上毛電鉄のイベント走行は、これまで訪れた経験から言っていつも午前10時・大胡発中央前橋行きから始まりますが、だいたい開始1時間前にあたる9時頃に大胡を訪れますと、既にパンタを上げたデハ101が出番直前の表情を見せてくれるという美味しいひとときが待っています。前に訪れたときは、駅舎と西桐生側踏切の間にある側線でデハ101がパンタを上げた状態で停車しており、踏切周辺から形式写真を撮り放題でした (^^)。そして今回も……まだイベントが正式に始まっているというわけではないのに、上毛電鉄側の粋な計らいによって訪問者はさっそく車庫の中に入ることが出来ました。そこで、連結運転時は隠れてしまった前パン側 (with貫通路) を中心に、あれこれと角度を変えて撮影を大いに楽しんでしまいました (^o^)。
この時点での訪問客は、何と上泉駅でご一緒していたKaz-Tさんを含めて僅か10数人ほど! 十分に余裕のあるスペースを生かして、何とも贅沢極まりないプチ撮影会となったのでした……!
その後、9時20~30分頃だったでしょうか、いよいよ710+720形編成と連結するための入換作業が始まり、ゆっくりと庫内を動く姿をうまくとらえることが出来ました (*^^*)。そして、数人の係員の方々が見守る中で連結作業が完了! 奇跡の連結の本番が始まる瞬間を見届けたのでした (^^)。
なお、先日の記事では「総括制御」と記しましたが、その後あれこれネット散歩してみたところ、やはり大幅な改造を加えない限りこれだけ違いがある車両どうしの総括制御は不可能のようで (琴電はカルダン駆動車を含む全車が旧型車のHL制御とブレーキ方式に合わせてあるようです)、何と昔の総括制御不可ディーゼルカーよろしく協調運転によって走らせたとのこと! しまった……デハ710側に運転士が乗っているかどうかチェックするのを忘れていました (^^;