部旗の心・・・延岡学園(宮崎県)

宮崎県のSHIRO-さんからいただいたメールに、強豪・延岡学園の良い話がありました。SHIRO-さんの承諾も取れましたので、この掲示板に転機させていただきます。

NO138(延岡学園・佐藤監督)
「延岡学園高校の佐藤先生から、延岡学園高校の垂れ幕、「部旗」の説明がありました、私は感動しました。
 春の高校バレーの時に必ず話題になる延岡学園高校の部旗だそうです。私が高校生の時には、綺麗で真っ赤な生地に「真心」と書かれておりました。しかし約30年後の今はボロボロ状態。つぎはぎだらけで、破けては縫い合わせて現在なんとか部旗の形をとどめています。この部旗を作り替えようとしたそうです。するとOG達の猛反対にあったそうです。話を聞くと、OG達は、卒業するとき部旗の一部をちぎって「お守り」として持ち続けているそうです。ちぎった部分を自分でつぎはぎして縫い合わせ、現在の形になっていった。
 誰が部旗をやぶいてお守りにしようとしたのか分からない、いつの間にかそれが伝統となっていったそうです。
 今ではこの部旗を神様のように扱う選手たちです、決して床に置かない、持ち運ぶときにはぶら下げない、必ず置く場所が決まっていて、飛行機の中でも両手で支えるように持ち続けているそうです。
 佐藤先生の講習はこの部旗の前で、真心を込めて行われました。」
コメント ( 0 ) | Trackback (  )