出会いから学びへ

自宅の玄関に花を飾るような一面もある井上です。(画像参照)
これをすることで、自分の心を少しでもきれいにしておきたいという行動療法のつもりです。




昨日の辰巳ジャンプの練習には、部員の親せきの叔母様で。昔シアトルに移住したという方が見学に来てくださいました。アメリカのシアトルから日本に来ている理由は、横浜にある海外移住資料館での記念行事に参加するためだそうです。20日にはシアトルにお帰りになるとのこと、ゆっくりお話しできれば良かったのですが、ご予定もいろいろあったようで、練習の途中でお帰りになられました。

私、この「海外移住資料館」という施設があることじたい知りませんでした。これから勉強させていただきます。


練習中でしたので、ほんの2~3分の会話しかできませんでしたが、私の心には強く刻まれた出会いでした。そこでこの記事にアップしたわけです。インターネットの時代には、このようにデジタル情報に残しておくことで再び出会える可能性が高まるからです。シアトルでもこのブログを見ることはできます。部員の叔母様でもあるわけですから、ここに情報を残しておくことで人間的なつながりが継続するにちがいありません。


今年の3月にあった「マインドマップフェロー第3期研修」の時、私は研修生に宿題として出された「ミッションマインドマップ」を、研修生と同苦するために自ら描いてみました。そこには「全世界の人類ために働くんだ!」という自分の潜在意識からのミッションが顕れていました。
地球の裏側の「ブラジル」の方々とも力を合わせて人類のために活動しよう。それができる環境が、組織が自分にはあるじゃないか。そんなことが漠然と顕れていました。


そんな背景があったので、今回、偶然にも“シアトルの叔母様”が辰巳ジャンプの練習に来てくださったことが偶然とは思えなかったのです。「ああ、セレンディピティだな!」と思いました。なので、お話しした話題の中に、
「地球の裏側のブラジルにも日系移民がたくさんいますよね。そういう方々と一緒に教育を作っていくことを私は考えています。」
ということを自然に話していたのです。
ブラジルにはボランティアで「識字教育」を行っている教師組織があるのです。


トニー・ブザン氏によって、マインドマップの教育成果は地球規模に展開しています。しかし、それを教育実践の中で「確かに力のある思考ツール、教育ツールである」と証明するのはブザン氏ではないと私は思っています。それをやるのは世界各国の『教師』です。

願わくば、シアトルの先生方ともブラジルの先生方とも協力をして、人類の諸問題を乗り越えていける人材輩出のために「地球人教育」を創造したいものです。
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神田昌典が解説「全脳思考モデル」クイックバージョンその1

神田昌典が解説「全脳思考モデル」クイックバージョンその1


この「全脳思考モデル」動画の見方、その後の活用・・・授業や学級経営、学校経営、チームビルディングに応用するコツをお教えします。

単なる私の考えですから「な~んだ、そんなことか。」と残念に感じる方も多いかもしれません。少しでも参考になれば良いのですが・・・


神田さんのこの動画シリーズの中で、頻繁に出てくる言葉・・・「顧客」「お客さん」・・・この言葉を「児童」「生徒」「学生」「保護者」「選手」「教職員」という自分自身が仕事上対象としている方々に置き換えて「全脳思考モデル」に当てはめることです。

対象を「児童」にしたならば、子ども達が喜んで満足しているイメージを作るところから思考をスタートさせます。つまりマインドマップのセントラルイメージを描く作業と同じですね。


現在、マインドマップ(R)フェロー2人で学年担任をしている6年生の学年経営方法は、この全脳思考モデルで考えられています。まずはじめに「1年後の卒業式イメージ」から思考をスタートさせているのです。そして1年間のストーリーを考え出し、まるで物語(ドラマ)を演じているかのように学年が前進しています。
関係者すべてがハッピーになれるように。誰一人、マイナス方向に進まないように。サクセスストーリーは展開中です。


あとは皆さんが動画を見ながら、本を読みながら、自ら「ドラマ」を創作してみてください。
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研究主任になった教育実習生

来週の金曜日、新宿区の落合第五小学校で研究発表会があります。
研究テーマは『書きたい!書けたぞ!~意欲が増し、どの子も書ける指導の工夫~』です。

この研究を推進している研究主任のK先生は、私が大田区の教員時代に2年生を担任している時、教育実習生として井上学級に1ヶ月間いた後輩。いやいや研究主任になるまでに成長したのですね!!!

今、私は個人的にも公人的にも、ものすごく忙しいのですが、校長先生から心温かな承認を得まして、K先生の授業を参観するために落合第五小学校に出張する予定です。


この研究テーマ、私が昨年来、取り組んできた「マインドマップ作文構成術」を使えば、いとも簡単にできるわけで、それ以外の指導法との比較検討もできるだろうと思い、足を運ぶことにしました。

K先生には内緒で行って、サプライズを起こそうと思っています。(このブログを見ていたらバレバレですね。)



ところで今年、私の学校に教育実習生として来ていたF先生も教員採用試験に合格することができました。私、F先生の教育実習後、1次試験までの約1ヶ月間、毎日欠かさず「小論文指導」を重ねてきました。また、合格するためのメンタルトレーニングも続けてきました。先日、無事に結果を出してくれてホッとひと安心。
きっと近い将来、○○主任として活躍してくれることでしょう。

若い先生が成長していくのを支援するのもすごく楽しみなんですよ、私。
こういうの、趣味に近いな。
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【フェロー必読書】 8つの鍵  究極の富と幸せの原則

8つの鍵
ロイス・クルーガー
中経出版

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2009年9月に発刊された本です。
著者のロイス・N・クルーガー氏は、『7つの習慣』を著したスティーブン・R・コビー氏と共に活動してきたコンサルタント。親日家でもあり、この『8つの鍵』は、日本人の気質にあった成功法則本になっている。

ここでは8つの鍵を紹介します。

1.法則を見出す
2.信念を決める
3.目標を書き出す
4.人間関係のスキルを身につける
5.計画を実行する
6.結果を推測する
7.富を分かち合う
8.改善し続ける


この本を読んで感じたことは、トニー・ブザンが編み出した「TEFCAS」といいう成功サイクルは、こうした成功法則とマッチしている。相互補完をし合える関係にありそうだということです。ただし私が「TEFCAS」が鋭い成功法則だと感じるところがあります。それは「成功イメージから物事を考えていく」という視点です。

もうひとつ。
「目標を書く」という行動は簡単なようでなかなかできません。特に人間関係が薄く、お互いに刺激し合う関係が生み出せない集団では、強い目標が生まれないのではないかと感じます。しかし、どんな成功法則も「目標を紙に書くのだ!!!」ということを教えてくれます。集団を構成する方々の長所をたくさん見つめて、ポジティブな目標をたくさん考えて紙に書きましょう。

私は600を超える目標を設定していますが、この本を読んだことをきっかけにして、再度目標をチェックし、1000を超える目標設定ができるようにチャレンジしてみます。

ブログ読者の皆さんも、ぜひ一緒に「目標を紙に書く」という簡単なようで難しい課題に取り組んでみませんか?
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東京スカイツリー 2009-10-16

今ではいろんなところからその姿を確認できるようになったスカイツリーです。
JR総武線・錦糸町駅からも見えますし、首都高速を車で走っていても見えます。
真っ白なタワーが青い空に栄えます。

間近で見るとかなり迫力があるんですよ。
それでも完成までこれから3倍の高さにしないとならないわけです。
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平日練習・・・・・「やまなし」の研究もしつつ・・・・・

辰巳ジャンプ、平日練習を久しぶりに行いました。

勤務校が開校記念日だったので、1日休暇を取って、午前中はイノッチ車の法定点検。その間、工場の待合室で井上流集中リーディングで下記の本を読破しました。
増補 宮沢賢治「やまなし」の世界
西郷 竹彦
黎明書房

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すごい本でした。文芸研会長の西郷竹彦先生のすごさを思い知る一冊でした。
4200円と値段もすごい本ですが、読んでみてなるほど4200円するはずだと理解できました。それだけの深みがあります。私の「やまなし観」が一変しました。

宮沢賢治という人は、熱心な法華経の信者なわけです。その法華経の世界観を『やまなし』という作品の中にこめている。この西郷先生の本の中では、仏法の真髄である「空仮中の三諦」や「煩悩即菩提」「娑婆即寂光」「色即是空」「諸法実相」「一念三千」「十界互具」等々の認識論を存分に使って、童話である『やまなし』を分析している凄まじいばかりの挑戦があります。

私が驚いたのは、なんと日蓮仏教の真髄である『御義口伝』の一節である「煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前するなり」という一節まで引いて説明を加えていることでした。この一節は私の学級・学年経営の柱となっている考え方なのです。
研究者というのはどこまでも公平で探求心の塊である。そういうどん欲な研究心を持っていないと本当の教材分析はできないのだと教えられた思いがしています。




その後、体育館へ行って練習。
なんと臨時の平日練習だというのに、1年生の体験入部がありました。
このことから、私の心の中に「辰巳ジャンプは江東区で一番部員の多いクラブになる」という声が聞こえてきました。



ところで、今晩からフジテレビで山崎豊子先生原作のドラマ「不毛地帯」がスタートしました。激動の今の時代は戦後30年の激動期に学ぶ点が多いと思います。私も原作を読んで学んだことがたくさんありました。
原作を読みつつ、ドラマを欠かさず視ることをお勧め致します。
不毛地帯 (1) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社

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神田昌典が解説「全脳思考」創造的問題解決CPSその1

神田昌典が解説「全脳思考」創造的問題解決CPSその1


マインドマップフェローやマインドマップコーチの皆さんの研修用動画をアップします。

実は授業を構成する時にも大いに役立つ考え方です。

全脳思考
神田 昌典
ダイヤモンド社

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本当に学校の「金看板」になってきたと感じた連合運動会

今日は夢の島競技場で区の小学校連合運動会が行われた。区内の多くの教員が役員として朝早くから働いている。この影の支えがあってこそ、たくさん子ども達がスムーズに競技を進めていける。

スポーツチームで公式戦に出ている子どもならば、大会の度に「運営してくれる先生方、指導してくれる先生方、応援してくれる保護者の皆さんがいるから君たちはスポーツができる。感謝の気持ちを忘れてはいけない。」ということを教えてもらえるが、スポーツをしていない子はこうしたことを経験していないので、どうしても実感が湧かないことが多い。

我が学年の子ども達は、どうか「感謝の心」を忘れないでほしい。



さて、今回の記事は子どもの心の宝さがしです。

担任している6年生。行事を積み重ねていくごとに心を清らかに成長してくれます。行事を節目にしながら子ども達の心を育んでいくことは、斎藤喜博先生の学校経営にもあります。行事に向けて日頃の学習もプログラムしていくことで、「行事-学習」の効果的なスパイラルに入れてあげることができます。
行事は行事、授業は授業ではありません。「行事は授業、授業も行事のひとつ」だと思って、私は学年経営をしてきました。

夏休みがあけて50日間、水泳記録会での歴史的成果(12種目中4種目制覇)、日光移動教室での楽しい3日間、そして今日の連合運動会。それぞれに目標を意識して子ども達は進んできました。

最近はインフルエンザの猛威に学校中が見舞われる中で、私は体育が終わって教室にもどった6年生の子ども達がこんなことを話しているのを耳にしました。

「連合運動会にぜったい行きたいから、手洗いとうがいしなくっちゃ!」
「インフルエンザにかかるわけにはいかないよねっ!」

嬉しいじゃありませんか。自己管理をする子ども達の姿。今や安心して何でも任せられる6年生になってきました。


この学年は「最高の卒業式」「去年の卒業式を超える感動の卒業式」をゴールイメージに持って進んでいます。着実にそのゴールに向かって進んでいる手応えを今日も感じた井上でした。
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サーブカットにTEFCASを使う 【ホールブレインバレーボール理論】

昨日、またまた新入部員が入ってくれて、部員増加の流れが再び始まりそうな手応えのある辰巳ジャンプです。子育てに熱心で協力的な保護者の皆さんに支えられて、どんどんチームの勢いが増しています。


今日は第3支部各会場では支部順位決定戦が行われていますが、支部決勝に進めなかった辰巳ジャンプは、同じく支部決勝進出を逃したEチームをお招きして、まるまる1日の練習試合をしました。

今回、試合中の監督業はIコーチにお任せして、私は試合間の練習に力を注ぎました。Iコーチの励ましは私の“ぼやき”よりも子どもには良いと思うからです(笑)

また、初めて主審をした子ども達の指導をず~っとしてくださったNさんを始め保護者の皆さん方にも本当にお世話になりました。



どちらのチームもベストメンバーがそろわない中の練習試合でした。ラリー中にポロポロミスが出て、サーブの打ち合い合戦となってしまいましたが、それでも3年生以下が中心メンバーである辰巳ジャンプにとってはありがたい経験を積ませていただきました。

特にエースのスパイクはかなり安定感が増してきましたし、セッターのトスも打ちやすくなってきましたので、いよいよ「強打を打てるようにすること」と「コースの打ち分け」ができるようになるための次のステップに進むことになります。


さて、今回の記事では「サーブカットをTEFCASで考える」ことにします。

今日あらためて感じたことは、まず始めにはっきりした「成功イメージ」を持っていることがどれだけ大事かということです。サーブカットをする際に、どのようなフォームで受けるのか。正面は? 前後左右は? 正しいフォームでカットできるようにするために、頭の中にイメージを持っていることが必要です。

おすすめなのは、全日本でリベロをしている佐野選手のサーブカットフォームをよ~~~く観察して、「なるほど!こうすれば上手にカットできるのか!」と気づくことが大事です。


成功イメージを持っていれば、必ずそれを試してみたいというモチベーションがあるはずです。「Try-All」のステップに入ります。どんなことでもとにかく試してみる。自分の近くにサーブが飛んできたら、必ず手を出すことになるでしょう。この「Try」はすごく大事で、「やってみよう」という気持ちが弱いとボールから逃げてしまう。そうなると、「Event(事象)」が起こらないので、Tefcasサイクルに乗れなくなって成功の道が途絶えます。ミスをしてもいいのです。「Try」することが大事です。

ボールが手に当たるという「Event(事象)」が起これば、それを「Feedback」することができます。必ず何かを感じるのです。カットにいって何も感じない人など、この世に一人もいません。

「Feedback」で得たものを、今度は「Check(チェック)」します。
うまくいったのはどうしてなのか?ミスしてしまったのは何がいけなかったのか?いずれにしても冷静にチェックする必要があります。プレーヤー自身が分からない場合はコーチがチェックするのもOKでしょう。

最後に「Adjust(修正)」を加えます。
成功に向けて考えられる限りのことを直していきます。もしかしたら同じミスをくり返すことがあるかもしれませんが、それはまた新しい「TEFCAS」なのです。いきなり変身するかのような上達はサーブカットには考えられませんが、ミスの中にも「小さな成功」があるはずです。修正したことで、何かが変わっていればいいのです。
まったく手に当たらなかったのが、なんとか手に当てた。これは成功です。
ライン際のボールを追いかけなかったのが、ラインまでは動けた。これも成功です。

小さな成功から「達成感」を味わうことができれば、脳内にドーパミンが出て、また次の「Success(成功)」に向かっていこうとする働きを脳がしてくれます。

これを「強化学習」と言います。


いかがでしょうか。
サーブカットに「TEFCAS」を当てはめてみました。
我ながら読者の皆さんの参考になることを書けたんじゃないかと、「プチ成功感」を感じられるように自分自身に言い聞かせています。
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ホールブレインバレーボールで次々にサーブ開眼

画像は辰巳桜橋です。

天気が良いので練習の帰りは東雲駅まで散歩してみました。お昼ご飯をちょっと奮発して、シーフードレストラン『ネプチューン』でネプチューン丼を食べちゃいました。


この3連休は普段あまり練習できない辰巳ジャンプのミニ合宿だと思って頑張っている井上です。

最近取り組んできたホールブレインバレーボールの「右脳スイッチサーブ練習」で、辰巳っ子たちはこれまで打てなかったタイプのサーブに開眼しはじめました。


今日などは、3年生のF.Uさんが変化球サーブを打てるようになり、私が驚いています。
「ほらサーブが変化しているよ!」
と伝えても、本人は、
「え?そうなんですか?」
と不思議そうな表情。
本人が自覚しないのに、サーブレベルが急上昇しています。


サーブだけでなく、アンダーやオーバーのパスも成長モード。
3年生のH.Nさんが、5年生のM.Oさんとの対人パスで829回ノーミスしました。


3週間前の東京新聞杯予選の時には「なんとかサーブが入ってくれ」と神だのみのようなバレーボールをしていましたが、今はあの頃の状態とは別人のようです。
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授業の引き出し講座第5回 「スーパー小学生像を創る」

前期後期2学期制の江東区。
9日(金)は前期の最後の日。教員はみんな前期の疲れをいやしたい1日かと思います。しかし、我が職場の若手先生達は熱心に学んでくれました。

【今回の講義内容】
①児童の実態把握のために「コンフォートゾーン」という考え方を活かすこと。
②子どものコンフォートゾーンは周りにいる大人の何気ないひと言で作られていくということ。
③大人は「ドリームキラー」にならないようにするために十分注意すること。
④ドリームキラーではなく「ドリームヘルパー」になろうとすることが大事。
⑤ドリームヘルパーの働きをするために、「育てたい児童像」をはっきりさせること。
⑥すごく高いレベルの小学生イメージを常に持っていること。
⑦そのために「紙に書いてイメージを残しておく」こと。

【今回のワーク】
①自分の考える「スーパー小学生像」を5分間、速射マインドマップでかく。
②時間を5分間と短くしたのは、加速学習的な考え方を利用した。つまり、イメージ作りのワークなので、左脳的なスイッチを切り、右脳的なスイッチを入れようとした。
③考えたことを全員発表して意見交流をする。
④全員でグループマインドマップを作る。


写真画像はぼかしを入れましたので見にくいのですが、思考がどんどん広がって、模造紙1枚ではなりなくなり、4枚をつなげた大きさの見事なマインドマップとなりました。
学校内に掲示しようという話にもなりました。まだ未完成なので、私が仕上げをして強いイメージを持ったマインドマップにし、どこかに掲示しておくつもりです。


12月2日(水)の区小研では、この講座に参加している1年担任、2年担任、そして6年担任の私を加えた3名が研究授業をすることになっています。
研究授業に関して私は、
「研究授業はやった者勝ち!人の授業を見るよりも、自分で引き受けた方が何十倍も力になる。研究授業は大変だとか、授業を成功させようなどという認識は変えなくてはならない。子どもに『積極的になってほしい』と言うならば、まずは担任自ら研究授業を受けるくらいの積極的な模範を示そう!」
ということを口酸っぱく言っていますので、それを証明してくれるような先生達の頑張りを嬉しく思います。

1年生は道徳、2年生は生活、6年生は国語で研究授業を行います。
3つやるから私は「ミニ研究発表会」と受け止めて、楽しくてためになる1日にしていこうと思っています。

皆さん、ぜひ見に来てくださいませ。
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東京スカイツリー 2009-10-09

台風一過の東京スカイツリー。
天気も良く、そびえ立つ姿も迫力が出てきた感じがします。
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「井上の引き出し講座」を開催中

画像は私が教員集団モデルとしてイメージしてきた齋藤喜博先生の学校の写真です。ダルマストーブを囲んで、なんとも温かい雰囲気で談笑しているのがよく分かる1枚です。こういうイメージに向かって、私は進んでいます。


私は今、職場の教員向けに、校長と副校長の承認を得て、「井上の引き出し講座」という授業力向上講座を開催しています。カリキュラムは以下に紹介します。

第1回 「放射思考とは」
第2回 「全脳思考とは」
第3回 「マインドマップをかくための7つのルール」
第4回 「マインドマップワーク・・・3年国語教材を分析する」
第5回 「マインドマップワーク・・・グループマインドマップ」
第6回 「パソコン授業の管理方法」
第7回 「電子黒板の使い方講座」


10月6日現在、第4回まで開催しました。
参加者は毎回増えて、昨日は9名。(自分を入れると10名)

勤務時間を過ぎて5時からの自主勉強会なのに、こんなに多くの皆さんが学んでくれることに感激している私です。


第4回目は3年国語教材「すがたをかえる大豆」の教材分析講座。
演習した内容は以下の通りです。

①速射マップで段落をメモ

②次にそのメモを放射状に配置して、全体像をイメージ化する。

③そして清書のマインドマップとしていく。


井上の教材分析秘術も惜しみなく公開していきました。ここでは企業秘密、明かしません(笑) これを学べるのは、私の職場にいる先生方の特権です。



ワークが終わって、それぞれの教材分析マインドマップを見せ合いながらおしゃべりをしているだけで、けっこう重要な指導ポイントや材料が出てきました。

「実際の大豆や枝豆を用意した方がいいよ。」
「文章を読んだ印象を絵に描かせて見せ合わせるだけで、活発な意見交換が起こるんじゃないかな。」
「私たちが今やっている、この意見交換と同じようなことが、子ども達にも起こるに違いないよ。」
「この文章を読んで、初めて知ったこともあって、面白い教材だね。」
「今日は初めてマインドマップを上手く描けたんです。その訳は・・・・・・」
と、このように話せど尽きぬ楽しい授業研究おしゃべりが続きました。

(ん?これは!!この空気はっ!!!)

と感動が井上の背筋を走りました。

これはまさに、あの齋藤喜博校長先生が職員室でやっていた授業向上への「おしゃべりの輪」と同じ光景ではないか!!!素晴らしい光景だなぁ。みんなで楽しく勉強できるって、幸せなことなんだなぁ。

期せずして起こった、この「学びの輪」に、かなり大きな未来ビジョンを見ることができた井上なのでした。
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ホールブレインバレーボール理論 「アファメーションで潜在意識に刷り込む」

辰巳ジャンプは最近の1年間で部員が急増しました。12名いる部員のうち10名はこの1年以内に入部してくれた子ども達です。そして私の中にあるイメージによると、部員はまだまだ増えていきます。

いったい何をしたのでしょうか???

実は2年半前、私は現任校に異動し、「辰巳ジャンプももう終わりかな。」と感じていました。さらに1年半前には、「もう辰巳ジャンプを解散して、バレーボール指導者から引退するべきかな・・・」ともまで思っていました。

この潜在意識がチームをボロボロにしていたのです。

昨年の11月、私は自分自身に対して、「アファメーション」という手法を試みました。辰巳ジャンプというチームの将来像(ビジョン)を明らかにし、私自身の潜在意識にある「あきらめの心」に終止符を打ったのです。

そして出てきたのが、こんなアファメーションです。
「辰巳ジャンプは必ず復活を遂げる。2009年5月、部員が20人を超え、体育館には子ども達の声が鳴り響いている。2010年1月、部員が30人を超え、各学年で1チーム作ることのできるチームである。」

大切なことは、現在形の強い言葉で肯定的な宣言をし、それを紙に書いておくことです。宣言を毎日読むことで潜在意識にイメージを定着させていきます。

さらにこのブログ内でも何回もアファメーション文を載せるようにしてきました。

辰巳ジャンプは組織体ですから、私が「辰巳ジャンプの復活」を宣言すれば、チーム全体がその方角に自動操縦されます。


「アファメーション」というのは、本当に力強く自らを高めてくれる手段です。

今回の記事で私が何気なく書いていること、「ユングの心理学」や「アドラー心理学」にも通じる面がありますので、ぜひ研究してみてくださいませ。
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【フェロー必読書】 たまたま-日常に潜む偶然を科学する

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
レナード・ムロディナウ
ダイヤモンド社

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マインドマップの活動の中で、「“直感”とは、過去の経験や知識、刺激、潜在意識に収められているあらゆるものを脳が総動員してはじき出した答えである。」という考え方があります。

実はこの本はその正反対を行きます。

私たちの取り組んでいる活動をですね、一方向から独善的に見ていたら、セクト的な活動になりかねません。そこで両方向から、または前後左右から検証を試みる。それがフェローの役割ではないかとも思うわけです。

たまには真逆の立場の本を手にするのも良いのではないでしょうか。

けっこう面白いですよ。

この本で私は、読み始めてすぐに「平均回帰」という考え方が印象に残りました。
この「平均回帰」の考え方はバレーボール指導や学校の生活指導にも、とっても役に立ちます。


皆さん、読んでみませんか。
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