ホールブレインバレーボール理論 「アファメーションで潜在意識に刷り込む」

辰巳ジャンプは最近の1年間で部員が急増しました。12名いる部員のうち10名はこの1年以内に入部してくれた子ども達です。そして私の中にあるイメージによると、部員はまだまだ増えていきます。

いったい何をしたのでしょうか???

実は2年半前、私は現任校に異動し、「辰巳ジャンプももう終わりかな。」と感じていました。さらに1年半前には、「もう辰巳ジャンプを解散して、バレーボール指導者から引退するべきかな・・・」ともまで思っていました。

この潜在意識がチームをボロボロにしていたのです。

昨年の11月、私は自分自身に対して、「アファメーション」という手法を試みました。辰巳ジャンプというチームの将来像(ビジョン)を明らかにし、私自身の潜在意識にある「あきらめの心」に終止符を打ったのです。

そして出てきたのが、こんなアファメーションです。
「辰巳ジャンプは必ず復活を遂げる。2009年5月、部員が20人を超え、体育館には子ども達の声が鳴り響いている。2010年1月、部員が30人を超え、各学年で1チーム作ることのできるチームである。」

大切なことは、現在形の強い言葉で肯定的な宣言をし、それを紙に書いておくことです。宣言を毎日読むことで潜在意識にイメージを定着させていきます。

さらにこのブログ内でも何回もアファメーション文を載せるようにしてきました。

辰巳ジャンプは組織体ですから、私が「辰巳ジャンプの復活」を宣言すれば、チーム全体がその方角に自動操縦されます。


「アファメーション」というのは、本当に力強く自らを高めてくれる手段です。

今回の記事で私が何気なく書いていること、「ユングの心理学」や「アドラー心理学」にも通じる面がありますので、ぜひ研究してみてくださいませ。
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【フェロー必読書】 たまたま-日常に潜む偶然を科学する

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
レナード・ムロディナウ
ダイヤモンド社

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マインドマップの活動の中で、「“直感”とは、過去の経験や知識、刺激、潜在意識に収められているあらゆるものを脳が総動員してはじき出した答えである。」という考え方があります。

実はこの本はその正反対を行きます。

私たちの取り組んでいる活動をですね、一方向から独善的に見ていたら、セクト的な活動になりかねません。そこで両方向から、または前後左右から検証を試みる。それがフェローの役割ではないかとも思うわけです。

たまには真逆の立場の本を手にするのも良いのではないでしょうか。

けっこう面白いですよ。

この本で私は、読み始めてすぐに「平均回帰」という考え方が印象に残りました。
この「平均回帰」の考え方はバレーボール指導や学校の生活指導にも、とっても役に立ちます。


皆さん、読んでみませんか。
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