10月29日(土)、土曜練習日でした。
練習ではありましたが、私の本職の教師魂によって、4年前から企画していたことを実現するために、試しにバレー部でやってみました。その企画とは、自前のティラノザウルス着ぐるみを着て、ハロウィンの日の登校時の挨拶に登場することです。
バレー部練習中ではありましたが、すごく盛り上がりましたね。着ぐるみに入りたいという子もいて、2名に入ってもらいました。
この着ぐるみは、前任校の副校長時代に購入しました。
私の前任校は、東京都の進学校の「御三家」と言われる超名門校で、同じように中学校の御三家と言われる私立名門校に次々と合格する子供たちがいる学校でした。そんな学校であっても、「子供の心はどんな学校でも変わりはしない!!!」という私の信念のもとに、ある行事に合わせてティラノザウルスの着ぐるみを着て、全学級を歩き回ったことがあります。これが5年前です。予想通り、前任校の子供たちも大喜びで、子供時代の不思議な思い出に残ったと確信しました。
今回は、10月31日(月)の朝に、恐竜として校門に立つことで、間違いなく子供たちの心に残るだろうと思っての行動です。早めに登校してくる子供たちにもおどろいてほしいために、朝の8時前からティラノザウルスにスタンバイして校門に立ちました。
案の定、登校してくる子供たちの“驚きの笑顔”は、つかみはOK状態でした。
驚いたことに、地元商店街の会長さんが、見に来てくれました。なぜ来てくれたのかというと、10月28日(金)に商店街では、夕方にハロウィンイベントを初めて開催したのですが、学校が全面的に宣伝をしたことで、商店街さんの想定した数倍の人数の親子が、仮想して商店街に参加し、各店舗でお菓子をもらうという、ものすごい盛り上がりが実現できたからです。ここに私も足を運び、会長さんに、「月曜日の朝に、私が恐竜になって子供たちを迎えようと思っています。」と伝えたことで、会長さんが大きな関心をもってくださったようです。
ぜんぜんバレーボールの活動ではない話題にしてしまいましたが、練習の方は、「コンフォートゾーン」が現れてしまいました。
急激に成長していた4年生のサーブレベルが「元にもどる」状態になりました。あれだけ良くなっていたのに、土曜日練習ではベテランの3人が絶不調でした。しかし、元の戻ったということは、次に大きく伸びていくためのより戻しなので、今週から来週にかけての練習で、きっと見違えるような強力サーブを打ち出す可能性があります。それを楽しみに、指導していきましょう。