こんなことする私は「教師失格」かも・・・・・

これからここに書くことによって公になり、へたをすると“私の首が飛ぶ”かもしれないのですが、私自身は全然反省していなくって、すごく面白い出来事だったので、書いちゃいましょう!!!

実は昨日、メガネを新しく作りに行きまして、○万円かかることになりました。その店で「新年お年玉キャンペーン」をやっていました。
「平成元年の100円玉を持ってくると、5枚までは1000円相当で使える。」
というものです。5枚集めれば、500円が5000円分になる。こんなおいしい話に手を打たないのも惜しい。そこで、ちょっと受け持ちの6年生にご協力を頂きましょうというわけです。○智慧の働く連中に事情を説明して、
「お~!いいかい、お得な頼みがあるんだ。平成元年の100円玉を持ってきてくれたら200円と交換してやるぞぉ!先生からのお年玉だ~!」
この話を受けて子どもたちは「よっしゃぁ!」と気合いを入れて学校から帰っていきましたが・・・・・。予想だにもしない出来事がぁ~!!!
な、な、なんと2時間もしないうちに平成元年の100円玉を5枚きっちり見つけてきました。すごい生活力!見直しましたね、子どもの力を。どうやら生協やらコンビニのレジで取り替えてきたらしい。

こんなこと頼んで、とんでもない教師だよなぁ・・・と思いながらも、作戦大成功にほくそ笑む私なのでした。世間の皆さん、お許しを~~~~~。m(_ _)mペコリ

  *0021-01 SIRO- [宮崎]    [14/01/09(月)-08:48]      
   教師失格どころか・・・、 
 朝から嬉しく、楽しくなり思わず投稿!
子供達の心が楽しそうなのが分かります。

 子供達の心、掴めていますね!

  *0021-02 イノッチ [東京]   [14/01/09(月)-13:28]      
  今日もまた100円を持ってきてくれた子が3人。もういらなかったのですが、子どもたちの協力がありがたかったので、200円と取り替えてあげました。
今日は、沖縄帰りの子が「サンターアーダキー」を持ってきてくれて、みんなで食べました。10個くらいあまったので、すかさず「ビンゴ大会」。教室内騒然!面白かったです!!!
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子どもは監督の持ち物じゃない・・・・と言い聞かせつつ

ひとりごとです。落ち込んでいるわけではないので誤解しないでくださいネ!(笑)

子どもを健全な大人にと育てるために。
小学生・中学生・高校生時代に素晴らしい経験を積んでいくこと・・・。
「自律の心」を育てていくこと・・・。その他・・・・・。

自律の心を育てるとは、私が養護学校時代にさんざん学んだこと。
障害が重すぎて自分一人では生活することのできない教え子。この子にとって「自立」とはいったいなんだろうと悩みに悩み、人に相談し、多くの文献を調べた末、たどり着いたものが「自律」という言葉だった。自分を律すると書くが、それを解釈して「自分の人生を選択していける能力」と考えた。「進路」とは「生きる道筋」。それを選んでいくための「生きる力」だ。

 重度の障害者にとって、「自律の道」でさえも厳しい道だが、私の教え子は自分の道を自分で選び、母親の助けを得ながら自分で進んでいった。障害ゆえ仕事はできない。何せ「手足はきかず・言語障害・難聴」。そこで彼女は「電動車いすスポーツ」に生き甲斐を見いだした。東京都で「金メダル」も取った。
 ファッションにも敏感。いつも感心なほどにおしゃれだ。いつ会っても「人生を楽しんでいる」最高の笑顔。できないことに「やりたい、やりたい」と無茶しては取り組まない。自分のできる楽しみには熱中する。自分のことをよく分かっている証拠だ。その点、私は彼女より劣る。無茶ばかり失敗ばかり、自分勝手、状況を見ずに暴走する(苦笑)。
彼女はいい人生を歩んでいると感じさせてくれる。

 小学生には、やりたいことがいっぱいある。バレーボールだけじゃない。その子が心からやりたいと思っているものは何なのか?遊びたいのか。塾で学びたいのか。他のスポーツをしたいのか。音楽をしたいのか。そのことを監督はしっかりつかんでおく必要があると今日は感じた。
 子どもを監督の思い通りに、監督の言うなりにさせてはならないと思う。自分の持ち物じゃないんだから。大人の立場や大人の都合、大人の見栄、大人の論理、大人の名聞名利とは別の世界で、“前向きに”あくまでも“前向きに”自分のやりたいことをやればいい。大人に人生行路を決められた子どもは「選ぶ力」を失うだろう。
 監督は、自分の持てる力の中から、与えられる限りのものを子どもに提供して、その中から何かを子どもが選んでいけばいいじゃないか。そうして力をつけて、中学校で生き生きと頑張っているのが辰巳ジャンプ1期生だったじゃないか。

 今、大会を目前にして、結果だけを見ていきがちな自分を戒め、最大の目的は「人間教育」であり、結果は後からついてくるものと言い聞かせ、結果に紛動されて子どもを追い込んでしまうことのないように、心の準備をしておきたい私なのでした。

 今日は、練習に、お父さんコーチと卒業生のあ○かが参加。本当に助かりましたぁ!!!
あ~りがと~~~~う!!!(またお願いします!!!)
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バレーはじめ

2002年第1回目の練習。参加者14名。
9~3時までパス練習を中心に基本の徹底。せっかく身につけ始めたオーバーハンド。正月休みが入ってしまうので忘れてしまうだろうと思ってはいましたが、案の定、心配していた通りでした。
練習前に「きっと元にもどっているぞ!我慢がまんガマンだぁ!」と自分自身に言い聞かせておいたので、割合冷静に指導しましたが、本当に一筋縄ではいきません。忍耐強くないとコーチングはできませんねぇ。

今日はちょっと早く学校に出て、お汁粉をた~くさん作りました。小豆は1kgも用意。できあがった時には「うわっ!作りすぎた!あまっちゃうなぁ・・・。」と思いましたが、子どもたちはお汁粉が好きなんですね。2年生の男子が、ひとりで6杯も食べちゃう活躍もあり、無事にたいらげてくれました。
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型の大事さ

NHKのドラマで松本清張さんがしゃべっていた内容を書きとめておきたかったので起きてしまいました。
「天城越え」という推理ドラマ(昭和53年放送)の最後に出てくる御辺土参りの僧侶が殺人現場をがけの上から見る場面での「参度傘を、手で上にあげさせるかどうか」という、たったこれだけの場面で、清張さんとディレクターの和田勉さんとで2~3時間討論したということ。
和田氏「清張さんのやり方は古い」
清張氏「古い型には歴史を乗り越えてきた力がある」
その論議の内容は計り知れませんが、日本を代表する人間描写の推理小説家にして、ここまでのこだわりをする。何か日ごろ接している強豪チームの指導者の皆さんにも通じる感じがしてならず、ここに書き残しました。
なるほど!と感じても、書かないと記憶の彼方に行っちゃいますからね~。
「思想は書き残せ!」とは我が教育上の師匠の教えです。
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