練習試合・・・気迫あふれるのは2年生だけか?

2011年の辰巳ジャンプの活動が練習試合で始まりました。
本来ならば1日練習してから試合をしたかったところでしたが、予定の調整がつかず、いきなりの9セットとなりました。

5年生がいない幼いチームらしいというか、お正月ぼけというか、会場についてから、あれを忘れた、これを忘れたと次々に申し出てくる子どもたち。唖然とする私。さすがにお弁当は忘れなかったので、最悪の事態は避けられました(苦笑)

加えて、連絡が行き届いていなかったようで、3人も今日の遠征試合のことを知らなかったらしく、欠席となってしまったようでした。こうしたことは今後さけたいので、現在新しく更新作業をしているホームページの中には、チームの予定表を入れることにします。


試合はレシーブ力の差が大きく表れ、今後の課題がはっきりしました。

しかし、それ以上の問題があります。

今の辰巳ジャンプ。遠征で対外試合に出かけると、どうしても元気いっぱいの2年生が目立ってしまいます。他チームの指導者の皆様の目は、すべて2年生の元気いっぱいな声、安定しているサーブ、ミスを恐れずに拾いにいくレシーブに集まってしまいます。

4年生にずっと指導していることは、「チームを問わず、君たちの試合を見ているすべての人たちから、この子たちは素晴らしいと言われるような選手になりなさい。」ということなのですが・・・・・誰がどう見ても、2年生の頑張りばかりが目についてしまいます。

チームが不利になった時に気合を入れているのは2年生。
調子が良い時に盛り上げているのも2年生。
チームに指示を出しているのも2年生。

12月に練習試合をした時にも、「辰巳のキャプテンはあの2年生ですか???」と言われるくらい、見る人に感動を与えているのですから、4年生には本当に奮起を促したいと思います。ミスばかり気にしていて、はつらつとプレーする姿がないので、見ていても全然面白くないのが4年生のバレーボールです。


では、2年生の何がそれほどまでに、見る人に感動を与えているのか?
それは、持っている力を全部出仕切っている。いいえ、いいえ、チームのメンバーがやらないところまで120%の力を出している。たとえミスしても「次は絶対に勝ってやる!」という心が表情や声、行動に表れているから、見ている人は驚くのです。

要するに、4年生とは「気迫」がちがうのです。
何となくプレーをしていては、誰の記憶にも残りません。
「気迫」あるプレーは人の心を打ちます。
会場にいるたくさんの方から「あの子は何年生ですか?」と聞かれます。
それほど見ている人の記憶に刻まれているのです。


冬休み。4年生は心して練習に取り組まないと、いつまでも「辰巳のキャプテンは2年生ですか?」と言われ続けるチームになってしまうでしょう。


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