全校朝会の話「魂太郎たまたろうの歴史」

今日は計画委員会から「130周年キャラクター総選挙」の結果が発表されました。
「やぐらん」が選ばれましたね。
この絵のハチマキには「矢口小あいさつ日本一」、たすきには「Smile☆School」と書いてあります。
日本一のあいさつで、いつも笑顔の矢口小学校という意味でしょう。
そういう学校にこれからもしていきましょうね。

さて、矢口小の歴史話第3弾です。
今日は「魂太郎」の誕生について話します。
120周年キャラクターとして誕生した魂太郎は、今の3年生と同い年になるでしょうか。
10年前の同じころにも、魂太郎を選ぶ選挙が行われていたのです。
その投票用紙を画面に映しますね。
先生たちも見たことがない、初公開のイラストです。お楽しみに!
(この後、10作品をゆっくり紹介しましたが省略します。写真参照)

当時は女性の八木校長先生でした。
今日は八木校長先生が書き残した文を読みますね。
「たくさんの中から選ばれたマスコットの亀の『魂太郎』にも強い願いが込められています。
マスコットのキーワードは「矢口魂」です。
「最後まであきらめず、どんなに苦しくてもがんばり抜く気持ち」を表しています。
永久に輝くように、長寿のシンボルの万年生きる亀を、児童がデザインしました。
このように本校の120周年を巡る取組の特色は、【子どもたちが創り上げる120周年】であり、【地域・学校が一体となって共に創り上げる120周年】であります。
矢口小学校の教育活動がますます充実し、地域の発展と共に次の時代につながっていくことを心より祈念しています。

今紹介したような思いが、魂太郎に込められているわけです。
それから10年たって、みんなの力で新しい歴史が創られました。
130周年に向けて、これからもいろんなことに挑戦していきましょう。
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4年1組道徳 研究授業

今日の5校時には、4年1組担任の大田区の教員研修会のための研究授業で道徳を実施しました。
都内は緊急事態宣言下にあるため、急きょ、他校の先生方が参観することができなくなり、指導してくださる講師の先生のみの参観でした。
「たくさんの先生に授業を見ていただき、良い授業ができるように学びたい」と言っていた担任も、とても残念そうにしていました。

さて、今日の授業内容は、「雨のバスていりゅう所で」(かがやけみらい 学校図書)という教材文を使って、規則の尊重について学び合うものでした。
登場人物のよし子が、雨が降っているバス亭に母親と一緒に並んでいて、バスが来たとたんに先頭に並ぶ。それを母親が無言で制止するという内容から、不文律のマナーについて考えていく学習です。
研究授業ということもあり、担任は数多くの教育資料を読んで、何度も指導案を修正し、先輩教員に指導助言を受けながら今日を迎えました。
この今日までの過程が、教員を育てていきます。
私は常々、「研究授業は買ってでもするのだ」と言っています。
その言葉を受けて、4年1組担任は今回の授業を買ってでました。

授業の中で、4年生の子どもたちの成長も実感できました。
何よりも、落ち着いて整然と学習できています。
日頃から、学級内で意見交流をする機会が多いため、自然な形で学び合う姿があります。
友達の発言をよく聞いて受け止める姿勢も身に付いています。

来年度は130周年を6年生と一緒に支えていく高学年(5年生)になる子たちです。
その力をしっかり付けていることを、とても嬉しく思います。
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ICT活用学習・プレゼンテーション 4年2組

今日の6校時は、4年2組から授業をぜひ参観してほしいというお声がかかり、お邪魔しました。
授業内容は、総合的な学習の時間で学んできた「障害者理解」の学習のまとめとして、パワーポイントを使った発表をするということでした。
1人につき2ページから4ページ程度のスライドでしたが、4年生の子どもたちにとっては、初めてのプレゼンテーションで、一生懸命に準備をしたことがよく伝わってきました。
今回は、大田区が契約しているベネッセのICTサポーターにも授業に入ってもらい、PC操作はお任せしていました。
それはそうです。発表することだけでも緊張感がある中で、PC操作まではさすがに優秀な4年生でも難しい。子どもたちには、語りに専念してもらったわけです。
なかには原稿を暗記してきた子もいました。
聴いている友達の反応を見ながら話している子もいました。
真面目な態度で、しっとり落ち着いた空気感の中で、発表は進みました。
最後に校長からも感想をひとことという担任のご要望がありましたので、
「発表している人たちは、準備もしっかりやったことがよく分かりますから、もちろん100点満点です。それ以上に、発表を聴いてくれるみんなの態度がとてもよかった。発表者のことを心から受け止めてくれました。」
と伝えました。
また、今回の担任の指導で素晴らしかったことがあります。
児童全員の発表を短い時間で評価し、授業の最後に口頭で、一人一人全員に伝えたことです。
こうすることで、子どもたちは、「褒められる」という喜びよりも一歩高いレベルの、学習の成果を「認められる」という達成感を味わうことができるのです。
人には、大人も子ども同じように、「承認欲求」というものがあります。
ここを満たしてあげることで、人は「次もまた頑張ろう」という気持ちになるものです。
このような指導が日常的に行われている学級は、子どもたちが自信をもち、お互いに高め合っていくようになります。
校長は、そんな授業を見つけては、皆さんに紹介する係ともいえますね。
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全校朝会の話「タブレットPCについて」

おはようございます。
今日はタブレットPCについて話をします。

先週、学校に子ども用のタブレットPCが届きました。
これまでの交代で使うものとは違って、1人1台のパソコンです。
つまり「あなたのパソコン」になります。
大田区教育委員会の皆さんが、今年度中に皆さんのところに届けたいと頑張ってくださいました。
これは2月から使えるようになります。
そしてお家にも持ち帰ることができます。
ただし、インターネットにつながっていないと使えないパソコンなので、お家ではインターネットがつながらないという人には、つなげるための道具を貸し出すことになっています。
2月に入って、すぐに持ち帰るということにはなりそうもないですが、いずれは持ち帰るものだと思っていてください。

このPCで、まずやってほしいことを紹介します。
「まなびポケット」というソフトがあります。
ほとんどの学級では、すでに使っていることでしょうし、お家でも使っているよという子もたくさんいるはずです。
この「まなびポケット」の中の、ドリル学習でポイントをためていきましょう。学年があがっていっても、自分がどんな学習をしてきたか、振り返ることもできます。
ポプラディア百科事典というものも入っていますから、調べ学習で使ってみてください。
そして一番おすすめなのが、プログラミングソフトです。
スクラッチというソフトが入っています。
動物を動かしたり、線を引いてみたりすることを、みんながプログラミングするのです。
これについては、どんどん使って、担任の先生や校長先生のはるか上をいくくらいにレベルアップしてけっこうです。
この他にも、挑戦してほしいことがあります。
・スライドプレゼンテーションを作って説明する
・意見こうかんする
・日記を書く
・ホームページを見る、つくる
できそうな人はやってみて、レベルアップしてください。

パソコンをじょうずに使えるようにするための、子ども界最強のツールがあります。
それは「口コミ」です。
だれかが新しいことをやってみて、「これは使える」と思ったら、
「先生、このソフトは便利だよ。みんなでやってみようよ。」
というように、教え合うことが一番役立ちます。

やってはならないこともあります。
PCを使って、人の悪口を書いてはいけません。ネットモラル違反です。
SNSにはセキュリティがかかっていて、おそらく使えないと思いますが、子ども時代には手を出さない方がよいものばかりです。
PCは学校の道具ですから、ネットゲームもやらないでください。

今回入ってくる1人1台のタブレットPCは、高学年から家に持ち帰りを始めようと思っています。
1,2年生は、ただでさえ毎朝、「荷物が重いよー。」と言っているくらいですから、PCまではまだ持ち帰らないことになりそうです。1,2年生の勉強で大事なことは、字をきれいに書くとか、ノートの書き方を覚えるとかです。それができたらPCに進むということになるでしょう。
このような新しい道具を使うコツがあります。
分からないといって避けるよりも、どんどん使って、失敗から学ぶということです。たくさん失敗してください。その分、私たち全員が賢くなります。
今日は、新しくきた、タブレットPCの説明をしました。

【週番の先生の話】
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たこをつくろう・1年生 生活科

緊急事態宣言下、保護者の皆様には、感染拡大防止のための対応を、「念のために」というお言葉の通り、先手先手で取り組んでいただき、本当にありがとうございます。

さて、今日から1年生では1月の年中行事とのいえる「凧つくり」に入るという週の指導計画でしたので、教室で作業している子どもたちの様子を見に行きました。

今週の1年生と私とのおしゃべりの中では、
「校長先生あのね、こんど凧を作るんだよ。楽しみだな。」
「校長先生、私は凧あげをしたことないんです。じょうずにあげられるかな。」
「ぼくはね、おじいちゃんの家に行くと、いつも凧あげするから慣れているよ。」
と、かなり楽しみにしている様子が伝わってきました。

今日の「たこづくり」1回目の授業では、写真のようにどんどん描き進める子もいれば、「ううん。何を描いたらいいのか、なかなか思いつかない・・・」と悩んでいる子もいて、それはそれで個性豊かな1年生で良いものだと思いました。
この後、絵の具で色を塗って完成したら、風のある日に校庭で凧あげ大会になります。

ここで凧についての有名な句を紹介しておきます。凧は「いかのぼり」という季語にもなります。

ありたけの 糸のばしたり 凧いかのぼり  (石井露月)

凧いかのぼり きのふの空の ありどころ  (与謝蕪村)

そこらから 江戸が見えるか 奴凧やっこだこ  (正岡子規)

凧の糸 青天濃くて 見えわかぬ  (山口誓子)

ちさい子の 走りてあがる 凧いかのぼり (河東碧梧桐)

これらの俳句のような風景が、来週の矢口小の校庭で見られることを期待しています。
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始業式の話「130周年へジャンプ」

あけましておめでとうございます。
2021年、令和3年が始まりました。皆さん、元気ですか。

12月から矢口小学校の歴史について話を始めています。
12月には学校だよりの「薫泉」という名前は、矢口小学校ができる前の1878年(明治11年)にできた「薫泉学校」からきていることをお話ししました。
今日はそのあとの話になります。

1890年(明治23年)に、このあたりには8つの村がありました。
今泉村、矢口村、安方村、古市場村、原村、下丸子村、小林村、蓮沼村の8つです。
これらがいっしょになって、この年に大きな矢口村ができます。
こうした矢口村となったことから、翌年の1891年(明治24年)に矢口尋常小学校という、今の矢口小学校につながる学校ができたのです。
今年は2021年ですから、1891年から数えて、ちょうど130周年になるのですね。

また、矢口尋常小学校ができる前には、じつはもう一つの学校ができていまして、それが1880年(明治13年)に薫泉小学校から分かれた明林小学校という学校です。
矢口小学校は、薫泉小学校と明林小学校が合体して、新しくできた小学校だったのです。

さて、毎学期の始業式では、その学期の合い言葉を発表してきました。
この3学期の合い言葉は、「130周年へジャンプ」にします。
もう130周年は始まっていると思って、いろんなことに取り組んでいきましょう。
すでに計画委員会の皆さんが進めている「キャラクター総選挙」があります。
理科室の廊下に、皆さんが考えてくれたキャラクターのイラストが、本当にたくさん掲示してあります。
その一つ一つを見ながら私は、矢口小学校やスクールキャラクターの魂太郎(たまたろう)のことを大好きな子がたくさんいるんだと思い、本当にうれしくなりました。
みんなに愛される新しいキャラクターを楽しみながら選んで、魂太郎の家族やお友達を作ってあげましょう。

130周年へジャンプ。
3学期も一緒に頑張りましょう。
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全校朝会・計画委員会と校長の話

【計画委員会】
130周年記念の学校マスコットキャラクターコンクールへ、たくさんの応募がありました。
全部で164の応募がありました。ありがとうございました。
この中から130周年にピッタリのマスコットを、皆さんの投票で選びたいと思います。
地域や矢口小の皆さんに愛されるものを選びましょう。
1月にマスコットキャラクター総選挙を行います。
164点をAリーグとBリーグで分けて、それぞれから5点を選び、10点の中から決選投票を行います。
Aリーグは1月7日(木曜)から8日(金曜)に投票してください。
Bリーグは1月12日(火曜)から13日(木曜)に投票してください。
1月15日(金曜)に決勝リーグへすすむ10点を発表します。
決勝リーグは1月18日(月曜)から19日(火曜)に行います。
理科室前の掲示板に応募作品を貼りだしますので、投票をお願いします。
魂太郎の家族や友達を創り出しましょう。

【校長】
今、計画委員の皆さんが発表してくれたように、130周年キャラクターへ応募作品が164点もあったということです。
これだけ多くの応募があるなんて、先生たちは予想もしていませんでした。
皆さんの、130周年をお祝いしようという気持ちが、とても大きいのだと嬉しくなりました。
さて、そろそろ130周年に関係する様々なお話をしていこうと思っています。
今日はその手始めに、「薫泉」という名前について考えていきましょう。
矢口小学校の学校だよりの名前は「薫泉」となっています。
なぜ「薫泉」というのか知っている子は静かに手をあげましょう。担任の先生は、どのくらい知っている子がいるか見てあげてくださいね。
時代は1800年代、武士が中心の江戸時代、徳川幕府の治める世の中が続いていました。
とても平和な時代でしたが、ここに外国から日本をとってしまおうという船が次々現れるようになりました。
平和な時代から一転、日本をどのようにしていけば外国から守ることができるのか。
そんな幕末と言われる時代に一気に入っていきました。
6年生は今、勉強し終わったところでしょうか、幕末の志士、日本を何とかしないといけないと考える、志をもった武士たちが立ち上がります。
そして徳川幕府を倒し、明治政府という新しい日本を創り出します。これが1868年。
しかし、明治政府かできたからといって、すぐに日本の暮らしが変わるわけではありません。
まだまだ武士の世の中がよいと考える刀を持って、ちょんまげを結った侍がたくさんおりました。
明治政府とそうした侍たちの戦いが続きました。
明治10年、1878年、西南戦争というものが起こり、西郷隆盛率いる軍隊と明治政府軍が戦いまして、明治政府軍が勝利しました。
そんな中の明治11年、1879年6月1日、矢口小学校になる前の学校、薫泉学校というものが矢口に誕生したのであります。
この2週間前、ときの内務卿・大久保利通が紀尾井町で暗殺されるという事件も起きています。
まさに新しい世の中に、どんどん変わっていくさなか、薫泉学校は創られたのです。
なぜ薫泉という名前を付けたのかは、まだ資料が見付かっていませんので分かりませんが、漢字から想像すると、泉が湧き出し、その豊かな薫りが町をうるおすという意味にも取れます。
つまり、たくさん学んだ知識の泉から、知恵が湧き出して、世の中に薫るという学校を創るのだと当時の人々が夢を託したのではないでしょうか。
これが「薫泉」という名前の意味です。
今日は薫泉学校の話までにしておきます。
3学期は矢口小学校の誕生の話となってまいります。お楽しみに。
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感覚を磨く

現在、各学年の体育学習は、校庭でボール運動や縄跳び、体育館ではマット運動や跳び箱を行っています。
体育学習に限らず、子どもたちの成長のために、「感覚を磨く」という言葉はとても重要な意味をもっていると感じます。
私が以前、副校長として勤務していた小学校では、言語能力向上拠点校として東京都教育委員会の指定校研究を行いました。
その時の研究テーマが「感覚を磨く」でした。
算数と俳句を柱として研究を進めていたのですが、どちらも「数学的感覚」「俳句創作を通した言語感覚」をどう磨いていくかについて研究しました。
結論からすると、同じパターンの学びを積み上げていくことで、感覚が磨かれるということになりました。
また、小学生スポーツの指導者経験からも「感覚」に視点をあてることは大切だと感じています。
子どもの「感覚」を伸ばすことは、脳機能の中で新しい連鎖を生み出して、これまでできなかったことができるようになるイメージを私はもっています。
たとえば、写真のような野球的運動では、ボールを「投げる感覚」や「捕る感覚」「飛んでくる位置をつかむ感覚」「打つ感覚」というものが、基礎練習の中で研ぎ澄まされていけば、上手に野球をすることができるようになります。
卓球でしたら、ラケットを握る、振る感覚から始まって、ピンポン玉を打つ感覚や回転をかける感覚、スピードに対応する感覚などが必要になってきます。
頭で理解していても、感覚が磨かれていないと体が動いてくれません。

教室での学習も同じようなことがあります。
字を整えて書く感覚、場にあった言葉を話す感覚、数を具体物で捉える感覚(低学年)から抽象的に思考できる感覚(高学年)、他者の気持ちを読み取る感覚など。
感覚を磨くためには、毎日の努力が必要になります。
絵を描くのが苦手な人でも、勇気を出して一歩踏み出し、毎日絵を描くことを続ければ、気づかぬうちに感覚が磨かれて、ある日突然、描けるようになります。
要するに、感覚を磨くとは、できるようになるまで忍耐強く学習を続けられるかどうかにかかっているように感じます。
また、人は生涯、学び続けることが大事ですから、年齢がいくつになっても新しい感覚は磨かれていくものです。
そのように学び続けられる人を、一人でも多く育てられたらすてきなことだと思っています。
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地域清掃の経験で自分の心もきれいになる・6年生の感想

「ぼくは今日、地域清掃をしてみて、通りかかった人に「ありがとう」と言われました。そのとき、とてもうれしい気持ちになりました。清掃をすると地域の人がよろこぶので、ごみを見つけたら拾おうと思いました。ごみが歩くたびに多いと思いました。ごみを拾うたびに、心がスッキリして、とても楽しくうれしかったです。」(男子T.Kさん)

「知らないおばさんに、ありがとうって言われてうれしかった。たばこがあったり、きたなかったりした。パンツやなぞな物もあって、おもしろかった。」(男子O.Yさん)

「いつもふつうに歩く道でも、あんなにゴミが落ちていてびっくりしました。えkど、みんなできれいにしていくうちに、楽しくて、うれしくなってきました。今日拾っただけなので、教室だけではなく、道でもゴミを拾おうと思いました。」(女子T.Cさん)

「そうじをやってみて、ものすごくすっきりしました。やり始めると、いろいろな所にあるのを見つけて、いつもは通りすぎていた道も、けっこう落ちていて、やりはじめたら止まらなくて、いつもやってないことをやったけど、ものすごく楽しかったです。またやりたいと思いました。」(女子N.Yさん)

「みんなで協力して見えているごみを全部拾えたのでよかったです。友達とやると、とても楽しいし、たくさんのゴミも拾えました。地域の役に立てたので、よかったです。3学期もやりたいなと思います。この活動をいかしたいです。」(男子K.Tさん)

「地域のゴミを拾うと、気持ちがきれいになった。すごく楽しい。意外にゴミが多かった。」(男子I.Hさん)

「ふだん地面を見ながら歩いていなかったので、こんなにも身近にごみがあって、たくさん拾えると楽しいし、心もきれいになった気がします。」(女子K.Aさん)

「今回は、矢口の一部しかやってないけど、自分にとって、少しはきれいになったんじゃないかと思いました。自分がやって、地域の人も自分も、すっきりしていると思う。」(男子S.Sさん)
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3年2組「海のものと山のもの 道徳と食育の横断授業」

今日の1校時は、3年2組担任の公開授業の記録をマインドマップでとりました。(写真参照)
簡単に解説をすると、中央の女の子の絵(セントラルイメージ)はトットちゃん。
そこから出る太い枝(メインブランチ)の「食べる」のところは、子どもたちが意見を出した、食べ物の好き嫌い。
「トットちゃん」の枝は、教員による資料の範読を聴いた後、トモエ学園の子どもたちがなぜお弁当が好きななのかという問いに対する3年2組の意見。
さらに、校長先生が「お弁当には、海のものと山のものを入れてください。」と言った理由を、各自がワークシートに書く作業と、その後の意見交流。
最後の「まとめ」では、本校の栄養士からの手紙を教員が読んで、その思いを伝えるという場面です。

さて、東京都の教員の研修には、まず若手の1~3年次研修があり、その後は様々な研究団体や東京都の教師道場や各教科の研究員制度で学ぶ者もおります。
今回は中堅教諭研修の一つとして、校内の教員に体制を取ってもらい、公開授業をしました。
内容は、道徳の生命尊重と食育をコラボさせた、担任教員のチャレンジ授業でした。

教科書通りの指導はもちろん大事ですが、さらにその上をいく、教員の得意分野を活かした開発授業にチャレンジすることを、私は最も推奨しています。
今回は、学校経営方針の4ページ(1)の「特別の教科道徳の授業を要とし、日常の生活指導や特別活動ともリンクさせ、道徳教育の充実、道徳的実践力の向上に努める。」と、5ページ(2)の「研究の日常化を合言葉に、効果的な研究・研修の実施と授業改善を行う。」「教員相互の校内授業公開による指導力の向上を図る。」を具現化してくれた授業でもあります。

授業のねらいとしては、「食事に支えられた自らの生命を大切にする態度を育てる。」ことです。
子どもたちの意見を少しだけ紹介します。
「おいしくたべることと、自分の命が大切だと思う。」
「海と山に気を付けて、海だけ、山だけとかにならないように食事をする。」
「すききらいが多かったけど、生き物から命をあずかっているから、大切にかんしゃして食べるようにがんばりたいと思う。」
「食事をいっぱいとって、命を大切にしたいです。今日じゅ業で、おべん当のことをやったので、のこさずおいしく食べたいと思いました。」
「なっとうはきらいだけど、大豆から栄養をもらっているから、たまにお母さんがなっとうを買ってきたら、食べてみようと思います。」

他の子どもたちの意見を読んでも感じますが、今日からきっと、苦手な食べ物にも「海のもの、山のもの」と考えながら、チャレンジしていく態度が養われたはずです。
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全校朝会の話「目の表現力を高める」

今は世界中がマスクで感染予防をしている時代となってしまいました。
マスクをしていると、口元が見えませんから、人によっては表情が読み取れず、何を考えているのか分かりにくいこともあります。
顔の中で見えている部分は目だけです。
こんな時代が、もしかしたら2年間くらい続くかもしれません。
そこで、ひとつ提案をしてみます。
「目は口ほどにものを言う」という言葉があります。
この際、目の表現力を高める意識をしてみてはどうでしょう。
次のような場合、皆さんはどんな目をしますか。
「その通り!」「OK!」「いいね!」「うれしいな。」「最高だね!」「同じ考えです。」
プラスイメージの目の表情を作ってみましょう。
反対に、こんな時はどういう目をしますか。
「嫌です。」「困ったな。」「悲しいよ。」「ダメです。」「こわいよ。」「やめてください。」
マイナスイメージの表情もありますね。
目の表現力、伝える力の伝達力、目には自分の気持ちの強さも表せます。意志力というものです。
そうしたものは、目力とも言われます。
マスクで顔か隠れていることを良い方に利用して、目の表現力を高めていく。
やってみるといいですよ。
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全校朝会の話「目の表現力を高める」

今は世界中がマスクで感染予防をしている時代となってしまいました。
マスクをしていると、口元が見えませんから、人によっては表情が読み取れず、何を考えているのか分かりにくいこともあります。
顔の中で見えている部分は目だけです。
こんな時代が、もしかしたら2年間くらい続くかもしれません。
そこで、ひとつ提案をしてみます。
「目は口ほどにものを言う」という言葉があります。
この際、目の表現力を高める意識をしてみてはどうでしょう。
次のような場合、皆さんはどんな目をしますか。
「その通り!」「OK!」「いいね!」「うれしいな。」「最高だね!」「同じ考えです。」
プラスイメージの目の表情を作ってみましょう。
反対に、こんな時はどういう目をしますか。
「嫌です。」「困ったな。」「悲しいよ。」「ダメです。」「こわいよ。」「やめてください。」
マイナスイメージの表情もありますね。
目の表現力、伝える力の伝達力、目には自分の気持ちの強さも表せます。意志力というものです。
そうしたものは、目力とも言われます。
マスクで顔か隠れていることを良い方に利用して、目の表現力を高めていく。
やってみるといいですよ。
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運動会で5,6年生のすごさを受け止めた3年生の感想

今教室では、10月22日(木曜)に行った運動会のまとめをそれぞれの学年が掲示しています。
その中で、5,6年生が棒体操の伝統と、そこに込められた矢口魂を来年につなげるためにも、何としても挑戦したいと頑張ったことに対しての、3年生が心で受け止めた文章を紹介します。

「5,6年生のぼうたいそうが、めっちゃすごかったです。5,6年生がぼうたいそうですごいことをやりました。」(3年1組男子)

「5,6年生のぼう体そうがとてもきれいでした。わたしたちも後2年後やるんだと思うときんちょうしますが、今見たぼう体そうみたいにしたいと思いました。」(3年1組女子)

「5,6年生のぼう体そうがはくりょくがあってよかったと思います。」(3年1組男子)

「5,6年生のぼうたいそうでは、ささえるがわも大変だし、さか上がりとかのわざをやるがわも、大変だと思いました。6年生は、さいごの運動会なので、さびしいと思います。その中で、がんばっていたので、すごく練習したんだと思いました。」(3年1組女子)

「矢口小学校のでんとうである、ぼうたいそうを、今年はやるのがむずかしかったのに、5,6年生が、がんばってあきらめずにやってくれて、すごいと思いました。」(3年1組女子)

「わたしが一番すごいと思ったのが、ぼうたいそうです。ぼうにさかだちや、立ったり、のったりして、すごくきれいでした。一番きれいだと思ったのが、さいしょのねころぶ所です。なめらかに円を書くように、おきあがったりねころんだりして、ぐるぐる回るようにやっていて、とてもきれいでした。あとはさいごの4人でいっせいに立っている所です。いっぱい練習してきたんだなあと思いました。とてもきれいでよかったです。」(3年2組女子)

「ほかの学年のを見た時、とてもいんしょうにのこったのは、5,6年生のぼう体そうと、おうえんだんのおうえんでした。その時の5,6年生は、とても真面目な顔でやっていました。その5,6年生がとてもかっこよく見えて、私もあんな5,6年生になりたいです。」(3年2組女子)

「5,6年生のぼう体そうは、かっこよくて、とてもすごくて、すてきだと思いました。私も早くやってみたいとも思いました。」(3年2組女子)
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全校朝会の話「ハインリッヒの法則」

今、朝の挨拶をした6年生の代表に皆さんから、「廊下を走らないように気を付けましょう」という呼びかけがありました。そのことと関係ある話をします。
ハインリッヒの法則というものがあります。
この法則によると、1つの重大事故が起きる周りには、29の小さな事故が起きていると言われます。
重大事故とは、病院へ行かなくてはならない怪我をしたというような、重い大きな事故のことを言います。
そんな重大事故の周りには、例えば、転んで傷を作ってしまうとか、けんかしてたんこぶができてしまったとか、病院に行くほどではない事故や怪我が起きていると言われます。
重大事故と小さな事故を含めた30の事故の一つ一つに、ヒヤッとしたことや、ハッとしてしまうような出来事が10ずつ起きています。
30かける10で、3年生以上なら計算できますね。300回の気付かないヒヤリハットが起きているということです。
廊下を走るということは、誰かとぶつかってしまうこともありますから、ヒヤッとする行動になります。
自分が走っていなくても、他の人が走ってきて、ハッとすることもあるでしょう。
そういう小さいことに気を付けていくことが大事だというのがハインリッヒの法則の注意ポイントです。
今週は、5,6年生で鎌倉での班学習を予定しています。
鎌倉で重大事故にならないようにするためにも、毎日の学校生活で廊下を走らないという「小さなヒヤリハットを防ぐ行動」を、全校のみんなでしていきましょう。

さて、今日から教育実習の先生が矢口小に来ています。
2年2組を中心に先生になるための勉強をすることになりますが、他のクラスにも授業参観で行ったり、休み時間に皆さんと一緒に遊んだりします。
いつもはいない先生がいるなと思ったら、その方が教育実習の先生ですから、ぜひ話しかけてくださいね。
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受け止め合う1年生と6年生(校外学習・多摩川台公園 10月29日)

以前からご案内の通り、矢口小学校では他者のことを「受け止める力」を高めるための取組を続けています。
今日は頼もしい6年生が、日頃から面倒を見ている1年生を連れて、多摩川台公園へ校外学習に行きました。

1年生にとっては、優しい6年生と一緒に活動することで、6年生の愛情をたっぷり感じられたら素敵です。
また、近い未来の良きモデルとして、6年生の一挙手一投足を心に刻んでくれると、ひとつの目標となるでしょう。

6年生には、まだまだ未熟な面がたくさんある1年生を、楽しませてあげたり、助けてあげたりすることで、小学校6年間の数々の出来事を思い出し、自分自身の成長に気付いてくれると素晴らしい日になります。

行きも帰りも、多摩川線の中では、誰一人しゃべらず、約束通りの態度で乗車できました。
時には、1年生同士で「シー」と注意し合うことができました。
6年生は、ハンドサインやアイコンタクトで意志疎通するハイレベルのコミュニケーション。さすがです。
また、小さい1年生を守るように、自分の身体につかまらせてあげる6年生男子の姿もありました。

公園に着き、全体指導を担任がしていますと、1年生から「6年生がしてくれたこと、涙が出ちゃう」という発言があるほど、6年生を心から信頼していることを感じさせます。

公園内の秋探しでも、1年生から担任教員に、「6年生がこう教えてくれた」「6年生がこんなことをしてくれて嬉しかった」という報告が次々ありました。

後半は、6年生が古墳展示室の見学をして、給食までには学校に戻る。
1年生は、1年生だけで「秋探しのふりかえり」をした後、お弁当を食べて、遊具広場でひと遊びして学校に帰るという1日になりました。

今日1日だけの校外での合同行動ではありますが、1年生にとっては6年生全員が「あこがれの存在」となったに違いありません。
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