今の辰巳ジャンプチーム。部内での練習試合をしながら、こんなことを思う時があります。
「この子たちは本当に幸せな子供たちだな。チーム内でまったく同じレベルのチームを2チーム作ることができる。外に試合相手を求めなくても自分のチームだけで切磋琢磨していくことができる。全国ほとんどの小学生バレーチームが部員不足に悩み、試合経験を積むためには他チームとの練習試合をするしかないのに、辰巳ジャンプの子供たちは部内で大接戦を経験できる。こんなことは10年に1度しか起こらないことだな。」
私自身が小学生時代に軟式野球で都大会優勝したことがあります。同級生がたくさんチームに入って、同じレベルのチームが2チーム作れる状態でした。区民大会の決勝戦で、Aチーム対Bチームの決勝戦をやったこともあり、なんと途中までBチームが勝っていたことを、40年近くたった今でも鮮明に覚えています。
夏休みの猛練習の結果、いちおう秋の大会のレギュラー・Aチーム、チャレンジャーのBチームに分けたのですが、Bチームがものすごく頑張っていて、はたしてレギュラーAチームメンバーが正しい選択だったのかを迷わせる練習試合結果を出してきます。運動量も辰巳Bチームの方が圧倒的に多い。ビデオに撮って、Aチームのメンバーにどれだけ動きの量がちがうか見せてやりたいくらいです。
辰巳A 2{20-22、21-16、9-15、21-13}2 辰巳B
8月31日にやった試合も
辰巳A 2{21-4、19-21、13-21、21-11}2 辰巳B
全くの互角。うちのチーム、小学生バレー界が25年くらい前にやっていたローテーションルール、またはバックセンター固定制ローテーションで公式戦をしたら、圧倒的に強いと思います。あらゆるローテーションでも同じレベルで攻撃できますからね。
また、今日はAさんが超サプライズのプレゼントを、某有名バレーボール選手からいただいてきてくれました。オリンピックメダリストの○○様からのプレゼントです。こんなことって日本中のチームで辰巳ジャンプだけだと思いますよ。それほど貴重なプレゼントです。5年生は一生の記憶に残しておいてくださいね。何十年かして、必ず心の財(たから)になりますからね。