小学生の一歩はほんの少しでよいのです

土曜練習日。今日も熱心に練習に励む矢口っ子たちです。

6年生は午前中に、地元中学校のバレーボール部活動体験に参加したようで、久々に中1の先輩たちと一緒にバレーボールをできて、楽しかったようです。このような先輩、後輩の縦のつながりは、大切にしたい一面です。

土曜日は早めに帰る子がいることもあり、今日は、前半を部内練習試合にして、後半を技能アップの練習時間にしました。このような練習内容にしたことも、指導者生活で初めてのことです。試合経験をたくさん積むことが良いのではないかと判断しての練習内容でしたが、試合だと、ボールに触れる回数がほとんどない子もいるので、どうなんだろうと反省しながら審判をしていました。
積極的にボールに向かっていく子は試合形式がよい。しかし、消極的な子は、ただ立っているだけというのが試合でもある。つくづく難しいなと思います。


後半の練習は、個人技能をアップさせる練習。ほぼ、スパイク練習で1時間費やしてしまいました。
表題の通り、小学生の子供は、指導したからといって、すぐにできることはありません。大人は、なんでできないんだろうと思ってしまいますが、できないのが当たり前。できる子がすごいのです。私も球出しをしながら、一人一人、全然ちがうボールを出しています。この子にはこの高さ。この子にはこのスピード。この子にはこの回転と、それぞれの課題に合わせて球出ししているのです。

途中で止める場面は、今ここで指導を入れたら、この子は考えるだろうと判断する時です。それ以外の子は細かく指導してもマイナスなので、スピードをあげて、ボールに触らせ、慣れさせることだけを考えています。

今日の練習で成果が出なくても、全然問題ありません。次の練習、その次の練習で、君が成長すれば良いのです。

こんなに練習時間の少ないチームが、区大会で準優勝したことがありえないことなのです。でも、アンダー10大会は優勝することを私の目標としています。
あなたの目標は、何かな???
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