ボールが落ちにくくなってきた

土曜練習日。参加者は男子9名、女子11名。今日は女子の方が多く参加しました。

10月はキャプテンを輪番制にして指導をしていくことにしました。理由は、先週の平日練習の時、これまでチームを引っ張ってきたキャプテンが練習の前半、不在になっており、その結果、チームをまとめる人がいなかったということです。
そこでいろいろな人にキャプテンをやってもらうことで、練習をリードしていくメンバーが、何人も生まれてくることを期待したのです。今日は6年生のK君にやってもらいました。「何を指示したらいいんだ」と迷いながらも、見るからに責任感を感じて、 集中して練習していた姿がとても印象的でした。次回は、他の6年生に練習キャプテンを任せてみます。

さて、今日の練習で初めて取り組んだことは、グループになって順番に直上アンダーを上げて行くという、ランニングレシーブの応用編でした。これを行うことによって、 ボールを上に上げたその場所には、いてはいけない状況が生まれるため、試合中にも人の邪魔をしないプレイができるようになるのです。
6年生グループ、4、5年生グループ、 3年生以下のグループと、3グループに分かれ、どのグループにも大人のコーチに入ってもらい、一緒に練習してもらいました。その効果はとても大きく、子供だけではなかなか続かないところが、一緒にプレイしている大人からの励ましの声で、随分動きが良くなったなと感じます。

今日の最後も、いつものように5年生以下の男女チームの試合を1セット、 6年生対大人チームの試合を1セット、チャレンジしてもらいました。
5年生以下の試合では、幼稚園児のHちゃんや、2年生のAちゃんがサービスエースを決めて、チームを盛り上げていました。
6年生チームと大人チームの練習試合では、今日は2名の男子がいなかったため、4年生男子のセッターにも入ってもらい、6人チームで対戦しました。いつも以上に接戦になりました。その理由は一つは、これまで床に落ちていたボールが、今日は落ちなかったことをあげられます。もう一つは、H.Rさんが、これまで見たことのないような強烈なサーブを打ちはじめ、何本もサービスエースを取ったことが、接戦に持ち込めた大きな理由になりました。

試合で力を発揮している子供たちは、平日の練習にも必ず出てきている子供たちです。 平日練習では、その大半をゲーム形式の練習にしていますので、ボールがどこに飛んでくるのか、どこに返せばいいのかという「試合感覚」が少しずつ育まれているようです。そのため、今日の練習試合でも、 ボールが落ちずにつながり始めたという結果になったのでしょう。
やはりスポーツは、練習時間の多い少ないに応じて、技術が伸びて行くか止まるか分かれるということが証明されていると感じられます。
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