江東ブロック予選の最終日、なんだか良いのか悪いのか分からない辰巳ジャンプでした。
朝、どうも調子がおかしい。辰巳小学校に集まってくる時点でテンションが低い。なんだろう???イノッチ車の中で話される会話も消極的な言葉が多い。
「う~ん・・・・・何かあったのかなぁ?」
あくまでも辰巳ジャンプはチャレンジャー。それが安全策では太刀打ちできない。
案の定、午前の大〇○央戦では1セット目の10-10までは好調に進んでいたのに、ひとつのレシーブミスからガタガタに崩れていった。修正不能状態。
試合後のミーティングではエースが泣き出す始末。
気分を変えるために、試合間でゲームをいっしょにしてあげる。
少し持ち直した感じ。
ところが・・・・・
午後の試合を前にして、なんたることか辰巳っ子たちは外で遊んでいた・・・
何を考えているのか!!!
「君たちは本当に都大会に行きたいと思っているのか??? 相手チームは試合をひかえてトレーニングをしているぞ! 気持ちをゆるめろと言ったのではない、気持ちを切りかえろと言ったのにこの状態は何なんだ?! そんな甘い気持ちで江東区から都大会に行けるわけないじゃないか! もうあきらめたのか!? だったら4年生で試合をやるぞ!」
何とか目を覚ましてくれた6年生。
午後の試合は本来の辰巳ジャンプの姿がもどった。
東○戦。2週間前には(11-21、7-21)で負けている。
しかし今日は、見ている人から「死闘」と言ってもらえるほど頑張れた。
(20-22、17-21)で負けた。負けたが明日につながる試合ができた。
試合後、4年生エースがつぶやいた。
「負けたけど、すごく楽しかった!もっとやりたかった!」
6年生に気持ちを確認した。
「私たちはどうしても都大会の開会式で行進をしたいです!去年行けたんだから今年のチームでもどうしても行きたい!!!」
と答えた。
千葉や埼玉の方々のご配慮で、夏からずっとレベルの高い練習をしてきた辰巳ジャンプである。充実した試合を少しずつであるができるようになってきた。
「心こそ大切なれ」
すべてはここにかかっている。
支部決勝まであと2回の練習。
最高レベルの心を鍛え上げて全精力を上げて都大会に進みたい。