4年学級活動(エンカウンター) 9月18日

今日の3校時は4年2組の学級活動を参観しました。
4年2組担任は本校の主幹教諭で、教員の指導者的立場にいる者です。授業や子どもの活動の見取りも経験豊富さを感じさせます。

(この授業のねらい)
相手から見た自分を知り、相手の良いところを伝えよう。(よりよい人間関係の形成)

(今日の授業の良さ)
(1)授業の開始がとてもスムーズである。子どもたちも開始時間には準備完了で、全員そろっている。
(2)アイスブレイクで行った「こっそり忍者ゲーム」が効果的で、回数を重ねるごとに男女間の心の壁が低くなっていった。
(3)自分発見エクササイズで取り組んだ、複数の友だちからの自分への好評価は、おそらくアイデンティティー確立の基礎活動となるだろう。この他者からの好評価を受ける機会を重ねることで、セルフエスティームが向上するだろう。
(4)ワークシート作業では、鉛筆の音しか聞こえないほど集中して取り組んでいた。これはフロー状態という最高レベルの集中状態である。
(5)子どもが自然につぶやいた「伝え合い」という本校の教育キーワードを、教員が逃がさず聞き取り、受け止めて、授業に活かしていった。
(6)子どもたちにとっては気づきの多い授業となり、とても楽しかったはずだ。

(子どもの感想)
「みんなが私のよいところを、たくさんほめてくれた。みんながほめてくれたところを、これからもがんばっていきたいです。」(女子)
「自分がどのように見られているのか、感じられているのか分かりました。友だちとつき合っていく上で、自分にとって勉強になりました。」(女子)
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5年1組体育 跳び箱運動(9月18日)

6校時は授業参観。
授業のはじめから参観したかったのですが、他学年で緊急に対応しなくてはならない件が生じたり、エアコン新設のための指示を出したりしていたため、途中からの参観となりました。
跳び箱運動の第5回目。
自分の能力に合わせて、開脚跳び、台上前転、から首はね跳び、頭はねとびなど、選んで練習しました。

(この授業のねらい)
回転系の技の中から選び、練習に取り組もう。

(今日の授業の良さ)
(1)体幹を強く鍛える意識をもたせることにより、回転時の安定感やけがの防止にもつなげている。
(2)大型タイマーで各活動の時間設定をして、タイムプレッシャーをかけている。そのため、跳び箱の準備に設定した4分間のよりも短い、3分30秒には全グループの準備が終了した。
(3)今日の体育館は気温30度を超えていた。そのため、水分補給の時間をこまめに入れて、熱中症予防の意識を子どもたちに育てていた。
(4)子どもたちは、自分で選んだ跳び箱タイプと技に、あきらめることなくチャレンジしていた。
(5)身体の故障を少しでも感じていた子は、無理をしないで休んでいた。

全7回の授業で、子どもたちはどこまで自分の技術を高められるでしょう。
跳び箱を飛び越えるという克服型の運動、技の美しさを極めるという達成型の運動、この両面が跳び箱運動にはありますが、今回の5年1組の体育ではどちらもねらって指導をしています。
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ゴボウの種の話(9月17日)

矢口小学校では、学校支援地域本部のやぐち応援隊・グリーンボランティアの方々が、この夏、ゴボウを育ててくれました。

1,2年生の男の子が、このゴボウの種を採ってきてくれまして、校長室の窓の外から私を呼ぶのです。
窓を開けますと、なにやら満足そうにこう言います。

男子「校長先生、見てください!これはゴボウの種ですよ!」
校長「どれどれ、これがゴボウの種ですか!小さいのですね。」
男子「この種、校長先生にあげます。」
校長「それは嬉しいねぇ。それにしても、こんなに小さなゴボウの種が、あんなに長いゴボウに育つんだね。植物のもっている力というのはすごいね。」
男子「校長先生、もっと採ってくるよ!」

嬉しそうに私に種を渡し、再び矢口農園に行く1,2年生男子。
豊かな環境があるからこそ生まれる、ゴボウのエピソードです。
やぐち応援隊・グリーンボランティアの皆様に、心から感謝申し上げます。

また、保護者の皆様も、もしお気持ちがあれば、ぜひグリーンボランティアにご参加ください。
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2年道徳 ふわふわことば ちくちくことば(9月16日)

今日の5校時の授業観察は2年2組へ。
今年度、本校に赴任してくれました担任による指導です。

ふわふわ・ちくちくことばの指導は、小学校の指導の定番となってきました。
子どもたちが日常生活で最も体験していることなので、考えやすいということも、指導定番となった理由でしょう。
今日の授業でもたくさんの意見が出ました。

(この授業のねらい)
人を傷つける言葉を使わず、人をうれしい気持ちにさせる言葉をすすんで使う態度を育てる。

(今日の授業の良さ)
(1)導入で「ちくちくことば」の経験から思い起こさせ、嫌な言葉を考えるよりも、「ふわふわな良い言葉」を考えていった方がいいと、子ども自身の発言を引き出し、主体的な学びに導いた。
(2)個人思考からグループ交流、全体への共有という基本の流れで、子どもたちは無理なく思考を深めることができた。
(3)最後に、代表の子どもが感想を発表することによって、クラス全体が「ふわふわことばを大事にしよう」という意識になった。

授業の結果、子どもたちがどんな考えに至ったか、4人の感想を紹介します。

「ふわふわことばをかんがえて、こころがとってもいいきもちになった。とってもうれしくなった。もっといいたくなった。」(女子)
「そのことばをいいたくなった。いわれてみたくなった。自分がかなしいときも、そのことばを聞くとたちなおれる。」(女子)
「ふわふわがあふれて、ぼくもじぶんで人にいいたくなってきました。」(男子)
「今日は、ふわふわことばとちくちくことばがわかりました。ふわふわことばがわたしはすきです。ちくちくことばはきらいです。これからわたしは、ふわふわことばをつかって、きもちよく生きたいと思いました。」

2年2組の子どもたちが、明日からの生活で、ちくちくことばを避け、ふわふわことばをたくさん使おうと行動を始められたら、今日の学習はさらに味のあるものになっていくでしょう。
ご家庭ででも、ぜひ話題にしてほしい内容です。
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1年生活科 あきとなかよし(9月15日)

1校時、1年1組の生活科の授業観察をしました。
夏も終わりを迎え、秋との関わりを深める季節となりました。

(この単元のねらい)
秋の校庭や遊び場などで散歩したり遊んだりする活動を通して、季節が空きに変化したことに気付くとともに、木の葉や木の実などの自然物を使って、みんなで工夫して生活に役立つものを作ったり、遊びに使うものを作ったりして楽しむことができるようにする。


本物の栗
(今日の授業の良さ)
(1)教員の導入で、中身が見えない袋を提示して、子どものモチベーションを高めた。
(2)袋の中には、本物の栗を用意して、さらにモチベーションアップ。


電子黒板
(3)次に四季のスライドを効果的に見せながら(ICT機器活用)、春夏秋冬の特色に気付かせた。


まっすぐ挙手
(4)手のあげ方の指導が定着しつつある。
手のひらを先生に見せるのは「お手上げ」「降参です」の合図、手のひらを横にして、まっすぐにあげるのが正式な挙手方法。万歳の仕方も同じ。


みんなで秋をさがそう!
(5)五感カード(目・鼻・耳・手)の活用で、子どもたちは秋探しのイメージができた。
(6)ペア・トリオ学習での話し合いを入れている。今回は、生活体験が豊富な子は、たくさん発言できた。ご家庭でも子どもにたくさんの自然体験をさせてあげてくださいませ。
(7)教室がザワザワした時に、ある男子から「しゃべらないで心の声で言って」という注意が起こった。新型コロナ対応の意識が育っていると思える。
(8)「秋探しビンゴカード」で校庭へ出る心の準備はバッチリ!
ある女子から、「ビンゴにのっていないものも、さがしていいんですか?」という質問が出るほど、2校時に校庭に行く心の準備は万全でした。
この後、校庭に出た1年1組の子どもたちは、たっぷりと秋に親しみました。
矢口小の豊かな秋は、1年生の心を豊かに育んでくれることでしょう。
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4年図画工作 それゆけ たんけんたい!(9月15日)

3校時は図工の授業観察です。
ギャングエイジの4年生。何をやっても楽しめる年代です。

(この授業のねらい)
自分の島に色を塗る活動を通して、いろいろな色を混ぜながら表したい色を見つけることができる。

(今日の授業の良さ)
本校の図工の授業はひとつのパターンがあります。
あいさつ 10:40
説明
やってみよう(1)
友だちの作品を見に行く  11:15
トイレ・水のみ  11:25
やってみよう(2)  11:30
片づけ  11:55
あいさつ  12:10
毎回、繰り返しこのパターンで学習していきます。
この同じパターンの繰り返しをすると、ある効果があらわれます。
回数を重ねるたびに、知らないうちにスピードアップ、基礎の定着、レベルアップをしていくことになるのです。
スポーツの基礎練習を想像していただければ分かりやすいと思います。
野球であれば、キャッチボールを同じように繰り返し反復練習します。
すると、目に見えての向上があるわけではないのですが、3か月間も反復練習すれば、投げる力や捕る力がかなりレベルアップします。
図工の学習パターンも同じことです。
これを「同一パターンのグレードアップ」といいます。
昨年度から、様々な学級の図工室での授業を見てきましたが、今日、最も感じたのは、指導する教員自身が「同一パターンのグレードアップ」をしていることでした。
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2年国語 どうぶつ園のじゅうい(9月14日)

今年度に入り、学校公開をすることができていません。
このことは、学校としても不本意なことであります。
2学期中には必ず学校公開しますので、もう少しお待ちください。
その分を、せめてこのページで校長の目を通してお伝えしていきます。

2年3組に授業観察に入りました。その良さを紹介します。
(1)子どもたちと一緒に立てた学習計画を掲示してあり、これまで学んだことに立ち返るきっかけにしている。
(2)「微音読」に取り組んでいる。微音読をすると、子どもたち全員の読む力がじわじわと伸びる。
(3)矢口小の授業モデルの一つだが、個人作業の時間には、タイマーを使って「タイムプレッシャー」をかけている。
  ※タイムプレッシャーをかけると脳が作業の完成形を追いかけるようになり、自然に活性化されます。
  (おすすめ)大人も自分自身にタイムプレッシャーをかけると仕事の能率が必ず上がります。
(4)必ずチームでの学び合いが入る。
  ※今年度の本校の研究重点は伝え合いの中の「受け止める力」です。
  (お願い)保護者の皆様からも、お子様をどう受け止めているか、学校にお知恵を拝借できると助かります。
(5)ワークシートの活用で、どの学級でも共通レベルで指導する。
(6)今日学んだ「じゅういのくふう」の中で、子どもたちをワラビーに同化させ、じゅういさんへのメッセージを書かせた。
  ※低学年段階だと、登場人物や登場キャラへの同化(それになったつもり)がとても大事です。

こうして学んだ子どもたちの、ワラビーのじゅういさんへのメッセージを6人紹介します。

「ちりょうしてくれてありがとう。またはぐきがはれたら、なおしにきてね。」(女子)
「なるべく早くちりょうしてくれてありがとう。」(男子)
「はぐきがいたかったから、なおしてもらって、いたくなくなったよ。」(女子)
「はぐきがはれても、なおしてくれたから元気になったよ。」(男子)
「3人のしいくいんさんにおさえてもらって、あんしんしたよ。」(女子)
「ちりょうするときいたかったよ。しいくいんさんたちがなおしてくれて、とてもかんしゃしているよ。」(男子)

同じような内容のメッセージになりますが、一文字違うだけでも、その差を読み取るのが、私たち教員のお仕事となります。
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美しき6年生の下足入れ(9月11日)

今日は大きめの写真をご覧ください。
私が何を言いたいか、きっと写真で分かると思います。
驚くほどの美しさ、立派です。
全校児童のお手本です。
しかも6年生が学校にいる時間ではなく、全員が下校した後の写真です。
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4年3組の校長取材(9月10日)

校長という職は、じつは学校外の仕事もけっこう多くあります。
今日も午前中は、矢口ブロックの校長会で出張していました。
自分の学校のことだけを考えていればよいのではなく、近隣学校や大田区、そして東京都の教育の発展に寄与することも、私たち校長の大きな仕事です。

さて、学校に帰った午後、5校時に、4年3組の学習グループの子たちが校長室に訪れました。
国語の学習で「新聞作り」をしている中、「ぜひ校長先生に取材をしたい」という子たちが来たのです。
そのインタビューの様子を紹介しましょう。

はじめのグループは、私が校長室前に「メダカの学校」という箱庭を作って、メダカを育てていることを記事にしようと質問。
児童「校長先生は、どうしてメダカを飼うことにしたのですか。」
校長「三つ理由があります。一つはメダカは5年生の理科の教材だからです。二つ目は、メダカは子どもを産むし、育てやすいからです。最後は、そもそも私はお魚が大好きだからです。」
児童「メダカはどこで獲ってきたのですか。」
校長「実は、なんと、アマゾンで買ったエサ用のメダカなのです。はじめは300匹も買ったんです。でも安かったですよ。」
児童「えっ、そうなんですか。」
児童「次の質問をします。メダカを育てる時に大事なことはなんですか。」
校長「それは何といっても、愛情をかけることです。」
児童「そうですよね。愛は大事ですよね。」
校長「それから技術のことを言えば、水を管理してあげることも大事です。」
児童「はい、私の家でも取りかえる水をバケツに入れておきます。」
児童「今日はお時間をとっていただき、ありがとうございました。」

次のグループは学校のことについての質問でした。
児童「校長先生は矢口小学校の何代目の校長先生なのですか。」
校長「私で30代目になります。」
児童「そうすると、これまでの校長先生は30人いたということでしょうか。」
校長「いや、じつは初代の宇田川先生が、第4代の校長先生も務めているので、29人ということになりますね。」
児童「学校の田んぼは、かなり昔からあるのでしょうか。」
校長「田んぼの場所にはプールがあったのです。プールはお引越しをしました。昔のプールの跡地に、2007年に田んぼを作ったのです。八木校長先生の時代です。」
児童「校長先生は、矢口小学校の子どもはどんな感じだと考えていますか。」
校長「良いところを3つ言いますね。一つ目は、とても素直だということです。二つ目は、あいさつをしっかりできるところ、三つ目は、矢口小の子供たちは、お家の方々からとても愛されている子供たちだと感じています。」
(児童3人とも、笑顔でうなずく)

また明日も他のグループがインタビューに来ます。
何を質問されるか楽しみです。
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全校の核・6年生なかよし班リーダー会(9月8日)

学年を超えた縦割り活動である「なかよし班」の今年度の活動が、今日の朝から始まりました。
わくわくルームに集まった6年生の「なかよし班リーダー」は全員で30名。
この30名を学校の中核として、全校児童の交流活動が始まります。
今年度は1学期が使えなくなりましたので、実質半年の活動となります。
その分、これまでとは違い、6年生のリーダーがしっかり成長し、その姿をもって矢口魂を後輩に継承していくように頑張ってもらいます。

今日のリーダー会では、担当教員から、今年度のリーダーには次のような意義があるという話がありました。

◎ このリーダー会が全校の核となれるよう意識してほしい。
◎ 自分たちの工夫で楽しい活動を考えてほしい。
◎ 6年生のリーダーの姿を見て、次の5年生が矢口魂を引き継いでいけるように模範となってほしい。
◎ リーダーは、楽しく遊んでいる自分の班の子たちを見て、人に役にたっているという、一歩高い喜びを見つけてほしい。
◎ なかよし班リーダー会を毎回行っていく。これまでにない楽しみを感じてほしい。
◎ リーダーとしての計画性も身に付け、生きるための力となるようにしてほしい。
◎ 今年のなかよし班は一味ちがうものになる。
◎ 6年生会議を活動の前後に行い、企画、反省も確実に行う。場当たり的な活動にしない。
◎ みんなで作り上げていく活動を通して、ここにいるリーダーが集団を動かせる力を高めていく。

6年生リーダー30人全員が神妙に聞いていました。
とても高い課題ではありますが、チャレンジ精神で活動のレベルを上げていくことも矢口魂ですから、なかよし班・6年生リーダーには責任を自覚して活動し、大いに実力をつけていってほしいです。

参考までに、学校の教員としては、以下のことをねらいとしてもっています。
(低学年)
遊びを通して「人と関わることは楽しい」「人と関わることが好き」という体験をし、集団活動に進んで参加する。
(中学年)
遊びを通して「人と関わること楽しい」「人と関わることが好き」という体験をし、集団活動に進んで参加し、協力する。
(高学年)
「自らの働きかけが、誰かの役に立った」という体験をし、集団の一員としての自信や誇りを獲得する。
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全校朝会「台風災害の避難について」(9月7日)

今、九州地方にとても大きな台風10号が来ています。
日本は台風シーズンに入っていて、東京にもいつ台風が来てもおかしくありません。
去年来た台風19号のように、この矢口地域で一番怖いのは、多摩川の水が溢れてしまうことです。
では、もし多摩川が溢れたらどんなことになるのでしょうか。
今、考えられる最悪のことは、矢口小の1階の天井まで水が溜まってしまうと言われています。
ですから、少なくとも2階以上に避難しなくてはなりません。
ただし、人間が考える以上のことが起こるかもしれませんから、2階も危ないかもしれないと考える方が良いでしょう。
あなたが頑丈なコンクリートのマンションの3階以上に住んでいるのなら、自分の家にいた方が安全です。
一軒家の人は、自分の家ではない3階よりも上に避難する必要があるでしょう。
新型コロナ感染防止のため、矢口小に避難できる人数も、少なくなるかもしれません。
そこで今回の台風10号で、九州の方々が避難した場所で、私がなるほどと思ったことがあります。
ホテルに避難した人がたくさんいるそうです。
なるほどホテルなら頑丈に造ってあるし、上の方の階に泊まることができる。
なによりも、ベッドもあるし、お風呂もあるし、避難するには快適です。
少しお金を払ってでも、安全で快適なホテル避難も考えられるなと思いました。
家に帰ったら、家族で台風避難のことを話し合ってください。
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1年生「大きなかぶ」(9月4日)

今朝、校長室の扉をトントンとノックする音がしました。
扉を開けると、1年生の男の子、女の子の2人が立っていました。
見るからに緊張している様子です。
「ぼくは1年2組の〇〇です。」
「私は1年2組の〇〇です。」
「今日の9時50分から、国語のお勉強で練習している『大きなかぶ』の劇をやります。校長先生、体育館に来て、見てもらえますか。」
と、ご招待をしてくれました。
1年生にとっては、校長室ひとつ行くのも、大きなチャレンジです。
楽しみに観劇に行かせてもらいました。

学級を4グループに分けて、たくさん練習したようです。
1年生の教室前には、用務主事室がありますので、練習の声が聞こえます。
そんな1年生の姿を見て、用務主事が自発的に「大きなかぶ」の大道具を作ってくれたようです。
本当なら、保護者の皆様にもお声掛けして、練習の成果を観ていただきたいところでしたが、新型コロナ対応のため、それができないことが本当に残念です。
申し訳ありません。

今回、1年生の学習で素晴らしかったことの一つに、各グループで決めた「めあて」をしっかり意識して取り組んだことです。
「笑顔で演技します」「仲良く演技します」など、1年生なりのゴール意識をもっていることが、今後の様々な学習にも大きな力となります。
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成長(生長)する矢口小(9月1日)

9月に入りました。
今年度はあと7か月間です。
矢口小学校では、いろいろな成長(生長)の姿が見られます。

5年生は世話をしている矢口の田んぼに名前を付ける投票を行いました。
一番多く票が入った名前が「田田(でんでん)」ということです。
この名前は、まだ全校に浸透していませんので、5年生がどう宣伝するか、これも学習のひとつでしょう。
田んぼの写真を見ると稲の色が違いますが、これは稲の種類が違うことにもよります。
道路側はうるち米、校庭側はもち米を育てています。

学童保育側の庭に行ってみると、4年生が育てているツルレイシ(ゴーヤ)の実がキラキラ輝いていました。
暑い夏の間に、緑のカーテンをぐんぐん伸ばし、立派な実と生長しました。

水槽の写真は、今、校長室前のミニ水槽にいる金魚の子どもです。
これは、矢口水族園として鯉や金魚が泳いでいる大きな池で、メダカの稚魚が鯉たちに食べられないように救い出してきたものです。
てっきりメダカの稚魚だと思っておりましたら、どんどん大きく育って、金魚だったことが分かりました。
せっかく生まれた金魚の子どもなので、みんなが見やすいように、校長室前にお引越しさせました。
ものすごい食欲で、エサをあげたらあげただけ、完食してしまいます。
まるで「矢口魂」の中の「完食魂」を宿した金魚のようです。

植物やお魚に負けず、学校再開から約2か月間の学校生活を送っている1年生たちも、10月の運動会に向けて、かけっこの練習です。
広い校庭で、たくさん走って、体力を向上させています。
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ある1年生からの話(8月31日 放送朝会)

今日は、1年生のある4人から聞いたお話を、全校の皆さんにお伝えします。

まず1人目のお話です。
「ぼくは、矢口小学校がとても楽しいです。お勉強も休み時間も給食も、みんな楽しいです。ぼくの好きなジャングルジムもあるし、ダンゴムシもたくさんいます。先生もやさしいし、おもしろいです。」
学校を楽しんでくれることが一番良いですね。

2人目です。
「今、6年生のお兄さん、お姉さんが、1年生の教室に来て、私たちができないことを、たくさん手伝ってくれています。いつもやさしくしてくれます。私は6年生のお兄さん、お姉さんが来てくれることが、とてもうれしいです。」
6年生の皆さん。ありがとう。皆さんのおかげで、1年生も安心して学校生活を送れます。6年生だけでなく、2~5年生も1年生にやさしくしてあげてくださいね。

3人目です。
「矢口小の1年生になって、先生から、挨拶ははじめに『よろしくお願いします』と言ってから、次におじぎをすると教えてもらいました。ぼくは、3年生か4年生の人だと思うんだけど、いつもちゃんと立ち止まってから、『おはようございます』と言って、おじぎをしている人を見ました。ぼくは、すごくかっこいいなと思いました。」
矢口小は、たくさんの人が、このような挨拶をすることができますね。気持ちの良い挨拶ができる子は矢口小の誇りです。

最後の4人目です。これはお願い事ですね。
「私は、矢口小のお兄さん、お姉さんにお願いがあります。休み時間になると、1年生の教室の前の廊下を、校庭に向かって走っていく人がいます。私は体が小さいので、大きいお兄さんやお姉さんたちが廊下を走ると、すごく怖いです。」
これは1年生の廊下だけではありませんね。校舎の中は走ると危ないです。歩くようにしましょう。

今日は4人の1年生から聞いたお話をしました。以上で終わります。
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クラブ活動のスタートに向けて・・・6年生がんばる!(8月28日)

現在、学校では、今年度のクラブ活動のスタート準備を4,5,6年生が行っています。
この子供たちにとっての楽しみな活動も、新型コロナ対応のために制限をするしかありません。
三密を避けることを考えながら、希望調整を行っています。

本校のクラブ活動希望は、次の手順で行っています。

(1)6年生の中からクラブ発足の「発起人」が名乗りをあげる。
(2)発起人が活動内容の大筋を計画し、担当教員に相談をする。
(3)学校の条件を満たせばクラブ活動として募集をかけることができる。
(4)発足予定のクラブ募集用紙を理科室前廊下で掲示する。
(5)6年生→5年生→4年生の順番で希望票を貼っていく。
(6)人数と活動場所の調整をする。
(7)クラブ活動が9月14日(月曜)から始まる。

今日現在、(5)の希望票を貼っていく段階にあるのですが、発起人となった6年生は、どれだけの人が希望してくれるのか、とても気になるようで、休み時間になると掲示板を見に来ます。

今年度、学校行事の面で、大幅に削減しなくてはなりません。
小学校最後の6年生の1年間が、とうぶ移動教室もなく、矢口文化芸術劇場もなく、その他にも制限の多い学校生活を送らせてしまっています。
学校外の活動でも、目標としていた習い事の発表会やスポーツチームの大会が中止になって、とても悔しい思いをしていることと思います。
小学校生活6年間の積み重ねを成果として表す年であったのに、これではあまりにもかわいそうだ、何とかしてあげられないかと、私自身、夜に夢の中でも考えていることがあるくらいです。
せめてクラブ活動で、少しでも学校生活の楽しみが増えてくれれば。
また、6年生の活躍の場が保障されればと思います。
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