第28回大島小学生バレーボール連合会秋季大会に4年ぶりに出場

【Aチーム大会】

6年生チームは体調的にあまり良くなく、動きが緩慢。前日に東京新聞杯予選江東中央ブロック2位になった直後だったことからほんのわずかの油断もあり、第1試合1セット目をつまらないミスで自滅、逆転負け。1位リーグ進出がなくなったので、その後は10月の支部決勝に向けてのメンタル訓練試合にねらいを変えて超厳しい指導。次なる「辰巳ジャンプのXデー」に向けて、万全のチーム状態を作っていきます。短期間で伸ばせる部分があるので、そこに焦点化して練習をしていきます。この指導が成功すると、6年生の得点力は5,6点アップするはずです。お楽しみに!!!

【サーブ成功率】チーム86%
1位 3番 100%
2位 1番、5番 93%
4位 7番 90%
5位 4番 79%
6位 6番 67%
7位 2番 54%

【サービスエース率】チーム22%
1位 4番 32%
2位 7番 27%
3位 1番 26%
4位 2番、3番 8%
6位 5番 7%

【サービスエース数】チーム31本
1位 1番 11本
2位 4番 9本
3位 7番 8本
4位 2番、3番、5番 1本

【スパイク・ブロック成功率】チーム76%
1位 2番 100%
2位 5番 81%
3位 1番 74%
4位 4番 71%
5位 7番 50%


【Bチーム大会】コーチからの報告文です。

決勝戦は相手エースのサーブとスパイクに圧倒され完敗でした。
試合後、自分たちが何もできずに負けたことがよほど悔しかったらしく、大泣きしてました。
負けはしましたが、みんな声を出し、最後まであきらめずに頑張っていました。


個人成績

【サーブ成功率】チーム83%
1位 R.K 94%
2位 S.K 92%
3位 R.O 87%
4位 R.E 85%
5位 N.I 76%
6位 A.H 75%

【サービスエース率】チーム27%
1位 N.I 48%
2位 R.K 39%
3位 A.H 21%
4位 S.K 17%
5位 R.E 15%
6位 R.O 13%

【サービスエース数】チーム28本
1位 N.I 10本
2位 R.K 7本
3位 A.H 5本
4位 R.O、S.K、R.E 2本

【スパイク決定率】チーム56%
1位 N.I 77%(決定10本、ミス3本)
2位 A.H 50%(決定 6本、ミス6本)
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夢の島合宿

この土日、辰巳ジャンプは夢の島にある「BunB」で合宿を行いました。子どもたちに小学生時代の良い思い出を作ってあげたいという保護者の皆さんの努力で、1年も前から予約を入れ、企画を進めてきました。この2日間、全国大会を開いてもおかしくないほど広くて冷房もきいた体育館で思う存分バレーボールができたことを、子どもたちはずっと忘れないでほしいと思います。どうか支えてくださった保護者の皆さんに、あらためて心から「ありがとうございました」という言葉を伝えてくださいね。

大会も近いので、練習内容はあまり記事にしないことにします。ただ、6年生の東京新聞杯にかける気持ちの高まりは十分に感じられます。一人ひとりが自己の課題を意識して、黙々と練習している姿には感動もします。暇さえあれば、自分から練習をしている。今日などはサーブがうまくいかなくて悩んでいた子が、自分から昼休み返上で練習を続けたので、私もほっておけず、練習に付き合いました。これまでの先輩たちの中で、昼ごはんの時間をけずってまで練習をするということは、私から言われて取り組んだ子はいましたが、自分から練習をし続ける子はなかなかいませんでした。この事実だけでも、私がずっと指導目標にしてきた「自ら目標を持ち、自ら練習に励む子どもの育成」「自分自身の意志の力で自分の弱さに勝つ子どもの育成」に近づいていると感じます。

この6年生チーム、「優勝」の二文字をまだ経験できていません。準優勝はありますが、最後まで勝ち切って優勝する経験をどこかで味わわせてあげたい。この秋はそれを求めて挑戦をし続けることになります。
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本当に世界一元気なチーム

辰巳ジャンプ新チーム(4年生)、今日はU10大会以来となる遠征試合をしました。私が小学生バレーボール指導を始めた頃からお世話になっている大田区の調○○塚チームが主催する練習試合です。お相手は調○、池○の中学年チームでした。

辰巳ジャンプでは、私の車両は「レギュラー車両」という認識があります。下級生全員が乗車すること=みんなレギュラーという意識が子どもたちの中には生まれます。この車の中で、私は過去の先輩たちのチームを見守ってきました。その年ごとに、車内の雰囲気はちがうものです。今回遠征した4年生チームはとにかく大騒ぎでした。今、私の車では、車酔い防止のために「サインはV」のDVDを流しているのですが、今日の子どもたちはそれほど関心を示すことなく、乗車から下車まで騒ぎ続けてくれました。あまりにも大騒ぎするため、DVDの音が聞こえなくなるほど。こういうチームはさすがに初めてです。運転していてもらい笑いしてしまいました。

このうるさいチーム状態は、試合が始まってからも続きました。いやいや本当によく声が出ます。私は内心(これはご近所迷惑だな。近くに民家のある体育館で試合をしたら、絶対に苦情が来るな。)と思っていました。相手チームも驚いている様子が見受けられました。それは相手チームの指導者の方が、
「声で負けるな!」
と言っていたことが証拠です。あまりにもうるさいので、私自身が指で耳をふさぐほど。そういう経験も初めてです。いつもは「声を出すんだ!」と自分がさけんでいることが多いので、この指示をしないですむことだけでも楽なチームだと感じました。

過去の辰巳ジャンプでは声を出すということについてどうだったのでしょうか?
過去記事にリンクを貼ってみます。

東京都小連・U10キッズ交流バレーボール大会(2009.7.4 現6年生が4年生だった頃)

自分の頭で考える習慣

封印された指導者の声


【今日の個人成績】
(サーブ成功率)チーム85%・・・5%不足
1位 サ 92%
2位 リ 89%
3位 ネ 88%
4位 ナ 86%
5位 ア 82%
6位 ミ 67%

(サービスエース率)チーム34%・・・4%合格
1位 ネ、ア 45%
3位 リ 28%
4位 サ 25%
5位 ミ 17%
6位 ナ  0%

(サービスエース数)チーム35本
1位 ネ 15本
2位 ア 10本
3位 リ  5本
4位 サ  3本
5位 ミ  2本
6位 ナ  0本

(スパイク成功率)チーム68%・・・12%不足
1位 ネ 85%(決定11本・ミス2本)
2位 ア 57%(決定12本・ミス9本)
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5日間の試合の反省を生かして練習の仕上げ

浦安大会2日間。ジュニアFさん会場での練習試合2日間。八千代大会1日。1週間強で合計5日間の試合経験を通し、チームの課題が明らかになりました。大きく3つの課題があります。この3つを集中的に改善できれば、うちのチームはかなり良くなります。どのような課題なのかは秘密です。他チームにバレたらいけませんから( ̄ー ̄)

今日から3日間の集中的な課題解決練習で、一気に問題を解決し、週末の大田区遠征でその成果を出していくつもりです。

この夏休みも今日まで、たくさんの練習をしてきましたが、辰巳ジャンプの子どもたちは全然休まない。そして毎回の練習に自ら課題を持って挑戦しています。一昨日の八千代大会も優勝を目標にしてきましたので、準優勝では褒める言葉をかけられませんでしたが、本当は決勝トーナメントの3試合、すべてフルセットという接戦をものにしての決勝進出だったのです。少しずつ勝負強いチームに育ってきたのだと評価してもよいのだと思います。


さて、今日の練習中、実はマインドマップ活用法について、壁山恵美子さんの取材を受けました。

8月24日(金)に亀戸駅前にある「カメリアホール」で開催される「マインドマップ活用事例発表会」で、辰巳ジャンプのメンタルトレーニングのことを紹介してくださることになっていまして、そのプレゼンを壁山さんがしてくれることになっています。その裏付け取材をしていただいたわけです。どんな発表になるでしょうね。私が行って、話をすれば良いのでしょうが、実はこの日、別の大きなイベントを勤務校で開催することになっていて、今の私的にはこちらを優先させなくてはならないため、事例発表は辞退させていただいたのです。

では、その大きなイベントとは何か?

それは「日本教育再興連盟」を運営している大学生たちが、学校支援ボランティアの活動を報告し合い、これからの学生ボランティア運動や教育のあり方を考え合う「学生ボランティア研修会」を開催するのです。今、私は学校管理職という立場で、日本の教育を何とか良い方向に持っていこうという使命を果たそうとも思っています。そのためには「強い心を持った人材群」を育てる以外に方法がないとも思っています。この日本教育再興連盟の学生たちからは、「平成の松下村塾になりたい」という強いビジョンを感じさせる言葉を聞くことがありました。所属している学生たちは、東京大学やお茶の水女子大、早稲田大を中心にした日本のトップクラスの学生たちです。これまでにお会いした子全員が、素晴らしい人格者でした。だからこそ、これからの日本の教育界を動かしていく可能性のある学生たちの心に灯をつけておきたい。その灯が10年後、20年後に燎原の火となれば良い。そのための熱い情熱の1日にしたいと思っています。
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第10回 八千代町近隣小学生バレーボール大会で準優勝

6年ぶりに出場した「八千代町近隣小学生バレーボール大会(茨城県)」で準優勝しました。

【予選リーグ】1位通過
辰巳 2{21-9、21-9}0 飛○(茨城)
辰巳 2{21-3、21-5}0 常○(茨城)

【決勝トーナメント】
準々決勝
辰巳 2{23-21、17-21、15-12}1 城○(茨城)

準決勝
辰巳 2{16-21、21-15、15-12}1 嘉○○崎(茨城)

決勝
辰巳 1{21-11、18-21、11-15}2 石○南(茨城)

この夏休み、アタッカー陣が絶不調におちいっていて、いまだにどうにもできません。プレッシャーの無い中だと打ち切るのですが、少しでもプレッシャーがかかると、次々とミスをくり返す。今日の決勝戦も第2セットの10-4まで楽に勝っていたのに、ここからアタッカーのスパイクミスが5本、サーブミスが3本、大逆転をされる。3セット目も7-2まで勝っていたのに、ここからスパイクミスが4本も出る。結局、ミスしたスパイクのうち1本でも決めていたらそのまま勝っていたのに、失点が止まらなくなる。フェイントのひとつでも混ぜてやれば、または軽打のひとつでも落とせば簡単に崩れるのに、そのフェイントを相手が一歩も動かなくて良い場所に持っていき、逆襲される。あわてだして決めようとして力み、ネットにかける。このパターンを先週以来ずっと続けている6年生に呆れてきました。

「スパイクを拾うために相手が下がっていて、コートの真ん中が大きく空いているのに、どうして落とさないの?」と、毎セット言わなくてはならないのがバカバカしくなってきます。

とうことで、今日の個人成績です。

【サーブ成功率】チーム87%・・・3%不足
1位 4番 92%
2位 1番 91%
3位 7番 90%
4、5位 2,3番 83%
6位 5番 74%

【サービスエース数】
1位 1番 37本
2位 4番 13本
3位 7番  9本
4位 3番  5本
4位 2番  3本
5位 5番  2本

【サービスエース率】チーム29%・・・1%不足
1位 1番 50%
2位 4番 26%
3位 7番 23%
4位 3番 17%
5位 2番 13%
6位 5番  9%

【スパイク・ブロック決定本数】
1位 4番 54本
2位 1番 45本
3位 5番 15本
4位 2番  8本
5位 7番  1本

【スパイク・ブロック成功率】チーム71%・・・9%不足
1位 4番、5番 83%
3位 2番 62%
4位 1番 59%
5位 7番 50%



 
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今日の練習試合の成績・・・努力は報われる!!!

【サーブ成功率】チーム93%・・・合格
1、2位 3,6番 100%
3位   4番    95%
4位   1番    94%
5位   7番    91%
6位   5番    89%
7位   2番    87%

【サービスエース率】チーム32%・・・合格
1位 1番  45%(22本)
2位 5番  41%(11本)
3位 6番  38%(3本)
4位 4番  31%(13本)
5位 2番  20%(3本)
6、7位 3、7番 13%(2本、3本)

【スパイク成功率】チーム74%・・・6%不足
1位 2番 100%
2位 4番  78%
3位 1番  73%
4位 5番  70%
5位 7番  40%

【スパイク決定数】
1位 4番 32本
2位 1番 29本
3位 5番 19本
4位 2番  4本
5位 7番  2本


苦しみぬいていたエースアタッカーがいよいよ本調子に戻ってきました。9月の本番に向けて、最高潮になるように徐々に仕上げていきます。

最近、急激に伸びているのがライトの大型アタッカーです。スパイクもサーブもかなり安定してきました。もともとブロックセンスは極めて高いものを持っていましたので、ブロック以外の技術を身につければ鬼に金棒の状態になります。今日はこの子の努力について、チームのみんなに教えておきました。つい1ヶ月前まではレギュラーとはとても言えなかった状態だったライトアタッカー。何しろ、サーブの成功率が50%と2本に1本はミスしていました。つまりサーブが入らないと言える状態です。この子にサーブが回ってきたら、ベンチの役員はみんな「入ればいいな・・・」というマイナスな気持ちにどうしてもなってしまうのでした。ところが浦安近隣大会を経験し、今週の練習試合を経験する中で、とうとうサーブに開眼してくれました。上記した今日の記録でも11本のサービスエースを取っていますし、スパイクやブロックの決定本数も19本と大活躍。だんだん自信をつけ、態度も堂々としてきました。

この子の素晴らしいところは、自由練習ができる時間帯に、チームの他の子が遊び半分でラリーを楽しんでいる陰で、一人で黙々とサーブ練習やスパイクの壁打ちをしていたことです。このようなあまり人の目につかない努力というものは、誰が見ていなくてもその子の中に積み上げられていくものなので、その人目につかない努力を見ていた私としては、とうとう努力してきたことが結ばれ始めたなと感慨深い思いを持ちます。まさに「努力は人を輝かせる」の言葉通りです。

次々と得点を生み出しているこの子には、次の言葉を伝えました。

「君の努力をみんなの前で褒めたけど、ここで油断をしてしまうと、また元に戻ってしまうし、今日の試合で結果を出せなくて悔しい思いをしたチームの仲間に、またすぐに抜かされてしまうよ。褒められた時こそ、さらに気持ちを引きしめて、もっとレベルの高いところに行ってしまうことが大事なんだよ。」

本人は自分自身のプレーに本当に手応えを感じている時ですから、こういう引きしめアドバイスもしっかり受け止められる状態です。「絶対にポジションを取られたくありません!」と気合も十分でした。


辰巳ジャンプはチーム内の競争が本当に厳しい状態。少しでも油断をすれば、キャプテンでさえ補欠になりかねない。6年生はみんな「自分に厳しく」練習していくことしか、レギュラーの座を守る道はありません。
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浦安市小学生近隣バレーボール大会 1日目

東京ディズニーランドの隣、おとといまで全日本小学生バレーボール大会の熱戦が繰り広げられていた浦安市総合体育館での「浦安市近隣大会」に出場しました。広い体育館に慣れていない辰巳ジャンプにとってはとても良い経験ができました。いつも練習している体育館の天井に比べたら、5倍は高かったでしょうし、コートの周りも2倍は広く、コート感覚をつかめない状態が1日中続きました。そのためでしょう、いつもだったら70~80%は決めているレフト、センターの両エースがスパイクミスの連続。センターの決定率49%、レフトが67%。辰巳ジャンプのスパイク計算方法だと80%を超えたら合格ラインなので、この決定率は問題外。ここまで不調だったことは過去2年間で初めてで、センターエースはどうにもならない自分の不甲斐なさに、1日中泣いていましたね。

ここしばらく、U10大会(4年生以下)に力を注いでいたため、6年生が試合をするのは7月15日以来。約1ヶ月も試合から遠ざかると、小学生はこんなにも試合勘が鈍るものかと驚くとともに、指導者として大いに反省をしました。この反省は、東京新聞杯にしっかり生かしていくつもりです。

明日は順位ごとのリーグ戦。相手は第2試合で薬園台南さん(千葉)、第4試合でみつわ台さん(千葉)、第6試合で石和さん(山梨)です。ロンドンオリンピックで銅メダルを勝ち取った全日本女子チームのように、強気で攻めきるバレーをしてくれるかなぁ。
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全日本女子、オリンピックベスト4へ! 感動をありがとう!

ロンドンオリンピック女子バレーボールの準々決勝。日本対中国の試合を今、視聴した方もたくさんいると思います。応援していた皆さんすべてが感動でいっぱいになったのではないでしょうか。3-2の勝利。すべてのセットが2点差の大接戦。「日本女子バレーボールのXデーは8月7日」と具体的な言葉ですべての力(チームだけでなく、応援するすべての力)が焦点化されるようにマネジメントしていった真鍋監督の采配も、非常に勉強になりました。

日本にいる小学生バレーボーラーたちも、今日だけは夜更かしして最後まで応援していたことでしょう。実は明日から、神奈川県を中心に「全日本小学生バレーボール大会」が開かれることにもなっているのですが、きっと全日本チームの勝利に励まされて、子どもたちは全力で試合をすることでしょう。

辰巳ジャンプも明日からいよいよ夏季強化練習です。大きな会場での2つの大会出場も予定されています。
5月以来、ずっと意識してきた「辰巳ジャンプのXデー」も確認して、厳しい練習をくり返し、最高のチームを作り上げていきましょう。
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東京新聞杯 都大会予選 組み合わせ決定!

辰巳ジャンプにとっては待ちに待った「東京新聞杯」の組み合わせが今日決まりました。

【江東中央ブロック予選 1日目】9月9日(日)
第2試合 二砂  第3試合 数矢  第5試合 三大

ファミリーマートカップで悔しい思いをした試合のリベンジの機会に恵まれました。とても意味のある神様の手助けだと思えます。この試合に勝つためには、夏の厳しい練習にも耐えられますね!  私自身も暑さも忘れるくらいに練習したいと思っています。まったく穴のない理想のチームになって、支部予選を迎えようではありませんか!!!
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江東区小学生バレーボール教室

今年も「江東区小学生バレーボール教室」を開催しました。ここ数年、地元の「FC東京バレーボールチーム」にご協力いただき、思い出に残るようなバレーボール教室を開催してきました。今年も全日本選手である上場選手を筆頭に、たくさんのVリーグ選手に参加していただき、有意義な教室となりました。

午後からは各チームの選手を混ぜて即席チームを組んでソフトバレーボールの試合。これもまたここ数年間の定番になっています。このソフトバレーボールに向けて、子どもたちには辰巳ジャンプの目標を指示してありました。それは、「自分の入ったチームのリーダーとなって、チームを仕切ること」でした。この目標設定には理由があります。昨年の様子を見ていると、辰巳ジャンプの子どもたちはどうも控え目で、遠慮ばかりしている子ばかりだったのです。スポーツですから、でしゃばりと言われるくらいに自分をアピールすることが上達への近道です。そのため、今年は1週間前から「メンタルブロック」をかけました。

「自分の入ったチームを仕切る」

この目標を強く意識して、辰巳ジャンプの子どもたち全員は行動をしていました。その努力している気持ちは見ている私に手に取るように伝わってきました。こういう素直さというか、健気さというか、私の指導を真っ直ぐに受け止めてくれるところが今のチームのストロングポイント(長所)です。このストロングポイントを指導する私自身に返して考えてみると、これだけ素直な子どもたちなのだから、強くできるかどうかは子どもの能力は関係なく、すべて私の指導力にかかっていると考えなくてはなりません。ピカピカ輝くきれいな鏡のような存在の子どもたちです。私の指導をそのまま映し出してしまう子どもたちです。指導者としてこれまで以上に努力しなくてはなりませんね。

小学生の子どもを直接指導していける辰巳ジャンプの環境は、今の私にとってはダイヤモンドのように貴重なものです。


ところで、このブログ、一昨日、とうとう「60万アクセス」を超えました。2000年から継続してきた積み重ねが60万という数字になりました。小学生バレーボールサイトでは最高値のはずです。ただ、「教育ブログ」の要素もここにはありますから、純粋に小学生バレーサイトとは言えませんね。あまり更新しなかった最近でも1日に200アクセスを下らなかったのですから、覗いでくださる方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
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あの悔しさを忘れない! 魂の炎が灯った辰巳ジャンプ

たぶん今年一番の暑さの中、世田谷遠征を行い、都大会に出場した7チームに胸を借りました。練習試合をせずに個人のスキルアップを目指した6月の成果を試すには最適な機会でした。

辰巳ジャンプは私も子どもたちも、あのあまりにも悔しい全日本予選の敗戦を片時も忘れません。
「あの悔しさに比べれば、苦しい練習など遊びのようなものだ」
そんな気持ちで練習していきましょう。そして、これを合い言葉にしていきましょう。
「あの悔しさに比べれば、苦しい練習など遊びのようなものだ」

今日もその気持ちは確かにありました。チームのトラウマといえばトラウマなのですが、
「災い転じて福となす」
「苦悩の薪(たきぎ)を燃やして、成功への魂の炎とする」
というプラス転換の法則にのっとって、みんなで全力プレーができるように努力しています。

この魂の炎が午後の試合で灯りました。それまでは何気なく試合をしていた子どもたちに対して、私自身がキャプテンの役目を演じてチームのリズムを生み出し、「この試合は何としても勝て!」と、他支部の2位チームに勝たせました。試合後に、

「君たちは反省もなく、また何となく試合をしていた。だから後ろからみんなのリズムを作るような声かけをし続けたんだ。全力プレーで集中してこういうリズムを作り出そうとしている人が、このチームには一人もいないじゃないか。だから私がキャプテンのような役目をやったんだ。それを感じ取って、何をしなくてはいけないか分かった人がキャプテンだ。このチームのキャプテンは誰だ?」

と言葉をかけますと、全員が即座に手を挙げる。どうやらチームとして試合をしていくための大切な「心」をやっとつかめたようで、最後の2試合は、私が驚くほど圧倒的な試合運びをしていました。

7勝2敗。
負けた2つはレセプションの乱れ。ラリーになれば4人が攻撃できるチームですからどう考えても有利。そこで最後にまとめの一言。

「レセプションの練習はおもしろいものではないけれど、この夏休みは徹底的にレセプションの練習をして、相手に点をやらないバレーを目指そう。ラリーになれば必ず勝てる。攻撃力だけなら絶対に負けない。だから余計な点をやらないために、相手にサービスエースを取らせないチームを目指すよ。」

いよいよ本当に厳しい夏の練習の入口に立った辰巳ジャンプです。
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ひと月ぶりの練習試合

しばらくブログを更新しませんでした。3週間になりますね。ほぼ毎日更新していたものを3週間もお留守にすると、心配してくれる方も現れます。日本各地から「井上は大丈夫なのか?」「体調でも崩したか?」とメッセージをいただきました。体の調子を崩しているわけではありませんのでご安心下さい。

ここ数年間、自分のモチベーションを高く保つことで加速度的な仕事をしてきた私でしたが、新年度がスタートして3ヶ月、ちょっとだけやる気を失いかけていた自分をなかなか立て直すことができていません。文章を書く気力(新しいものを生み出していく創造力)も起きなかったので、3週間も放置状態になってしまいました。もう大丈夫とは言えませんが、精神的な底の状態から上がりはじめた感じはしています。そこで情報発信の行動を再開します。


今日は辰巳ジャンプとして6月10日以来の他チームとの練習試合でした。これまでの1ヶ月間は「U10大会」のために下級生を中心に練習してきました。新しい部員も増えて、基本中の基本からコツコツと練習していました。そのかいあって、4年生チームはとても元気な、最後までけっしてあきらめることのない辰巳ジャンプらしいチームになってきました。この間、卒業生が来て教えてくれたり、保護者3名が指導者資格取得講習会に参加して、私がいなくても子どもたちが試合に出られる体制作りをしてくれたりと、チームの基盤作りに力を注いでくださいました。

6年生チームもじっくりと練習することによって個々の能力を伸ばし、そろそろ試合の中で向上した技術を試して定着させてもいい頃になっていました。それにしても1ヶ月間試合をしていないチームですから、午前中はチグハグ状態だろうと予想していました。案の定、レセプションはボロボロ、サーブも入らず、足も動かず。人間てこれだけ落ちてしまうのか(苦笑)と、今後の指導にはとても参考になりました。

しかし、試合をすればするほど練習してきた技術がこなれてくるだろうとも予想し、後半はその通りに頭の良い6年生らしい試合をし始めました。今後の最大の課題である「ライトアタッカーの育成」も見通しがたちました。


【今日の試合の個人成績(6年生)】

(サービスエース数)
(1)H.H 8本 (2)W.A 5本 (3)U.F 4本 (4)Y.N 3本 (5)O.A 2本、N.H 2本 (7)K.K 0本

(サービスエース率)
(1)H.H 27% (2)Y.N 23% (3)W.A 20% (4)O.A 18% (5)N.H 17% (6)U.F 16% (7)K.K 0%

(サーブ成功率)
(1)O.A 91% (2)K.K 86% (3)W.A 84% (4)H.H 80% (5)U.F 76% (6)N.H 75% (7)Y.N 54%

(スパイク・ブロック決定数)
(1)H.H 21本 (2)U.F 20本 (3)N.H 15本 (4)Y.N 10本 (5)O.A 1本


【今日の試合の個人成績(4,5年生)】
(サービスエース数)
(1)I.N 12本 (2)H.A 5本、I.T 5本 (4)O.R 2本、K.S 2本、T.T 2本 (7)K.R 1本 (8)E.R 0本

(サービスエース率)
(1)I.N 44% (2)I.T 29%、T.T 29% (4)H.A 24% (5)K.S 22% (6)K.R 14% (7)O.R 8% (8)E.R 0%

(サーブ成功率)
(1)O.R 84% (2)I.N 81% (3)H.A 76% (4)K.R 71%、I.T 71%、T.T 71% (7)K.S 56% (8)E.R 0%

(スパイク・ブロック決定数)
(1)H.A 8本 (2)I.N 3本 (3)I.T 2本
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最強軍団集合!!!

今日の練習には辰巳ジャンプ最強軍団4人が集まってくれました。
大学1年生世代の卒業生たちです。

頼りになる卒業生たちです。
私が最も力を注いだ卒業生たちです。
担任としても受け持ったメンバー。
この卒業生たちが来てくれた時には、すべてを任せて大丈夫。
そこで6年生の指導は全部任せて、私は下級生の指導に徹することができました。
(学年が低いほど指導力が必要なのが小学生バレーボールの特徴です)

6年生は、先輩たちが高校3年生だった昨年度(1年前)にインターハイ予選を応援に行った、いわば「あこがれの先輩」たちに相手をしてもらってどうだったでしょうか?

先輩たちにゲーム練習の相手もしてもらえましたが、接戦をしながらも6年生チームが勝利しました。1年前にはとうてい考えられなかったことです。6年生の成長した姿は、今日の練習で確認できましたね。こんなに強いのに、都大会に出られないなんて・・・・・・・・でも、小学生時代だけではなく、あくまでも辰巳ジャンプの子どもたちの夢は「世界一になること」ですから、これまでの卒業生も含めて全員が何らかの「世界一」を実現していくことになります。


さて、今日は1年生の体験入部員も参加してくれました。
都大会出場権を取れなかった瞬間から、次世代の育成も視野に入れてチーム運営を始めている辰巳ジャンプです。さっそく1年生が来てくれたことが不思議と言えば不思議です。しかもとても熱心に練習参加してくれました。次世代のエースとして大切に育てていきます。



卒業生の中から、コーチになってくれる子が出てくると助かるのですが・・・・・強制はできません。
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早くも頓挫したポジションチェンジ

昨日、今日と、都大会出場決定チームに相手をしてもらい、練習試合を行いました。

辰巳ジャンプは予選敗退してしまったので、先週から新しいポジションを試してきました。その目的がエースの決定力強化とコート8mを使い切るワイド攻撃、ライトの守備力強化だったのですが、その3つともマイナスな方向に流れてしまったので、これはダメだと早くもやめて、元に戻してしまいました。やはり練習量の足りないチームは、一度決めたパターンのグレードアップを目指すしかないようです。

都大会という目標がなくなっているチームのモチベーションはさすがに低く、指導する私自身の心の傷が癒えていませんから子どもたちを乗せることもなかなか難しい。妙な疲れの残る日々が続いています。

そんな苦しい中でも子どもたちの素晴らしい可能性は発見できています。先週からやらせ始めた「ジャンピングフローター」を2人が完全に身に付けてくれました。その破壊力たるや私も驚くほどです。バレーボールってこれほど変化するものだったのかと目を見張るサーブを打ち始めています。特にキャプテンの打つジャンピングフローターは特別で、カーブするサーブはよく見かけますが、シュートしたり、フォークボールのようにストンと落ちたり、逆に伸びたり。後ろから見ていて「すごいな~!こんなサーブは見たことないよ。」と感心ばかりしていました。

帰りの車の中で、「今日の最後のセットで打ったサーブはすごかったよね。」と話しかけたところ、本人もそう思っていたようで、「はい、ボールがストンと落ちて自分でもすごいと思いました。」と答えたもので、他の子どもたちから「あ~、○○ちゃん、ドヤ顔して自慢してる~!」とからかわれていました。普段はあまり自分のことを自慢することのない子なので、よほど手応えを感じたのでしょう。


また、ライトアタッカーの隠れた可能性も、ほんの少しだけ芽を出し始めたようです。つぼにはまった時のスパイクは「なんだあれは!大人が打ったようなスパイクを打つじゃないか!」と思わせるほど。そういうスパイクは、まだ20本に1本くらいしか出ませんが、練習を始めたばかりなので、あと3ヶ月もたてば抜群の決定力あるライトアタッカーが誕生するでしょう。


今一なのはレシーブ、パス、トスといった基本中の基本。
現時点での最大の悩みですね。
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ポジションチェンジ

実はずっと前から考えていたポジションチェンジを断行しました。ファミリーマートカップ予選で負けたから取りかかれたのです。

ポイントは、

(1)エースアタッカーの決定力を倍増すること

(2)レシーブの弱点を解消すること

(3)ポジションを固定せず、6年生一人ひとりの能力開発をして、中学生になってからの可能性につなげること

この3つです。


ファミリーマートカップの敗戦ですが、終わってしまった今だからこそ公開しますが、レギュラーだったライトアタッカーの転出の影響が本当に大きかった。江東区民大会準優勝の時は何とかごまかして勝てたのですが、百戦錬磨の三○小指導者には弱点を見抜かれてしまいました。そこで弱点を補修すべく、ポジションチェンジを断行しました。


初めて取り組んだポジションチェンジだったので、チグハグ感はどうにもなりませんでしたが、新しい可能性はたくさん見えました。何よりもエースアタッカーのモチベーションは大いにあがりました。ほとんど博打(ばくち)的な取り組みですが、次の大会までは4ヶ月も間がありますから精度を高めることは可能です。私の判断が間違っていなければ、得点力が倍増するチームになるはずです。



ところで話題もポジションチェンジします。

大相撲で旭天鵬さんが20年の力士生活で初の優勝をしました。
テレビでみていて思わず涙してしまいました。

20年間も力士を続けている。
しかもずっと幕内にとどまっているくらいに努力している。
後輩からも心から慕われている。
ああ、地味だけど、こんなにすごい人が日本にいたんだという涙でした。

旭天鵬さんのお人柄から、「努力は必ず報われる」という言葉は本当なのだと感じさせられました。


私は小学生バレーの監督を始めて、まだ20年たっていません。
今の4年生が6年生になった年に20年を迎えます。
ここで大きな結果を出したいです。
4年生の「全力少女」たち、がんばろうネ!!!
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