭に咲いている花は、このツバキと薔薇と西洋アサガオだけ。
季節外れの感じがするが、青色が消えて白くなったアサガオが、ツバキやサルスベリの木の上3メートル以上の高さに這い上がって、毎日沢山の花を付けている。
霜が降りると枯れてしまうが、それまでは、必死になって咲き続ける。
日本のアサガオは、もうとっくに、種になって落ちてしまっているのに。
色が付いて鳥を呼ぶのが、ムラサキシキブとピラカンサで、どちらも萌芽力が強くてドンドン庭に広がってゆく。
まだ木についているイチジクの実(これは花)だが、色付き始めると弾けて開いてしまう。
寂しく雨に打たれて、近頃では、蟻も鳥も蜂も寄り付かなくなってしまった。
モミジの大杯が、先の方から色付き始めた。もう少しすると真っ赤に色付くが、そうなるともう秋が深い。
庭を訪れるトンボも真っ赤になってきた。
喧しく泣いていた蝉の声もとっくに消えて、秋の虫の音も大人しくなってしまった。
今年最後になりそうな月下美人の蕾が膨らみ始めた。
野辺を歩くと真っ白になったススキの穂が秋風に揺れている。
野山の雑木の葉が少しづつ黄みを帯びてきた。
ビバルディの四季の秋が急に耳元に広がる、そんな秋深い雨上がりの京都を、久しぶりに歩きたくなった。
中輪の筒咲で花は完全には開かずに落ちてしまうが、秋の早い時期から咲き始める椿なので、季節を越えて、その暖かい雰囲気が好きである。
他のツバキの蕾も大分膨らみ始めて、もうすぐ、私の庭も賑やかになる。
今私の庭に咲いている花は、このツバキと薔薇と西洋アサガオだけ。
季節外れの感じがするが、青色が消えて白くなったアサガオが、ツバキやサルスベリの木の上3メートル以上の高さに這い上がって、毎日沢山の花を付けている。
霜が降りると枯れてしまうが、それまでは、必死になって咲き続ける。
日本のアサガオは、もうとっくに、種になって落ちてしまっているのに。
色が付いて鳥を呼ぶのが、ムラサキシキブとピラカンサで、どちらも萌芽力が強くてドンドン庭に広がってゆく。
まだ木についているイチジクの実(これは花)だが、色付き始めると弾けて開いてしまう。
寂しく雨に打たれて、近頃では、蟻も鳥も蜂も寄り付かなくなってしまった。
モミジの大杯が、先の方から色付き始めた。もう少しすると真っ赤に色付くが、そうなるともう秋が深い。
庭を訪れるトンボも真っ赤になってきた。
喧しく泣いていた蝉の声もとっくに消えて、秋の虫の音も大人しくなってしまった。
今年最後になりそうな月下美人の蕾が膨らみ始めた。
野辺を歩くと真っ白になったススキの穂が秋風に揺れている。
野山の雑木の葉が少しづつ黄みを帯びてきた。
ビバルディの四季の秋が急に耳元に広がる、そんな秋深い雨上がりの京都を、久しぶりに歩きたくなった。